こんにちわ、「くまドン」です。
今回は、台東区の浅草(あさくさ)で行われている隅田川(すみだがわ)の「江戸流し雛」の風景です。
撮影日は、昨年・平成25年3月3日でしたが、「江戸流し雛」は、毎年3月3日に近い日曜日に行われますので、今年・平成26年は3月2日で、残念ながら少雨の中に行われました。今年は仕事の都合で休みでは無かったので、昨年撮影した写真で話を進めさせていただきます。
湯島天神で梅の撮影後に行きましたので、開始直前の到着です。昨年は堤防の上は集まった人で満員です。
この日は、湯島天神にいた午前中は、晴れていて撮影日和でしたが、午後は曇りとなりました。
「流し雛」は、写真右正面の親水テラスの護岸と、「雛飾り船」からの両方から行います。
「振り袖さん」を始めとするイベント等は堤防の上で行いますので、混雑していますが、撮影目的は「流し雛」なので、まだ、空いている観覧用の親水テラス護岸に行きます。
しばらくして、「江戸流し雛」開始のあいさつが始まりましたが、親水テラスの護岸にいるので、堤防の上は全く見えませんが、拡声器で会場に聞こえるように放送しているので、親水テラスの下にいる「くまドン」にまで話が聞こえてきます ・・・・・・・・・・・・・・
話を聞いている内に、すぐ下流の吾妻橋(あづまばし)の向こうから、「雛飾り船」がやってきました。
よく見ると、「雛飾り船」は浅草で有名な「あみ清」の屋形船のようです。乗っているのは、地元の台東区の幼稚園児と保護者の皆さまです。
「雛飾り船」は、所定の位置に着きましたが、堤防の上の話は続いていますので、なかなか始まりません・・・・・
上流は私鉄の東武(とうぶ)スカイツリー線の橋があり、電車が走っています。
やっと、「流し雛」が始まりました。
堤防の上から聞こえてくるアナウンスの話を聞いていると面白いものです。流し雛の歴史も話していました。
【流し雛(ながしびな、雛流し)】
現代では、3月3日の「桃の節句(せっく)」は雛祭り(ひなまつり)として、ひな人形を飾り、女子のすこやかな成長を祈る行事です。
流し雛は、ひな祭りの原型にあたり、人の形をした紙の人形(ひとがた)を川に流すことで穢れ(けがれ)を祓い、災厄祓いを願う民族行事です。有名な平安時代の源氏物語(げんじものがたり)にも、流し雛の様子が描かれています。その後、女の子の「人形遊び」と合わさり、江戸時代には、雛祭りが女子の成長を祝う祭りに変わっていったと言われています。逆に言えば、「流し雛」の時代には、男女の区別は無かったとも言えるでしょう。
「流し雛」を流す隅田川に浮かぶ雛飾り船と東武線の電車も入りましたので、
この写真を、広重の名所江戸百景「第38景 廊中東雲」に対応する「くまドン板」の景(確定・春景)とさせていただきます。
(このプログは、名所江戸百景の現代版である「くまドン版」を作ることを第一目標としています。)
子供の成長を願う親の思いを込めて、流し雛が川に流されます。
親水テラス側でも、「流し雛」が始まり、すぐ下流の「くまドン」の方にも流れてきました。
下の写真が「流し雛」ですが、ゴミにならないように、水に溶ける素材を使用しているそうです。
残念ながら、今年は少雨で、参加者は少なかったようです。
会場には、浅草名物の「振り袖さん」や「ミス台東区(だったと思う)」などがゲストとして来ていました。
親水テラスで記念撮影のサービス中です。
堤防の上にも、桜の花の造花(ぞうか)が飾ってありましたので、合わせて撮影しました。
(ひな祭りは桃の節句ですが、予算的な事もありますので、細かいことは気にしないようにしましょう・・・・・・)
3月の声を聞くと、暖かい日と寒い日を「三寒四温」で繰り返しながら、春を迎えていきますね。
実際、昨年・平成25年は、この時まで寒かった年が、急速に暖かさを増し、例年より一週間近く早く桜が咲き始めた。
