クニの部屋 -北武蔵の風土記-

郷土作家の歴史ハックツ部屋。

羽生の“古代”を見に行きませんか?

2016年02月01日 | 考古の部屋
1月30日(土)~3月6日(日)にかけて、
「永明寺古墳とその時代―武蔵国村君の大古墳―」が開催されている。
会場は羽生市立郷土資料館。
羽生市村君にある永明寺古墳が県指定史跡になったのを記念しての展示だ。
同古墳から出土した埴輪や武具などが展示されている。

なお、羽生市内の遺跡から出土した遺物もあわせて見ることができる。
現在の羽生西中学校にあたる“大道遺跡”や、
羽生市上新郷の“横塚遺跡”
同市小松の“小松埋没古墳”から発見された遺物や、
同市尾崎から出土した人物埴輪など、
羽生の古代を知ることのできる展示内容となっている。

羽生に歴史なんてあるの? と思っていた人は驚くかもしれない。
羽生も、他市に引けをとらないほど豊かな歴史を持っている。
展示された遺物はそのことを雄弁に物語ってくれるだろう。
この機会に目にしておきたい。

ちなみに、永明寺古墳以外に羽生にどんな古墳があるのか、興味のある方は、参考までに
拙著『羽生行田加須 歴史周訪ヒストリア』(まつやま書房)を見てほしい。

<永明寺古墳とその時代―武蔵国村君の大古墳―>
期間:平成28年1月30日(土)~3月6日(日)
会場:羽生市立図書館・郷土資料館展示室
開館時間:午前9時~午後5時
休館日:毎週火曜日・2月25日(木)
※2月7日(日)・28日(日)午後2時から展示解説を実施予定。

羽生市立図書館・郷土資料館ホームページ
http://www.lib.city.hanyu.saitama.jp/museum/moyoosimono.html
コメント (2)
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