くまドン旅日記

写真が趣味です。自然の風景、旅行、歴史に興味を持って撮影を続けています。

名所江戸百景166 第117景 湯しま天神坂上眺望(1) 湯島天神の梅まつり

2014年03月05日 07時55分16秒 | 名所江戸百景
こんにちわ、「くまドン」です。

 今回は、文京区(ぶんきょうく)の湯島天神(ゆしまてんじん、湯島天満宮)の梅まつりの風景です。
(絵画調)

今回の写真は、昨年・平成25年2月と3月に撮影した写真ですが、梅の花が見ごろになるまで寒かったので、なかなか満開にならず、亀戸天神の時と同様に、4回訪問したのをまとめてあります。
 入り口の扉には、湯島天神の家紋(かもん?神社の場合は神紋?社紋?・・・)が彫られていました。

 家紋の事はよく分かりませんが、梅鉢紋だそうです。同じ天神様でも、京都の北野天満宮は「梅星」、福岡の太宰府天満宮は「梅花」と異なるそうです。不思議ですね・・・?
 扉の右側は天神様(菅原道真)との関係が深い牛(うし)が彫られています。
 牛は天満宮において神使(祭神の使者)とされ、臥牛の像が決まって置かれています。
 下の写真は、湯島天神の本殿と狛犬(こまいぬ)ですが、この写真を撮影した後方に臥牛の像があります。

 露店の裏側にあるので、探すのに苦労しました。

 境内の庭園は、梅の木を中心に構成されています。ほとんど梅の木ですし、早咲きから遅咲きまでありますので、長く楽しめます。

 この日も多くの梅見の参拝客で一杯でした。

 現代の天神様は学問の神様ですから、受験生の絵馬(えま)が境内のあちこちで奉納されています。


 湯島天神の社伝によれば、最初は、古墳時代の西暦458年に、雄略天皇(ゆうりゃくてんのう)の勅命で建てられたそうです。この時の祭神は、天之手力雄命(アメノタヂカラオのミコト、アマテラスが岩戸に隠れてしまい、外の宴(うたげ)に音にひかれ岩戸を開けた時、岩戸を引き開けた「天の手の力の強い男神」)でした。

 南北朝時代(室町時代)の正平年間に、天神様(菅原道真)を文道の大祖と崇めて、湯島の住民が勧請(かんじょう、本社から分霊を迎えて、新たに社殿にまつること)して、祀る(まつる)ようになりました。
 室町時代の武将・太田道灌(おおたどうかん)も神社の再建をしたと伝わります。


 一応、湯島天神の梅まつりの内容を簡単に残しておきます。何度も書きますが、「くまドン」は祭りとは無関係です。(念のため) (予定は変更になる可能性もあります。インターネットなどでお調べください。)
【湯島天神】
 日時:平成26年2月8日~3月9日 8:00~19:30
     平成26年3月1日の時点で、4分~8分咲きです。見頃に入ったそうです。
 イベントや奉納もあります。(雨天中止になる場合もあります。)
 下の写真は昨年・平成25年5月の例祭の時に撮影した写真です。太鼓をたたくポーズが良いので撮影向きです。
(絵画調)

 湯島白梅神太鼓 3月8日(土) 15:00~ その他の奉納も12:00からあります。(雨天中止)
 太鼓をたたいているのは、湯島の白梅商店街の方々です。ブログに出すタイミングが無かったので、ここで出します。

 野点(裏千家) 3月9日(日) 11:00~ (雨天中止)梅園の中でお点前を(お茶券500円)
 こちらの写真も昨年・平成25年2月の撮影です。

 カラオケコンクール(決勝) 3月9日(日) 12:00~
 東京都立工芸高校工芸祭作品展 2月8日~3月9日
 和紙人形特別展 2月8日~3月9日(北回廊)


 一応、亀戸天神の情報もいれておきます。
【亀戸天神の梅まつり】
 日時: 2014年2月9日(土)~3月9日(日) (例年は2月第2日曜日から3月第2日曜日まで)
 梅の開花状況は、亀戸天神のホームページでご確認ください。

 今回は、これで終了とさせていただきます。
 くまドンのブログに訪問していただき、ありがとうございます。
 今年の梅の名所は、土日になると天気が雪か雨になるので、どこも大変みたいです。
 今度の土日で梅まつりが終わる所も多いですが、天気予報は晴れですので、小春日和になってほしいです。
 「くまドン」は花粉症で調子は最悪です。

 次回は、名所江戸百景の「湯島天神」の話が続きます。

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