RUNNING BEAR Ⅱ

くまこの日記です。コメントは承認制とさせていただきます。

種目別関東ローカル。

2014-07-25 20:58:12 | 全日本種目別選手権
種目別の地上波は、関東ローカルのみでした。
ありがたいことに、見ることが出来ました。
演技は、それぞれの種目の上位3~4人のOAでしたが、それぞれの種目で注目選手のインタビューが入っていました。

ゆかは白井君。あん馬は亀山さん。つり輪がやまむ。跳馬は齋藤くん、平行棒佑典君、鉄棒植松さんです。

結果的にはこの中で3人は代表入りを果たしましたが、残る3人は残念な結果になりました。

しかし、このインタビューを見ると、選手たちのその種目に掛ける想いがすごく伝わってきて、それを残しておきたいと思い、ちょっと書きたいと思います。

あ、航平君のインタビューは、BSと一緒です(^^)。

白井君


「種目別に僕出ても、勝てないと思うんで。」


「捻りがとりあえずすごいんで。」

いきなり去年の航平君(^^)。


「あの内村航平が脱帽するスーパー高校生、白井健三。」



「今年はみんなが注目してくれて、その中で16点を取らなくてはいけないというのは、すごい難しいことだと思うんですけど、自分の演技を出し切って、16点で満足せずに、もっと上を狙っていけるようにしたいなと思います。」

☆おまけ。


谷川君。
高校生の中で、私の一押し(^^)。


亀山君



「え?マジで?俺1番なの?みたいな感じでしたね。はい。
大きな舞台で闘うという、日の丸を背負う、責任とか感じながらの試合だったので、選手として一回り大きくなれる、成長できる試合だったんじゃないかなと思います。」

「自分自身は、金メダル獲ったとしても過去のことだし、オリンピックで金メダルを獲ることを目標にしてるので。
今回の試合は、日本チャンピオンにまずなって、派遣標準点を超えて、気持ちよく世界に行きたいという感じですかね。」



やまむ



「前回の五輪で、自分自身、納得できない形で終わってるので。
オリンピックの良くなかった部分は、オリンピックでしか返せないなと思うので、そこは絶対に出たいことろですね。」

「1年1年、代表にい続けるということがやっぱり次のオリンピックにつながることかなと思うので、しっかりと代表になっておきたいなと思います。」


やまむは、いつも代表にいると、そう思っていました。
当たり前のように航平君の横にいてくれると。
今年はやまむはいないんだ。
やまむは補欠になってますよね。
試合もずっと帯同してくれるのかなあ~。して欲しいなあ~。




あ!航平君(*^-^*)。
BSのレポをした時と同じですが、ついつい貼っちゃいました



齊藤くん

「徳洲会体操クラブのエース、齊藤優佑。」



「大学時代、齊藤の前にはいつも同級生の内村航平がいた。」



「やっぱ航平が同期で一緒に練習やっていて、ぐんぐん伸びてくんですよ。」



「置いていかれてついて行けなくて、俺には無理だって投げてたんです。」



「同級生は天才。目の当たりにした実力差。齊藤は自分を変えるために、名門の扉を叩いた。」

「ずっと逃げてきたので。」



「航平に置いていかれてる自分が恥ずかしい。
頑張ってる姿を人に見せたくなかった。それが逆にダサいな、みたいな。」




「一緒にチームとして、試合に出たいという気持ちがもうずっとあるので、一緒にメダルもって帰ってきたいです。」

理恵ちゃんリポート。

「齊藤選手は大学時代、内村航平選手、山室光史選手が同年代で、2人の存在が非常に大きかったと。また、二人を超すためにはどういう風にしたらいいのかとずっと悩んだ学生時代でした。
しかし、徳洲会に行き、先ほど米田先生が言ってたんですが、代表に入る大切さ、日の丸の大切さ、また、練習に対しての姿勢というのがだんだん変わったという風におっしゃっていました。」