春一番の風が吹くのも、あと少しです。
梅の撮影が終わると、3月は花粉症で外に出たくありませんでしたので、この後の話は桜となります。
下の絵は名所江戸百景「第38景 廊中東雲」(春景)です。
この絵は浅草の北西がわにあった吉原(よしわら)の夜明けを描いた絵ですが、以前、話しましたように吉原(遊女)の話はしませんので、この話は省略です。現代風に明るい内容を選びました。
今回の土日も雨でしたが、次の週末で梅まつりもおわりですから、天気が良くなってほしいものです。
前回も書きましたが、一応、今年・平成26年の「流し雛」と梅まつりの情報も、参考に残しておきます。
(予定は変更になる可能性もあります。インターネットなどでお調べください。)
【第29回江戸流し雛】
日時:平成26年3月2日(日) 11:30~ (少雨決行) (例年は3月3日に近い日曜日に行うそうです)
(1)親水テラスや「雛飾り船」から、地元の園児の皆さんが「流しびな」を行います。
(2)浅草名物の「振り袖さん」によるハト型風船の放天
【湯島天神の梅まつり】
日時:平成26年2月8日~3月9日 8:00~19:30(入園無料)
3月の土日は、「湯島白梅神太鼓(3/1・2・8のみ)」、「神輿(3/2のみ)」、「野点(日曜日のみ)」などのイベント・奉納があります。
【亀戸天神の梅まつり】
日時: 2014年2月9日(土)~3月9日(日) (例年は2月第2日曜日から3月第2日曜日まで)
梅の開花状況は、亀戸天神のホームページでご確認ください。
今回は、これで終了とさせていただきます。
くまドンのブログに訪問していただき、ありがとうございます。
順番が逆になりましたが、次回は名所江戸百景の「湯島天神」の景です。
日本プログ村に参加しています。良ければ、「ポチッ」応援お願いします。(携帯からは無効ですので、不要です。)
今回は、台東区の浅草(あさくさ)で行われている隅田川(すみだがわ)の「江戸流し雛」の風景です。
撮影日は、昨年・平成25年3月3日でしたが、「江戸流し雛」は、毎年3月3日に近い日曜日に行われますので、今年・平成26年は3月2日で、残念ながら少雨の中に行われました。今年は仕事の都合で休みでは無かったので、昨年撮影した写真で話を進めさせていただきます。
湯島天神で梅の撮影後に行きましたので、開始直前の到着です。昨年は堤防の上は集まった人で満員です。
この日は、湯島天神にいた午前中は、晴れていて撮影日和でしたが、午後は曇りとなりました。
「流し雛」は、写真右正面の親水テラスの護岸と、「雛飾り船」からの両方から行います。
「振り袖さん」を始めとするイベント等は堤防の上で行いますので、混雑していますが、撮影目的は「流し雛」なので、まだ、空いている観覧用の親水テラス護岸に行きます。
しばらくして、「江戸流し雛」開始のあいさつが始まりましたが、親水テラスの護岸にいるので、堤防の上は全く見えませんが、拡声器で会場に聞こえるように放送しているので、親水テラスの下にいる「くまドン」にまで話が聞こえてきます ・・・・・・・・・・・・・・
話を聞いている内に、すぐ下流の吾妻橋(あづまばし)の向こうから、「雛飾り船」がやってきました。
よく見ると、「雛飾り船」は浅草で有名な「あみ清」の屋形船のようです。乗っているのは、地元の台東区の幼稚園児と保護者の皆さまです。
「雛飾り船」は、所定の位置に着きましたが、堤防の上の話は続いていますので、なかなか始まりません・・・・・
上流は私鉄の東武(とうぶ)スカイツリー線の橋があり、電車が走っています。
やっと、「流し雛」が始まりました。
堤防の上から聞こえてくるアナウンスの話を聞いていると面白いものです。流し雛の歴史も話していました。
【流し雛(ながしびな、雛流し)】
