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本は貨幣と同様、社会を循環するもの @『以下、無用のことながら』司馬遼太郎

   長町の古本屋「明治堂」さんで買った本です。司馬氏が、折にふれて様々な雑誌やパンフレットに書いた文章を、「かき集めた」って感じの本。560ページにも及ぶ本だけど、文章自体がうまいので、一気に読ませます。 面白いと思った点をいくつか抜き出すと・・ P30 本屋というのは本来、古書籍商のことだった。江戸時代は出版業もさかんだったが、新本を買うという習慣は一般的にはなく、本というのは貨幣 . . . 本文を読む
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