理恵ちゃんの「米田先生」が、ツボ(^^)。



見守る航平君。



1本目ヨー2。
大きく1歩後ろに行きますが、いつもの大変雄大な跳躍。
2本目に望みをつなぎます。

2本目ロペス。
大きく体がはじかれて、倒れこむような着地になります。
あの倒れ方が、齊藤君の気持ちの大きさを表しているようで、とても切なくなりました。
ほんの一瞬で終わってしまった齊藤くんの挑戦。

大学時代はついて行けなくて、がむしゃらになることもなんだか出来なくて、きっと卒業してから、航平君と一緒に戦ったその毎日がどれだけ貴重なものだったか、身に染みたんだろうな~。
社会人になって、もう一度航平君と同じチームで、という想いで、必死に頑張って、今年のN杯は航平君と同じ組で回りましたよね(^^)。

N杯の跳馬の後で見せた楽しそうなヨー2談議。
確実に航平君と闘える力をつけてきて、本当に代表に入りたかったに違いない。

今年はアジア大会の代表ですね。
チームとしては航平君と一緒じゃなかったけど、日の丸を背負うことは同じ。
日体大の後輩たちを率いる試合は、きっと齊藤君をまた一つ大きくしてくれるよね。
そして、来年こそは。


佑典君



「棒下マクーツって呼んでるんですけど、名前はついてない新技。」

「棒下マクーツ」。マクーツというE難度の技を、バーの下から体を振り上げて行うG難度の大技。



「世界大会で成功すれば、『タナカユウスケ』が技の名前になる可能性がある。」



「厳しいところなんですけど、確実にいけば超えれるんじゃないかと思ってます。」

植松さん。



「毎日、鉄棒にすべてを懸けて今は練習しています。」

「鉄棒で、派遣標準得点をしっかり突破して、世界選手権の代表に入ることが目標です。」


昨年は、3連続を回避して、派遣得点に届かなかったですね。
今年は挑戦してきましたが、惜しくも落下でした。
やっぱり、相当に難しい技なんですよね。
それを毎回やってしまうゾンダーさんのすごさ(^^)。

世界の大会で、日本が誇る鉄棒のスペシャリスト植松さんの鉄棒がいつかは披露されることを心から願います。

こうやって、代表には入れなかった選手たちの想いを聞くのは、本当に切ない。
来年こそは!って思うけど、若い人たちがどんどん出てきて、更に厳しい代表争いになりますね。
五輪が近づけば近づくほど、選手たちの想いは大きくなって、切なさも大きくなりますね。




応援してる時はみんなの陰に隠れて小さくなっていたのに、こういう場に来ると急に貫録が出ますね、航平君
このジャージ、見慣れてきました(*^-^*)。
カッコいいです




6 コメント

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Unknown (ムー)
2014-07-26 08:09:25
私も、ありがたく見ることができました(感謝!^^)。
こんなに代表に入りたい!と思ってる選手の半分は入れない...切ないですよね。賭けてる気持ちが沁みてくるだけに、本当につらいです。

私は斎藤選手に今回ほど思い入れを持って試合を見たことがなかったので、航平くんとの大学の2ショットは鮮烈でした。航平くんが目に見えるような凄いスピードで進化してた時代。キラッキラしてますもん。(もちろん今もそうだけど弾け方が違う感じがします。)そんな選手と、1番将来を考える時期に一緒に4年間を過ごすことはある意味、きつかったかもしれないなって、斎藤選手のコメントを聞いて思いました。その時は航平くんが特別な選手だとわかっていても、ここまで突き抜けてるってことはわからなかったと思うので。社会人になって、米田先生(^^)に出会って、日の丸の重みと共に航平くんの違う凄さが改めててわかったのかもしれない。だから、また一緒に同じチームで今度は日の丸をつけて、メダルを獲りたいと心から思ったんだろうな...あ~、切ないです。。(9時間だもん。。)

種目別が終わった瞬間から、また次の1年が始まるんですね。くまこさんが言われるようにオリンピックが近付くにつれて切なさが増しますね。だから航平くんは、「目標は?」と聞かれると「代表に入ることが目標です。」と静かにいつも語るんだろうなぁ。

