くまドン旅日記

写真が趣味です。自然の風景、旅行、歴史に興味を持って撮影を続けています。

旅日記005 蒜山高原と大山の風景(5) 大山からの夕景

2014年07月10日 07時55分36秒 | 旅日記
こんにちわ、「くまドン」です。

 今回は、4月の鳥取県・大山(だいせん)からの風景の続きです。大山の西側に雲がかかっていたので、撮影ができず、予定より早めに大山西北にある大山寺(だいせんじ)に着いてしまいました。
 ここに架かる橋からは、大山の北壁が良く見えます。

 川沿いの木々も芽ぶきの季節を迎え、残雪が残る中、緑の模様がきれいに散りばめられています。

 ただし、少し上の方を見ると、まだまだ春は早いようですね。

 大山の北壁は南壁に劣らず、険しい様相を見せています。この時間になると大山西側にあった雲も見えなくなり、青空が広がり始めてきました。

 到着しても夕方まで時間があったので、すぐに大山寺に向かったのですが、ブログ作る時間が足りませんので、時間が前後しますが、先に大山寺付近から見た夕景の写真を入れます。
 夕方になり、橋から山陰海岸(さんいんかいがん)と日本海(にほんかい)が見えるのですが、4月の春霞み(はるがすみ)で、ほとんど霞んでいます。

 竹田城(たけだじょう、兵庫県)や山陰方面で、見事な写真を撮影しているkainaka-2様のブログで、透明度の良い時の春の写真を見せていただきましたが、島根県の半島や宍道湖・中海までクリアな写真でした。「くまドン」も撮影してみたいと思う写真でした。
 大山も後ろからの夕日を背に浴びています。
(絵画調)


 とはいえ、天候は変えられませんので、なんとか撮影を試みました。大分、夕日が傾いてきましたので、弓ヶ浜(ゆみがはま、鳥取県・米子市)の海岸の所だけを、フレーミング(レンズを使用して画面の切取り)してみました。

 確かに、「弓ヶ浜」の名前の通り、きれいに弓なりに曲がっている海岸です。
 さらに、撮影場所を移動して、中海(なかうみ)や宍道湖(しんじこ)を撮影できるポイントを見つけました。

 超望遠でフレーミングしましたが、春霞みで、これがやっとでした。

 次回は、大山寺の話になります。

 初回のブログは、以下の通りです。(ブログ右欄のカテゴリアーカイブで「旅日記」をクリックすると、一覧が表示され、一覧の先頭(一番下)にあるので、これをクリックしてもブログが開きます。)
 「旅日記001 蒜山高原と大山の風景(1) 鬼女台から見た大山」
 「旅日記002 蒜山高原と大山の風景(2) 茅部神社の桜並木」
 「旅日記003 蒜山高原と大山の風景(3) 蒜山高原の自然」
 「旅日記004 蒜山高原と大山の風景(4) 大山南壁」
 (ブログ左欄の「カテゴリーアーカイブ」の「旅日記」をクリックしても、先頭(一番下)に過去ブログ一覧が表示されます。これをクリックしても、見る事可能です。)

 今回は、これで終了とさせていただきます。
 くまドンのブログに訪問していただき、ありがとうございます。
 
 次回の旅日記は、大山寺の話になりますが、7月前半のほとんどが不在だったので、7月後半に作成することになるので、間が空く事になります。東京は7月がお盆で、昨年・平成25年に名所江戸百景で話した写真を入れたブログを作りましたので、次回のブログは「洗足池の灯篭流し」を間に入れさせていただきます。
 それから、申し訳ございませんが、しばらく、コメントの記入は不可にしていますので、ご了承ください。

 日本プログ村に参加しています。良ければ、「ポチッ」応援お願いします。(携帯からは無効ですので、不要です。)
にほんブログ村 写真ブログ 風景写真へ


旅日記004 蒜山高原と大山の風景(4) 大山南壁

2014年07月07日 07時55分48秒 | 旅日記
こんにちわ、「くまドン」です。

 今回は、4月の岡山県・蒜山高原(ひるぜんこうげん)の続きです。鬼女台(きめんだい)から朝の大山(だいせん)を撮影しようとしましたが、この時期の日の出は早く、30分程寝坊(ねぼう)しました。さらに、鬼女台の場所だけ雲がかかり、朝の撮影は不可能となりました。鬼女台から、その先にある鏡ヶ成スキー場へ向かうとすぐに雲を抜けて、後方に霧のような雲がかかる鬼女台方向を望めました。この道路は鳥取県と岡山県の県境にあたります。
(絵画調)

