金沢に暮らし始めて40数年.。この街で「見たものは、見た」。最近は「軒端に冬の山晴れて見ゆ」って心境に。
金沢暮らしの日々 ~努力は時々 報われる~
音読したい古典の数々・・ @ 斉藤孝 『古典力』
最近ブームの「○○力」といったネーミング本の「際物」かと思いながらも買った本です。でも内容は 至極まっとうないい本でした。
古典といっても 高校時代の古文の時間に習った作品だけでなく、自分にとっての『古典』、自分の魂を揺さぶる本は、それは『マイ古典』だ。そして、こういう本に出会うには ちょっとしたコツが必要・・・。ざっとこんな内容ですね。
でも一番意外だったのは、斉藤氏が 内田義彦氏の「本の読み方」を 高く評価している点でしたね。
後半に 斉藤氏お勧めの『古典』100冊が、氏の解説付きで掲載されています。本の名や、冒頭の文章は知っていても、ちゃんと読んだことのない本が あまりに多くて 自省させられます。
そのリストの中で、改めて読み直してみたいと思ったベスト3は、『カラマーゾフの兄弟』『方法序説』『「いき」の構造』ですかね・・。
この本より引用・・
「青年は教えられるより 刺激されることを欲する」(ゲーテ)
「自分の頭で思索せよ、世界という書物を直接読破せよ」(ショウペンハウエル)
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