庭先の四季

庭先や近隣の四季の変化や歳時記、自然観察、動植物等を中心に
綴ります。

植物を潤す春の雨、「穀雨」

2015-04-20 16:14:21 | 日記・エッセイ・コラム
4月20日は二十四節気の「穀雨」、百穀を潤す雨という意味でこの頃に
煙るように降る春の雨が田畑を潤し、穀物の成長を促します。

穀物だけでなく「雨は花の父母」と言われる様に、草花たちにとっても親の
愛情のように身にしみる雨なのでしょう。

春の雨に濡れながら、緑は日に日に深さを増して、やがて新緑の季節へと移
り変わって行きます。

「立春」から始まり、「雨水」「啓蟄」「春分」「清明」と続いた春の節気
の最後が「穀雨」、「穀雨」の終わりの頃には夏も近づく八十八夜と歌われて
いる様に季節はもう晩春、次はもう「立夏」。。

行く春を惜しむとともに、時の流れの速さをつくづく感じてしまいます・・・

華やぐ春の庭の花々。


八重咲きのヤマブキ。


シャガ。


白花のスミレ。


タンポポとパンジー。
コメント
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