庭先の四季

庭先や近隣の四季の変化や歳時記、自然観察、動植物等を中心に
綴ります。

ショウリョウバッタの子供

2015-06-16 17:59:39 | 日記・エッセイ・コラム
梅雨の晴れ間に庭に出てみると、草むらの中に飛び跳ねる小さな昆虫がいた、
何だろうと見てみるとショウリョウバッタの子供だった。

ショウリョウバッタは梅雨明け頃から晩秋にかけて、おもに背の低いイネ科植物
が生えた明るい草原に生息するが、都市部の公園や芝生、河川敷などにも適応し、
日本のバッタ類の中でも比較的よく見られ、食性は主にイネ科の植物の葉を食べる。

頭部が円錐形で斜め上に尖り、その尖った先端に細い紡錘形の触角が2本つく。

他のバッタに比べると前後に細長いスマートな体型をして、体色は周囲の環境に
擬態した緑色が多いが、茶褐色の個体も見られる。

俗説で、8月の旧盆(精霊祭)の時季になると姿を見せ、精霊流しの精霊船に似る
ことから、この名がついたと言われています。。

成虫は秋に産卵すると死んでしまい卵で越冬するが、先日見つけて記事にしたカマ
キリの赤ちゃんと同じく、無事に秋まで生き延びて、子孫を残せよ!と声をかけて
やった。。

ショウリョウバッタの子供。


ルドベキアの葉っぱの色に擬態する、ショウリョウバッタの子供。


庭で咲き出したルドベキア・タカオ。
コメント
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