今日7月2日は夏至から数えて11日めの雑節、半夏生です。
この日に降る雨は半夏雨 と呼ばれ、この日の天候によって、
一年の豊作を占う習慣があったとか。。
72候、夏至の末候(7.2~7.6)は「半夏生ず」。
この半夏生の頃に花が咲く植物に「半化粧」がありますが、
混同されて「半夏生」とも書かれるようになったそうです。
「半化粧」は花の咲く頃になると、葉っぱの半分だけが白粉を
塗ったように真っ白になり、花は地味な穂で 葉っぱの方が
よほど目立ちます。
半分真っ白にお化粧した葉と半化粧(半夏生)の花。
NHKの朝ドラ「半分、青い。」じゃなくて・・「半分、白い。」ですね!
地味であまり目立たない花の代わりに、この白くなった目立つ
葉っぱの方で、虫をおびき寄せているのだそうです。。
尚、半化粧は花が咲き終わって夏の盛りの頃になると、葉の白い部分は、
色落ちして(お化粧を落として?)、ふつうの緑色っぽくなる。。
花が散ちゃうと、もう虫を呼んで受粉する必要も無くなるせいか?
植物の世界も戦略が色々あって・・・ 面白いですね!(@_@)