くまドン旅日記

写真が趣味です。自然の風景、旅行、歴史に興味を持って撮影を続けています。

名所江戸百景194 山王祭の下町連合渡御 日本一の神輿

2014年06月21日 19時45分44秒 | 名所江戸百景
こんにちわ、「くまドン」です。

 今年・平成26年は日枝神社(ひえじんじゃ)の山王祭(さんのうまつり)が本祭でした。
 今回は6月15日に行われた下町連合御渡(したまちれんごうとぎょ)と日枝神社の風景からです。 下の写真は、日枝神社で行われていた江戸里神楽(えどさとかぐら)です。

 「くまドン」は、サッカーワールドカップの日本代表の試合を見ていたら、午前中の例祭奉幣(ほうべい、ほうへい)、お昼の山王太鼓(たいこ)に間に合いませんでした。なんとか里神楽の最後には間に合いました・・・・・・(汗)

 梅雨の晴れ間となりまして、この日は良い天気でした。休日ですから、参拝者も多く、参拝者が神社の入口まで並んでいたので、夕方に参拝することにして、日本橋の下町連合渡御の撮影に行く事にしました。


 13日の神幸祭(じんこうさい)で皇居外苑(こうきょがいえん)で撮影後に、もう一カ所ぐらい撮影しようと欲を出し、
 東京駅の北側から東方向に進んでいくと、
 下の写真のように「COREDO日本橋」の交差点にでました。日本橋はすぐ左に見えます。

 この場所で、「日本橋ごよみ」という宣伝パンフレットのトップに「山王祭の神輿行列」との文字が大きく書かれていました。写真右にある町の神輿(みこし)を含めた12基の神輿が日本橋・京橋(きょうばし)の中央通りの練(ね)り歩きます。
 午前中は日本橋茅場町(かやばちょう)の摂社(せっしゃ)・日枝神社付近を出発して、八丁堀(はっちょうぼり)を通り、神輿の数を増やしながら、お昼に京橋に到着します。
 午後は京橋を出発した神輿が日本橋まで行って折り返しますが、日枝神社の撮影もあったので、一番人気のある日本橋一か所に絞りました。
 さて、京橋に神輿が集まり出発寸前の頃、日本橋では半被(はっぴ)を着て、高張提灯(たかはりちょうちん)を持った人達が整列を始めます。提灯には、「室町」「本町」と、写真奥に見える日本橋北側の町名が書かれています。

 「江戸三大祭り」や「天下祭(てんかまつり)」として、有名な「山王祭」の日枝神社と「神田祭(かんだまつり)」の神田明神(かんだみょうじん、神田神社)の氏子領域の境界は、日本橋を境に分かれます。
 日本橋の南側が日枝神社、北側が神田明神の氏子領域です。下町連合渡御では、氏子領域境界の日本橋で、神田明神の氏子さん達が、日本橋の中央通りを渡御してきた山王祭の神輿を迎えるそうです。
 なお、神田祭の本祭りの山車(だし)行列は、上の写真奥の交差点を右から入り、右折して、後方の神田方面に向かいます。江戸時代の半ばから、神田祭と山王祭は、隔年(2年)に1回のペースで交互に行われるのが伝統です。

 下の写真は、日本橋で神田明神の氏子さんとの挨拶を終えて、折り返してきた神輿行列の先頭集団です。

 先頭は高鼻赤面の「猿田彦(さるたひこ)」と「猿女君(さるめのきみ、アメノウズメ)」、神官・巫女、各町の高張提灯と続きます。

 いよいよ、神輿が次々と日本橋にやってきます。撮影者も、ここが一番集中する所です。

 現在の日本橋は、明治44年に作られた19代目の橋ですが、中央柱の像は、麒麟(きりん、伝説の霊獣)らしく、本来の伝説では羽が無いそうですが、「飛躍する首都」を表現する為に付けられたそうです。
 (正直、ドラゴン(龍)と勘違いしてました・・・・)