そんなみんなを見守る航平くんの目が優しい。その航平くんを見つめる青山くんの目がまた航平愛にあふれてます(^^)。

最後の写真、オーラが出てます(*^。^*)。紺の少し高めの襟が、やっぱり似合ってる(^^)v。これにタンマがついて、少しヨレっとしてきたら...もう、最強になってくるに違いないですよね

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ムーさん♪ (くまこ)
2014-07-26 16:31:04
このインタビューはとっても良かったので、こういうのをなぜ全国放送してくれないかなあ~と思いましたが。
全国に体操ファンはいるのにね。

そして、なぜか齊藤選手のところだけ、すごく長くて(^^)。
懐かしい航平君の映像も一緒に流れて、とても嬉しかったんですが・・・とても切なかった。
世界チャンピオンと一緒のチームで闘うということは、とても誇らしくもあり、またある意味残酷でもあるかもしれないですね。
大学の4年間の成長は、航平君自身もすごかったと実感してるんだろうなと、若い大学生を脅威だというたびにそう思います。みんなが自分と同じだけ成長したらこれはすごいことだぞと。

どの選手も、いろいろな思いを抱えて、自分を追い込んで練習しています。
それがやはり、ベテランになればなるほど、思いは強くなり、切なさが増しますね。
「9時間飲んだ」って・・・。こういう話弱いんです~私。
テレビ画面に目はやっているけれど、ただ画面に目を向けてるだけでふと気づくとその番組が終わっていた体操すわりの男の話とかね(笑)。
ロンドンの前、ちょっと下世話なネタが多い週刊誌が航平君のことを「引きこもり」と報道していたのを思い出しました。関係者の話によると(誰やねん!)、練習の日以外は1歩も外に出ることなく、引きこもりのような状態らしいってね。
そういうの読むと、もう、胸が掴まれたように苦しくなります(笑)。
でも、そんなことは全く表面に出さず、いつも涼しい顔で静かに語る航平君にやっぱり思いっきり胸キュンです。
あ、いつの間にか航平君の話になっちゃった(^-^;

今年のジャージ。
そっか!
まだ新品だから、しっくりこないんだ(^^)。
闘いの証のタンマが付いたときには、やっぱり天下無敵になるかな
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Unknown (atsuko)
2014-07-26 23:13:30
くまこさん、こんばんは~。
毎日熱帯夜ですね。食欲だけはなくならないのですが(笑)あと丸々2ヵ月は我慢ですね。そこを乗り切ればあと少しで世界体操!うーん、そう考えると暑さも耐えられるかな?

種目別関東ローカル、しっかり録画しましたよ。試合から帰って、すぐに主要な所は見ましたが、じっくり見たのは翌日。試合の時はやまむが選ばれなかった事が残念で、でも佑典くんが選ばれた事が嬉しくて、植松さんが落下した事が切なくて、斉藤選手は名前は知っていましたが、1班に入ったのは初めてだと思っていたので、どこまで航平くんに近づくか興味がありました。
録画をみて、航平くんと同期で日体大だった事やどんな気持ちで一緒に練習していたかを初めてしり、切なくなりました。一緒にスタートして自分も頑張っているのに、どんどん置いていかれる気持ち・・・。悔しいですよね。斉藤くんから見るとやっぱり航平くんは天才だったんですね。もちろん、努力の天才なんだけど・・・。
1度諦めて、又思い直して頑張って、あの素晴らしいヨー2の演技になったんですね!航平くんとの楽しそうな語らいは斉藤くんがとても誇らしげに見えました!
いいですよね~。
結果は残念でしたけど、素晴らしい演技でした。

やまむ、植松さん、佑典くんも種目別にかける思いが凄くつたわるインタビューでしたよね。
勝負の世界は本当に厳しいし、つらいですよね。
容赦ない。
なんだか、航平くんがとっても愛おしく思えてなりません。前はしんどいなんて聞いたことなかったけど、最近は自然にでてきますよね。ロンドンオリンピックの後、結婚してから、自分の気持ちに素直になったんでしょうか。もっともっと、航平くんの事応援したくなりました~。
なんか、まとまらなくなって済みません
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atsukoさん♪ (くまこ)
2014-07-27 07:17:46
atsukoさん、おはようございます(^^)。
今日も暑くなりそう、外は蝉の声がにぎやかです。
航平君達も頑張っていると思うので、わたしたちもガンバ!ですね(^^)。