 標高900m近くある鬼面台付近は春も浅く、山の斜面に雪は残り、落葉樹は冬芽の硬いままです。今はもう7月ですので、青々とした新緑の景色が広がっているのでしょうが。雲の境目ですから、右には雲が薄くかかっています。

 しばらく、道を行くと、大山(だいせん)が姿を見せました。
 朝から薄雲が広がってしまいましたので、平凡な写真なのが残念ですが・・・・

 続いて、鏡ヶ成スキー場(鳥取県)に向かいます。大山付近は、西日本では有数の豪雪地で、スキー客でにぎわいます。今年・平成26年は雪が多かったらしく、4月9日まで営業していたそうです。
 4月下旬に撮影した写真ですが、結構、雪が残っています。後方に見える山は、鳥ヶ山(標高1,448m)です。

 旅行に行く前に、大山周遊道路の交通情報を調べた時には、鬼女台からスキー場までの道路は冬季閉鎖中の表示だったのですが、前日に解除されたとの事で、通行可能でした。GW頃でも雪遊びはできそうですね。
 とりあえず、何かを撮影できて助かりました。大山の東側道路は、まだまだ冬季閉鎖中でした。

 今一つ天気に恵まれませんが、蒜山高原に戻り朝食を済ませて、蒜山高原を後にします。
 再び、鬼女台に着くと、朝の霧(雲)は無くなり、はっきりとした鳥ヶ山(標高1,448m)の山容が見えていました。

 上の写真の山の麓(ふもと)をスキー場(写真右)から大山を西(写真左)に回り込む道路を進みます。
 ここから先は、鳥取県側の写真です。
 この道は、スキー客用に除雪はされていますが、スキー場付近の両側の山の雪は深いです。

 それでも、ブナやミズナラの幹の周りの雪は溶け丸く穴が空いています。

 「ブナの根開き」と呼ばれる現象で、幹の温度が周辺より高くなり同心円状に雪が溶けて行きます。春が訪れ、樹が生きている証拠なのです。
 ほとんど直線的な道路を進むと、標高も下がってきます。下からからの道路の分岐点まで行くと、道端の雪も少なくなり、畑がありました!

 この付近でも、かなり標高があるのですが、すでに作物を育てる準備が整っています。

 さらに、大山の周遊道路を進んでいくと、大山南壁が良く見える場所が数カ所あります。
 大山は、いくつかの峰からなり、最高峰は剣ヶ峰(標高1,729m)の山で百名山の一つとしても知られています。

 天気も曇りで、大山の西(左)側に雲がかかっているため、大山の右側と手前の桜を入れてみました。
 (葉桜になりかていますが・・・・・・・)

 鍵掛峠(かぎかけとうげ、標高912m、駐車場あり)は、大山南壁の絶好の撮影ポイントです。
 峠には、絵の同好会らしき団体さんがいて、鍵掛峠からの大山南壁の姿を思い思いの色で染めていました。
 人それぞれの色が全く異なり、見ていて不思議でした。心の目で見ると、随分と違うものです。
(絵画調)

 大山(だいせん)は伯耆富士(ほうきふじ)の異名があるように、見る方向によっては、富士山と似たような山容になります。しかし、大山の北壁・南壁と呼ばれる南北からの眺めは、はるか昔に溶岩ドームが崩落した壁が並ぶ荒々しいアルペン的様相を見せます。


 道端に赤い祠(ほこら)がありました。冬は完全に雪に埋もれているような気がします・・・・

 春も近いので、かなり雪は溶けていましたが、山の斜面は雪に覆われ、樹々は春の訪れを静かに待っていました。
(絵画調)

 さらに大山の西側は山に雲がかかっていたので、大山も見えず、霧がかかる場所もありました。大山の西側からの大山の風景も有名なのですが、残念ながら、今回は撮影を不可能ということで、ショートカットしました。
 次回は、大山北西側の大山寺(だいせんじ)付近に進みます。