現代では、3月3日の「桃の節句(せっく)」は雛祭り(ひなまつり)として、ひな人形を飾り、女子のすこやかな成長を祈る行事です。
流し雛は、ひな祭りの原型にあたり、人の形をした紙の人形(ひとがた)を川に流すことで穢れ(けがれ)を祓い、災厄祓いを願う民族行事です。有名な平安時代の源氏物語(げんじものがたり)にも、流し雛の様子が描かれています。その後、女の子の「人形遊び」と合わさり、江戸時代には、雛祭りが女子の成長を祝う祭りに変わっていったと言われています。逆に言えば、「流し雛」の時代には、男女の区別は無かったとも言えるでしょう。
「流し雛」を流す隅田川に浮かぶ雛飾り船と東武線の電車も入りましたので、
この写真を、広重の名所江戸百景「第38景 廊中東雲」に対応する「くまドン板」の景(確定・春景)とさせていただきます。
(このプログは、名所江戸百景の現代版である「くまドン版」を作ることを第一目標としています。)
子供の成長を願う親の思いを込めて、流し雛が川に流されます。
親水テラス側でも、「流し雛」が始まり、すぐ下流の「くまドン」の方にも流れてきました。
下の写真が「流し雛」ですが、ゴミにならないように、水に溶ける素材を使用しているそうです。
残念ながら、今年は少雨で、参加者は少なかったようです。
会場には、浅草名物の「振り袖さん」や「ミス台東区(だったと思う)」などがゲストとして来ていました。
親水テラスで記念撮影のサービス中です。
堤防の上にも、桜の花の造花(ぞうか)が飾ってありましたので、合わせて撮影しました。
(ひな祭りは桃の節句ですが、予算的な事もありますので、細かいことは気にしないようにしましょう・・・・・・)
3月の声を聞くと、暖かい日と寒い日を「三寒四温」で繰り返しながら、春を迎えていきますね。
実際、昨年・平成25年は、この時まで寒かった年が、急速に暖かさを増し、例年より一週間近く早く桜が咲き始めた。
春一番の風が吹くのも、あと少しです。
梅の撮影が終わると、3月は花粉症で外に出たくありませんでしたので、この後の話は桜となります。
下の絵は名所江戸百景「第38景 廊中東雲」(春景)です。
この絵は浅草の北西がわにあった吉原(よしわら)の夜明けを描いた絵ですが、以前、話しましたように吉原(遊女)の話はしませんので、この話は省略です。現代風に明るい内容を選びました。
今回の土日も雨でしたが、次の週末で梅まつりもおわりですから、天気が良くなってほしいものです。
前回も書きましたが、一応、今年・平成26年の「流し雛」と梅まつりの情報も、参考に残しておきます。
(予定は変更になる可能性もあります。インターネットなどでお調べください。)
【第29回江戸流し雛】
日時:平成26年3月2日(日) 11:30~ (少雨決行) (例年は3月3日に近い日曜日に行うそうです)
(1)親水テラスや「雛飾り船」から、地元の園児の皆さんが「流しびな」を行います。
(2)浅草名物の「振り袖さん」によるハト型風船の放天
【湯島天神の梅まつり】
日時:平成26年2月8日~3月9日 8:00~19:30(入園無料)
3月の土日は、「湯島白梅神太鼓(3/1・2・8のみ)」、「神輿(3/2のみ)」、「野点(日曜日のみ)」などのイベント・奉納があります。
【亀戸天神の梅まつり】
日時: 2014年2月9日(土)~3月9日(日) (例年は2月第2日曜日から3月第2日曜日まで)
梅の開花状況は、亀戸天神のホームページでご確認ください。
今回は、これで終了とさせていただきます。
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順番が逆になりましたが、次回は名所江戸百景の「湯島天神」の景です。
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