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音読したい古典の数々・・  @ 斉藤孝 『古典力』


 最近ブームの「○○力」といったネーミング本の「際物」かと思いながらも買った本です。でも内容は 至極まっとうないい本でした。

 古典といっても 高校時代の古文の時間に習った作品だけでなく、自分にとっての『古典』、自分の魂を揺さぶる本は、それは『マイ古典』だ。そして、こういう本に出会うには ちょっとしたコツが必要・・・。ざっとこんな内容ですね。

 でも一番意外だったのは、斉藤氏が 内田義彦氏の「本の読み方」を 高く評価している点でしたね。

 後半に 斉藤氏お勧めの『古典』100冊が、氏の解説付きで掲載されています。本の名や、冒頭の文章は知っていても、ちゃんと読んだことのない本が あまりに多くて 自省させられます。


 そのリストの中で、改めて読み直してみたいと思ったベスト3は、『カラマーゾフの兄弟』『方法序説』『「いき」の構造』ですかね・・。

 この本より引用・・

 「青年は教えられるより 刺激されることを欲する」(ゲーテ)

 「自分の頭で思索せよ、世界という書物を直接読破せよ」(ショウペンハウエル) 
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