 初回のブログは、以下の通りです。(ブログ右欄のカテゴリアーカイブで「旅日記」をクリックすると、一覧が表示され、一覧の先頭(一番下)にあるので、これをクリックしてもブログが開きます。)
 「旅日記001 蒜山高原と大山の風景(1) 鬼女台から見た大山」
 「旅日記002 蒜山高原と大山の風景(2) 茅部神社の桜並木」
 「旅日記003 蒜山高原と大山の風景(3) 蒜山高原の自然」

 今回は、これで終了とさせていただきます。
 くまドンのブログに訪問していただき、ありがとうございます。
 
 7月前半は不在の日が多いので、申し訳ありませんが、当分コメント不可になります。
 ブログは自動更新です。

 次回は、名所江戸百景の昨年撮影の残分です。間に合えば、大山の北側の話を間に入れます。

 日本プログ村に参加しています。良ければ、「ポチッ」応援お願いします。(携帯からは無効ですので、不要です。)
にほんブログ村 写真ブログ 風景写真へ


名所江戸百景 今年の下町七夕まつり(浅草かっぱ橋商店街)

2014年07月04日 07時55分04秒 | 名所江戸百景
こんにちわ、「くまドン」です。

 今年も東京は七夕(たなばた、7月7日)祭りの時期となりました。
 ブログの間が空きますので、中間に写真を1枚だけ入れておきます。

 昨年・平成25年に撮影した下町七夕まつりの写真です。
(絵画調)




 昨年作成したブログは、以下の通りです。
 「名所江戸百景048 第90景 猿わか町よるの景 浅草 七夕祭り」

 一応、今年の七夕まつりの情報も少し入れておきます。
【下町七夕まつり】
 平成26年は7/4(金)~7/10日(木)で、今年は、7/5(土)と7/6(日)がメインの日となり、昼間にイベントがあります。
 場所は、「かっぱ橋本通り」です。(浅草寺西側から上野駅・北側に向かう道です)

【東京スカイツリータウン七夕まつり 】
 平成26年は、6/23(月)~7/7(月)にスカイツリーでも七夕イベントやっています。
 今年は「夜空」と「七夕」の2種類の七夕特別ライディングが点灯されます。
 7/4以降のスケジュールは、以下の通りです。
  7/4(金)  19:15~23:00【七夕】
  7/5(土)  19:15~21:00【夜空】/21:00~23:00【七夕】
  7/6(日)  19:15~21:00【夜空】/21:00~23:00【七夕】
  7/7(月)  19:15~20:00【夜空】/20:00~22:00「消灯」/22:00~23:00【七夕】
 日程など、変更になる可能性がありますので、

 今回は、これで終了とさせていただきます。
 くまドンのブログに訪問していただき、ありがとうございます。

 7月前半は不在の日が多いので、申し訳ありませんが、当分コメント不可になります。
 ブログは簡単に作れるのを中心に適当な間隔で、自動更新にさせていただきます。

 次回は、別の話になります。


旅日記003 蒜山高原と大山の風景(3) 蒜山高原の自然

2014年07月02日 07時55分04秒 | 旅日記
こんにちわ、「くまドン」です。

 今回も、4月の岡山県の蒜山高原(ひるぜんこうげん)の続きで、朝の風景からです。
 標高が高いので、平地では桜は終わる頃でも、蒜山高原は桜満開状態です。山は残雪が残り、春の始まりといった所です。

 後方に見える山は、右が鳥ヶ山(標高1,448m)、左が大山(だいせん)でいくつかの峰からなり、最高峰は剣ヶ峰(標高1,729m)です。
 蒜山高原の麓(ふもと)には、大きな牧場があります。雪の消えた地面には青い草が青々と育っていました。

 牧場には、小さな小鳥がエサを探していましたが、都会の公園で、冬場に一生懸命エサを探している鳥とは違い、自然の野鳥は警戒心が強く、かなり離れている状態でも飛んで逃げてしまいます。
 野鳥・素人(しろうと)の「くまドン」には、ほとんど、歯の立たない被写体です。
 それでも、なんとか何枚か撮影できましたので、一応載せておきます。
 最初に撮影に成功したのが、下の写真です。(山の野鳥は小さすぎて、元の写真では小さくしか写りません。したがって、鳥の写真は、全て縮小率を下げて、トリミング(画像の切取)です。)