 なかなか、日本橋と神輿の組み合わせが見られる機会は少ないので、撮影に来て良かったです。

 日本橋に向かう神輿と戻る神輿の行列で中央通りは、祭りの人で埋め尽くされ、活気のある一日でした。


 下町連合渡御の最後の写真は、「日本一」の文字が書かれた神輿です。

 上の「COREDO日本橋」の写真に写っていた日本橋一丁目(日本一)の町神輿です。

 一応、参加した12基の神輿の町名を参考に列記しておきます。(「日本橋ごよみ」からの情報)
(1)八丁堀三丁目西、(2)八丁堀二丁目西、(3)八重洲一丁目東、(4)日本橋三丁目西、
(5)江戸橋連合、(6)日本橋二丁目通り、(7)日本橋一丁目、(8)京橋三丁目、
(9)京橋一丁目、(10)室町二丁目、(11)京橋二丁目、(12)日本橋七ノ部連合

 下町連合渡御の撮影後に、再び、日枝神社に戻りました。
 短くなったとはいえ、参拝者の行列は長いので、夕方まで時間もあるし、のんびり神社で撮影していました。
 奉納された品です。野菜と酒が一杯です。

 今年も生け花展をやっていました。ここの生け花は、相変わらず、ダイナミックと言うかなんと言うか・・・・

 最後は、納涼大会(山王音頭)の風景です。もうすぐ、夏祭り本番の季節ですね!


 これで一応、一区切りになりますので、過去ブログも並べておきます。(クリックで、そのブログへ飛びます。)
(1)この後の、直近のイベントしては、芝・愛宕神社(あたごじんじゃ)の千日詣り(ホオヅキ市)があります。
 平成26年は、6月23日(月)・24日(火) (他の場所より1月早いです。)
 「名所江戸百景047 第21景 芝愛宕山 ほおずき市」
(2)アジサイ(紫陽花)のシーズンですので、
 「名所江戸百景044 第14景 日暮里寺院の林泉 谷中のアジサイ寺」
 「名所江戸百景045 第15景 日暮里諏訪の台 日暮里のアジサイ」
(3)日枝神社の山王祭のブログは、
 「名所江戸百景041 第52景 赤坂桐畑 日枝神社の山王祭(1)」
 「名所江戸百景042 第51景 糀町一丁目山王祭ねり込 日枝神社の山王祭(2)」
 「<速報>名所江戸百景043 「日枝神社の山王祭」と「つきじ獅子祭」」
 「名所江戸百景046 第73景 市中繁栄七夕祭 日枝神社の山王祭(3)」
 「名所江戸百景187 第51景 糀町一丁目山王祭ねり込 山王祭と築地獅子祭」
 「名所江戸百景189 第51景 糀町一丁目山王祭ねり込 神幸祭の行列(1)」
 「名所江戸百景190 第51景 糀町一丁目山王祭ねり込 神幸祭の行列(2)」
 「名所江戸百景191 山王祭の神幸祭を見てきました。」
 「名所江戸百景192 第51景 糀町一丁目山王祭ねり込 神幸祭の行列(3)」
 「名所江戸百景193 第51景 糀町一丁目山王祭ねり込 神幸祭の行列(4)」

 昨年のブログを思い出したついでに、昨年同様、「くまドン」は、「私たち国民」が選んだ国会議員が行う政治に対して、「日本を良くすると同時に、税金使うことばかり考えないで、私たち国民の負担を軽くして欲しい」という、多くの「批判」と「期待」の両方を込めて、今回は下の写真を載せておきます。(前回の文章そのままですが)

 この絵画調の写真だけは、縮小率を変えて、トリミング(画像の切取)しています。

 今回は、これで終了とさせていただきます。
 「くまドン旅日記」のブログを見ていただきありがとうございました。

 今週は、家にいる時間も少なかったので、思ったよりブログを作るのに日数がかかりました。
 次回は、別の話の予定です。 

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