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GW中に読んだ本① 『わかりあえないことから』(平田オリザ)

 

 

 早いものでもう5月です。月日が過ぎるのを早く感じるじるのは、5歳児のチコちゃんに言わせると「歳を取ると、日々感動がなくなるから」だそうです。まあ、あながち突飛な指摘ではないなと思います。

 

 それでも、この年齢になっても、本を読むと新鮮が感動に出会うことが少なくありません。今年のGWで読んだ本①は、『わかりあえないことから』平田オリザ著です。BOOK-OFFで110円で購入しました。サブタイトルにあるように「コミュニケーション能力とは」について、演劇界での自身の実践的な幾多の経験から持論をのべたものです。

 

 第8章の「いい子を演じることに疲れない子どもをつくることが、教育の目的ではなかったのか」や「ダブルバイント」の肯定的と言うかむしろ積極的な評価など、読者によっては「なんじゃこれ??」と思うこともあるかもしれません。

 

 でも問題は、著者の主張が自分の意見と違うからと言って、切って捨てるのではなく、「何でこの人はそう思うのだろう」と考えてみることから、まずははじめてみようと、「コミ障」を自称する小生は、この本を読んで思いました。

 

 あとこの本の出版は2012年ですが、それから10数年経過した今は、そりゃ当然ながら、世の中の意識の乖離はありますよね。

 

今の季節に合う歌 

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