暇人のウニヘットが知りたがっているので記事にしてUPしておきます。
これは銭形警部と木村社長、他2名の共同所有船。
外国製の船内外機ウエイク仕様である。
もともとマーキュリー製の4.3L・4ストロークエンジンを搭載していたが
購入後すぐにエンジンブローし5.7Lに乗せ替え莫大な負債を抱える(悲)
しかも・・・その後一度もエンジンをかけることなく艇庫で7年もの歳月が流れ
エンジン内部は完全に固着しタイヤもパンク。もはや生ける屍状態である・・・。
そんな亡霊船も木村社長の努力によりついに買い手が見つかり
本日旅立つことになったのだが、ここは銭函奥地のさらに奥地の急勾配の
路地の上り坂の頂上付近のため、搬送用の10tトラックがここまで辿り着けず
インターチェンジ付近までこの船を下ろしてくれないと引き取りは出来ないと
今更ながら言い出す始末・・・(--;)
本来であれば今日はゲマタニ社長のプラドで牽引する予定であったのだが
彼の仕事の都合で急遽ワシが2t近いこの船を坂の下まで牽引する事に・・・
ちなみにワシの車は今年で4年目を迎えた5分山のチープなスタッドレスだ。
画像ではわかりにくいがスキー場のメルヘンコース並みの急勾配である。
しかも轍は路面が出ているのではなく、しっかりブラックアイスバーンと
化していた。この坂道の突き当たりは高速道路のフェンスがあり
タイヤがロックして暴走でもしたら非常に危険なのである・・・。
本来であればこのようなデンジャラスな依頼など到底受け入れないのだが
本日引き渡しが達成できなければこの話は流れてしまうらしい・・・
散々悩んだ末、スリップして暴走しそうになった場合の打ち合わせを綿密に
行い、時速2km走行を条件に牽引をスタート。坂の途中で4輪がロックし
加速しながら滑り出したときはマジで三途の川が見えました(悲)
これ以上の走行は危険と判断し、やむなく坂の途中でしばらく停止。
途方に暮れていると近所の住民から200m先にスリップ防止用の
砂利があるとの朗報をGET!しかもスコップまで貸してくれた(愛)
木村社長は徒歩で坂道を3往復し、ひたすら砂を運んでいた(爆)
銭型警部のプリウスと船を牽引ロープで連結し、万が一の時は
バックで逆牽引が出来る体制を整えて再度チャレンジする。
木村社長が働きバチの如くひたすら運んできた砂が功を奏し、なんとか無事に
船を坂の下におろすことが出来た。実に1時間30分もの時間を費やしましたよ。
ここからインターチェンジまではロードヒーティングでアスファルトが出てるので
牽引自体は楽勝です。さて、インターチェンジに待機している10tトラックには
クレーンで船をトレーラーごと持ち上げて運ぶのだという。
携帯カメラを構えワクワクしながらその光景を待っていたら・・・
なんと木村社長は本日買取業者に渡すはずの船検証を自分の車の中に
置き忘れてきたのだという・・・
木村氏の車は手稲のワシの家に・・・この馬鹿チン!!!(((;◎"◎メ)))メラメラ
結局楽しみにしていた荷揚げ作業を見ることなく半強制的に
手稲に帰還せざるを得ない状況となったのであ~る・・・(完)
事欠かないwakaさんですねwww
でも、プリウス対船&wakaさんの車だと
滑ったら、プリウスもろとも・・・・
いやいや、冷や汗ものですね。
お疲れ様でした。
ワクワクしながら見物していますが(笑)
スピードなんか出してないのにブレーキを踏んでも
止まれない恐怖というのは・・・・(死)
翔さん毎度です。
マジで怖かったですよ・・・
何が怖いってトレーラーのタイヤが4輪とも
全てパンクしており、タイヤのチューブで
スキー場を滑るような感覚で、1.5tクラスの
船&トレーラーが後ろから押してくるのです(笑)
時速2kmしか出してないのに止まれないなんて
人生初の体験なのですよ。
ワシが散る時はプリウスも道連れです( ̄ー ̄)ニヤリ
登り切れずにブレーキを掛けると
四輪ロック状態でボブスレーのようにバックで滑り落ちました(笑)
懲りずに何度も(爆)
路肩の雪山で無事でしたが!
後日雪上車で登りました(^^)
AE86で登ろうとして、途中で断念し
そのまま右折して一段と急な狭い下り坂を
下りきった突き当りが袋小路でした(悲)
そのとき隣に乗っていたのはつっちーであり
彼は3時間近くもワシの車を押し続けた結果
腰椎ヘルニアを発症したようです( ̄ー ̄)ニヤリ
しかも修理したのになぜ乗らないの?
もったいない。
現地に着くまで路面が凍結してるなんて状況は
誰も知りませんでしたし、150mもの距離を
引けるウインチなんて聞いた事ありませんわ・・
>で、おいくらで売れたのですか?
この場で公開すると銭型警部や木村社長が
泣いてしまいますので遠慮しときます(笑)
>しかも修理したのになぜ乗らないの?
一回の出航につき一人あたりの経費が
5000円程かかってしまうようです。
貧乏人の木村社長にこの金額の捻出は無理です(笑)
>もったいない。
確かに・・・
しかし木村社長はエンジンなどにも詳しいはずなのに、なぜそんな無茶なエンジンの船を購入したのでしょうか。
しかも昔スキー場でジャンプに失敗し、背骨を複雑骨折し、6か月もの間イモ虫
同然の入院生活を強いられていた事も船を放置した原因の一因であると思われます。
そもそも船内機船や船内外機船は外国での需要がほとんどなく
ボート大国ロシアでもまず買取はしてくれません。
要するに比較的たやすく壊れ、修理費が莫大にかさむ事をわかっているのです。
船外機船はその気になれば自分で修理も可能だし、何より船外機を簡単に取り外し他のものに付け替えも自由だから、古い年式のボートでも重宝されるのです。
しかし高い勉強料になりましたね。