齊藤君は私も今回の試合で始めて注目したかもしれないです。
もちろんお名前は知っていましたし、跳馬のスペシャリストということも知っていましたが。日体大に入ってくる選手って、高校までとても秀でた才能が顕著だった人たちだと思うんですよね。そんな人たちが、更に天才的な航平君を見て、ちょっと挫折を味わうってなんだかわかる気がします。
齊藤君の場合、航平君と離れたことで、自分を見つめ直すことができて、結果、航平君に近づくことができたかもしれないですね。そこには、米田先生の力が大きかったんだと私は勝手に思ってますが(笑)。
大学時代の航平君の周りは、「こいつには追いつけないや」というムードがもしかしたら結構あったのかもしれないですね。
だからこそ畠田監督は航平君を主将にしたのかな。
そんな中、やはりやまむの存在は航平君の癒しだったろうな~。
いつもそばにいてくれましたもんね。
航平君が団体の優勝にこだわったのも、やはり、みんなとの一体感を心の底から求めていたからかもしれないです。
う~ん。
孤高だな~(笑)。
そんなところが、ハート鷲掴みです(^^)。
航平君と齊藤君のヨー2談議、ほんと楽しそうでした。齊藤君も航平君も。
航平君が目指す「雄大なヨー2」は、齊藤君がイメージかもしれないですね。
大学時代は距離を感じた同級生が、自分の点を抜いてきて、技についてあれこれ語ることができる、航平君にとっては幸せな瞬間だったかもしれません。
そんな瞬間を、世選でも持ってほしかったから、齊藤君、やまむは代表入りして欲しかったですけど。
でも、佑典くんも入って欲しかったし、やっぱり6人では足りませんね(笑)。

ロンドン後、航平君は少しづつ変わりましたよね。
結婚してパパになったことも大きかったと思います。
そして、さらに魅力的になりました(^^)。
もっともっと、応援していきたいです!私も!!
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Unknown (なつきママ)
2014-07-27 14:06:46
じっくり、見ることができました(^_^)

頭では理解していても、気持ちの面で、あ~この人も、あの人も出場させてあげたいと、
どのスポーツも代表選出の時は切なくなります。
実力の世界。結果が求められる世界だけど、
毎回、複雑な思いが交錯してしまいます。
一年一年の積み重ねが、オリンピックに繋がっていくわけで、、皆、世界選手権だけでなく、その先を見つめている。
リオまで、あと2年なんですね~。
なんだか凄く早く感じます。

大学生の航平くん、、素敵(^ν^)
なんやかんやと航平くんの写真をだしてきてくれて嬉しいです。
新しいジャージも、着こなしてますね~
やっぱ貫禄が違う!
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なつきママさん♪ (くまこ)
2014-07-27 16:57:57
いつも思うことですが、代表選考会って本当に切ないですね。
いつも全力で応援するのは航平君ひとりですが、他の選手もみなさん頑張ってることを知ってるし、代表入りへの思いも強いことを知ってるから、みんなの願いをかなえてあげたくなります。
代表を逃した選手は、また来年に向けて気持ちを切り替えるんでしょうけど、1年の想いをそう簡単には切り替えられないですよね。
「あんなに頑張ったのにどこがダメだったんだろう」って、私ならしばらくは考えちゃって、次に進めないです。
そんな選手たちの想いも背負って、代表選手たちは頑張らなくてはいけないわけですね。

齊藤君のインタビューは、航平君の懐かしい映像が沢山使われていて、すごく嬉しかったです(^^)。
航平君はあまり印象は変わらないけど、齊藤君は社会人らしい貫録がありますね(^^)。
髪型のせいかな。
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