最近 腰の曲がったお年寄りを見ないね ＠ 住宅街の畑を守る人

　大乗寺丘陵公園の丘からみると、ほとんど宅地化された一帯に、ぽつんと農地が残されてれていました。老夫婦が　日曜日の夕方も　せっせと野良仕事をしてましたよ。　お疲れ様です。

　その老婆の姿を見て「そういえば最近、腰の曲がったお年寄りって　見かけないねえ」と思った。昔は、三角定規みたいに曲がった腰のお年寄り　たくさんいたよね。

　たぶんその原因は

「農業の機械化が進み、かつての重労働から解放された」
「そもそも栄養状態がよくなった」
「農家の普段の生活スタイル自体が　椅子とテーブルになった」
「農作業も今は、軽四トラックになった」

・・・・・などなど、いろいろあるでしょうね。どれも正解だと思います。

　で、僕としては、もうひと声「リヤカーを引かなくなった」とあげたいと思う。


　たしかに、リヤカーってもう　郷土資料館にでも行かないとお目にかかれないよね。あの荷物をいっぱい積んだリヤカーを引くには思いっきり腰を曲げ　全体重を前にかけないと　動かなかったよね。

　そのリヤカーを引く姿そのまんまに　腰が曲がっちゃったんじゃないかなあ、むかしのお年寄りは。で、その重いリヤカーを後ろから押すのは　子どもの「しごと」だったね。


　おばあちゃん　あんまり根詰めると　腰曲がっちゃうよ
　


　そんなことを　つらつら考えていたら　ふとこの歌を思い出した

　↓これです