庭先の四季

庭先や近隣の四季の変化や歳時記、自然観察、動植物等を中心に
綴ります。

ひつじ田と藁塚のある風景

2017-11-18 08:50:38 | 日記・エッセイ・コラム

晩秋の舞岡公園の里山田んぼで撮ってきた、刈り取りの終わった
田んぼの風景をアップします。

収穫を終えた後の田んぼの、やや物悲しい風景は、暮れゆく秋へ
惜別の思いがこみ上げてきます・・

稲を刈り取ったあとの切り株から、また新しく生えてくる芽を「ひつじ」
または「ひこばえ」といいます。

ひつじ田とは、その「ひつじ」が 整然と並んでいる様子をいいますが、
放っておくとかなりの長さまで伸びて、青々とした彩りを見せて、再び
稲穂を付ける場合もあるのですが・・・

初冬となり周囲の里山が、しだいにもの枯れた景色に染められて行く
なかで、 青々とした緑の葉をそよがせるひつじ田ですが・・

再び実ることなく、やがて霜にあって枯れてしまう運命です・・

それを思うと、かえってものの哀れさを感じさせる光景です。。 

稲の切り株から再び芽生えた「ひつじ」。

稲穂が出ているが・・ 
再び実ることなく枯れてしまう。。

こんなところでガーデンベアと再会!

昔懐かしい藁塚のある風景。

稲藁を積み上げて作った藁塚は昔、私の郷里新潟では「にほ」と
言っていた。

機械化された現在では、コンバインで一気に刈り取りから脱穀まで
やってしまうので、ほとんど見かけなくなってしまった風景。

冬はもうすぐそこまで来ています。。。

 

 


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2 コメント

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Unknown (森のどんぐり屋)
2017-11-18 22:10:02
スズメなどが喜んで餌にするのでしょうか?
私の住んでいる所(大阪)では「ひこばえ」と言ってます。
晩秋から初冬にかけての風景ですね。
返信する
豊かな自然 (庭先の四季)
2017-11-19 08:13:07
この田んぼは豊かな自然に囲まれた里山公園内にあり、昔ながらの無農薬自然農法
で耕作されている田んぼなので、雀や野鳥のほかトンボなど昆虫も数多く生息していますが、
ひつじの稲穂はスカスカで中身の無いものがほとんどで雀の餌にもならない?様です。
返信する

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