庭先の四季

庭先や近隣の四季の変化や歳時記、自然観察、動植物等を中心に
綴ります。

「短夜(みじかよ)」。。

2016-06-11 10:03:58 | 日記・エッセイ・コラム

今朝はよく晴れて、早朝から陽ざしが眩しい、昼の時間が一番長くなる
夏至までは、まだ少し間があるが・・・

夜明けは今が一番早く、今日の横浜地方の日の出時間はAM4:26で、
この状態が
夏至の頃まで続き、4時を過ぎるともう薄明るくなってくる。

今日の日没時間はPM6:57ですが、6月末のPM7:01まで、まだ長く
なって行き、
夏至で夜の時間が最短となります。

日本人は昔から、春は「日永(ひなが)」、夏は「短夜(みじかよ)」、
秋は「夜長」、
冬は「短日(たんじつ)」と季節による日の長さ、夜の
長さを歌や俳句に詠んできま
した。

春の日永と、夏の短夜は意味は同じですが・・・
春は暖かな日の永いことを喜び、

夏は清々しい夜の短いことを惜しむ。。

と言うように、微妙な季節感を使い分けて、
春に「短夜」、夏に「日永」とはけっして言いません。

この言葉は古く万葉集にも登場し、平安時代の貴族たちも夏の夜の
短さを、恋人と
の逢瀬のはかなさに重ねて、恋の歌によみこんでい
たそうです。

まあ、歳とともに朝は早く目覚める?ようになってきた私としては、
夜明けが早いのは有りがたい?事なので、まだ涼しくて清々しい
朝の時間を有効に活用して、楽しみたいものだと思っている。。

今日も、大船植物園初夏の花シリーズ最終として、ユリ、その他の
花の写真をアップします。

オレンジ色のユリの花。

ピンクのバラ。

八重咲きでバラのように咲くサンパラソル。

涼し気な青色で咲く、熱帯スイレン。

こちらも涼し気な青紫のデュランタ。 

コメント (2)
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