RUNNING BEAR Ⅱ

くまこの日記です。コメントは承認制とさせていただきます。

加藤先生最終講義。

2017-02-08 22:03:54 | 航平君
五輪金8個体操の加藤沢男氏が最終講義「敵は自分」こちら

1968年メキシコ、72年ミュンヘン、76年モントリオールの五輪3大会の体操男子で日本最多の金メダル8個を獲得した白鴎大教授の加藤沢男氏(70)の最終講義が7日、栃木県小山市の同大で行われ、一般ファンを含めた約300人が聴講した。五輪での活躍をまとめた映像が流れた後、体操との「出会い」をテーマに自らの競技生活、その後の研究者、指導者としての歩みを約1時間、静かな口調で語った。

2012年ロンドン、16年リオデジャネイロ両五輪で男子個人総合を2連覇した内村航平選手にかつて「世界一になるやつは世界一練習している」とアドバイスしたことについて聞かれると「そんなこと言ったかな」と笑わせた。

大舞台で力を発揮するにはとの質問には「練習で(課題を)つぶしていくしかない。敵は自分なんです」と工夫を重ねて技を磨き上げ、勝負強さを培ったことを明かした。今後は時間をかけ、技の感覚を易しい言葉で表現した運動学の著作をまとめるという。


加藤先生としては、航平君にアドバイスを送ったという感覚はないのかもしれないですよね。
何気なく語った一言が、航平君の心に響いた。
そして、それ、頂きました!ということになったわけで。
個人総合2連覇という大偉業を成し遂げた航平君と加藤先生。やはり、共通点がいっぱいです(#^.^#)。

そして、本日の地元紙の加藤先生の連載記事。





オリンピック個人総合3連覇を目指していく時期の加藤先生。ちょうど今、これからの航平君ですね。
加藤先生は迷いながら、3連覇に向かっていったようです。
航平君は、迷いがないですね。これも、「東京」であるが所以。

でもね、東京だから、これは目指さなきゃいけないと思った、って航平君は言うけれど、今の航平君を見ていると、東京でなくても、また五輪を目指していたかもしれないなあ~って、この前ふと思いました。
確かにリオで、その時の自分のすべてを出し切って、もう、何も出てこないところまでやりきって、結果もついてきて、満足で終わったけれど、でも、航平君の引き出しはまだ使い切っていない。
それを使い切らずに、果たして航平君は体操をやめてしまっていただろうか、って思うんですよね~。
ま、東京五輪で決まってるんだから、そこは変な詮索をする必要はないんですけどね(#^.^#)。