 撮影した時は、ホオジロ(留鳥)かなと思いましたが、家に帰って、図鑑を見てみると、何か違います・・・・?
 頭の白黒の模様と、背中がスズメのような模様、腹が白色の所から、ホオジロによく似たカシラダカ(頭高、冬鳥)という鳥かな?と思います。カシラダカの頭には、その名前の由来になった冠羽(かんむりばね)があるのですが、この時は立てていなかったようで丸い頭です。
 いずれも、平地や丘陵地帯の森・林の周辺の明るく開けた所を好みますので、似たような場所にいます。

 続いて、もう一種撮影に成功。背景は余り良くありませんが、アトリ(花鶏、冬鳥)です。
 食性は雑食性で果実、種子、虫類を食べます。

 冬羽から夏羽に変わる頃らしく、目の周りだけ黒くなっています。夏羽のオス(♂)は頭全体が黒色で、冬羽は頭が褐色(かっしょく)になるようです。

 もう一羽、撮影できました。頭の部分が薄いのですが、アトリの冬羽のオス(♂)か?メス(♀)か?は不明。

 アトリは、山麓の森林や農耕地に生息しますので、蒜山高原は格好の越冬地なのでしょう。

 蒜山高原に限らず、大山(だいせん)や山陰海岸の野鳥の数は多く、道路を車でゆっくり走っていると、前方に飛び立つ野鳥は数えきれないほどでした。ほとんどがスズメ以下の鳥で、野性の本能で警戒心が強く、ほとんど撮影できませんでしたが、何枚か撮影できましたので、話を進めるにつれて出して行きたいと思います。

 蒜山高原の山麓にある公園には、レンギョウの花がきれいに咲いていました。


 蒜山高原の宿の夕食です。普段のこの時期は、夕日(日の入り)の時間が午後6時半になり、宿の夕食と撮影時間帯が重なる為、宿の夕食は頼めないのですが、宿の方に「夕食は遅くてもいいよ」と言っていただけたので、夕食ありで、お願いできました。桜の咲く川岸の静かな宿でした。山の幸・海の幸を腹いっぱい楽しめました。


 最後は、蒜山高原の入口に立つ木像の写真です。「トーテムポール・・・・・?」と思っていたら、蒜山高原の伝説の怪物(妖怪?)である粋呑(スイトン)の像だそうです。

 蒜山高原のあちらこちらで、スイトンの像を見る事ができますが、スイトンの話は以下の通りです。

【和漢三才図絵(わかんさんさいずえ)、江戸時代中期に寺島良安により編纂された百科事典】
 蒜山には古くから粋呑(スイトン)という怪物がすんでいた。
 「スイトン」は人間が考えたり思ったりしていることがみんな分かるのである。だから、もし悪いことをたくらんだり、他人に迷惑をかけたりした者がいれば、どこからともなくスイーと現れ、トンと一本足で立った「スイトン」にたちまち引き裂かれ、食われてしまったという。
 だから蒜山には悪人はいない。
             昭和37年12月15日 串田孫一(くしだ まごいち、山岳文学の詩人・随筆家)

 「くまドン」としては、政治の世界に、一つ置いておいて欲しい怪物です。
 この続きの大山(だいせん)の写真は、また次回(間が空くと思います)とさせていただきます。

 初回のブログは、以下の通りです。(ブログ右欄のカテゴリアーカイブで「旅日記」をクリックすると、一覧が表示され、一覧の先頭(一番下)にあるので、これをクリックしてもブログが開きます。)
 「旅日記001 蒜山高原と大山の風景(1) 鬼女台から見た大山」
 「旅日記002 蒜山高原と大山の風景(2) 茅部神社の桜並木」

 今回は、これで終了とさせていただきます。
 くまドンのブログに訪問していただき、ありがとうございます。

 現在、「名所江戸百景」の残分と、「兵庫・鳥取・奈良の城」の続きと、「大山・蒜山高原」の話が3パラ状態になってブログ作成能力を超えてしまっています・・・(汗)。
 遅々として進まず、申し訳ありませんが、「くまドン」にも色々と用事がありますので、ご容赦ください。

 7月前半は不在の日が多いので、申し訳ありませんが、当分コメント不可になります。
 ブログは簡単に作れるのを中心に適当な間隔で、自動更新にさせていただきます。

 次回は、東京の七夕が近づきましたので、昨年・撮影した写真を短く入れさせていただきます。

 日本プログ村に参加しています。良ければ、「ポチッ」応援お願いします。(携帯からは無効ですので、不要です。)
にほんブログ村 写真ブログ 風景写真へ