鈴木宗男ランド ブログ by宗援会

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宗男日記から

2006年01月26日 | Weblog
ムネオ日記
2006年1月25日(水)
 終日議員会館。テレビ取材3件、新聞1件。ライブドア、バラエティ、今年の抱負等色々あった。マスコミ対応には慎重を期しながらも、知りうる範囲でこたえていきたい。
 小泉首相が24日の夕方、記者の質問に答え「人物を隅々まで調べるのは難しい。不明だと言われれば、甘んじて受けなければならない」と述べたことが朝刊各紙に載っているが、もっといつもの小泉節らしく「見立てが間違っていた」とか「武部幹事長の応援、また落選後の党本部へ招いての自民党へのアドバイザー要請は行き過ぎであった」と、わかりやすく国民に伝えるべきではないか。
 規制緩和の行き過ぎ、新自由主義の弊害が、今回のライブドア問題、建築偽装問題に現れていることを、政治家は考えなくてはならない。真に公正、公平な社会にすることが、日本人にやる気を持たせ、活力が湧き、国力の増進につながっていくと考えるのだが。今回の事件を機に、額に汗した者が、努力した者が報われる、日本人の良き伝統、文化を、今一度取り戻そうではないか。
 夜は週刊誌関係者と懇談。面白い話、気になる話、色々な話題で勉強になる。勿論、外務省のことも当然話にのぼる。貴重な話を伺うことが出来た。
鈴 木 宗 男
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宗男日記から

2006年01月25日 | Weblog
ムネオ日記
2006年1月24日(火)
 午前中、議員会館で仕事。月刊誌の取材。
 午後からも堀江氏逮捕に関するテレビのインタビュー、週刊誌の取材が入る。今回のライブドアの件、建築偽装問題にしても、新自由主義、規制緩和の行き過ぎの結果ではないかと、私なりの見解を述べさせて戴いた。
 昨日の日記にも書いたが、私は昨年当初から、ゲーム感覚のモノ・カネ優先の価値観でいいのか指摘し、警鐘してきた。その心配が現実になったのである。額に汗して働く価値を政治家自ら国民に訴えずして、日本の明日はないと思う。勤勉性を旨として、道義を重んじてきた日本人である。今一度額に汗し、地道に働く尊さ、重さ、価値を考えようではないか。
 夕刊によると、武部幹事長が党役員連絡会で「私個人は古い殻を破って現状を変えようという(堀江容疑者の)勇気、情熱は評価していた」と述べたそうだが、そういう認識でいたとしたならば、尚問題である。何を変えようとしていたのか。プロ野球参入にしろ、ニッポン放送の株取得にせよ、単なるお金もうけにしか過ぎなかったのではないか。高い志をもってやっていたとは受けとめられない。特に選挙後、自民党本部に呼んで「自民党の指南役、アドバイザーをお願いします」と言ったのは、武部幹事長ではないか。全国の人がその光景を見ているのである。
 私は去年8月16日のムネオ日記で、次のように述べている。
 「今回の総選挙を郵政問題で国民投票になぞらえている。今回の総選挙が日本の進路を決める国民投票になりうるというのなら争点は郵政民営化の是非ではなく、日本が新自由主義政策を継続するか否かだ。新自由主義とは『強い者を優遇してもっともっと強くしそれで日本経済を活性化させる』という考え方だ。社会的弱者や首都圏以外は切り捨てられる。外国のハゲタカ資本とでも手を握って分捕り合戦に励む強者が、新自由主義では英雄だ。ニッポン放送・ライブドア騒動で国民にもその姿が見えたと思う。
 今回自民党がホリエモン(堀江貴文ライブドア社長)に出馬を要請したとマスコミに報じられて、堀江氏もそのような働きがけがあったことを認めているが、これは小泉総理と竹中平蔵大臣が進めている新自由主義政策の必然的帰結だ。
 私は新自由主義政策には反対だ。一部の者だけが強くなる政策では、結局、日本全体の国力が弱体化すると考えるからだ。公平配分を担保して、日本国民であるならば親の経済力や地位、生まれ育った地域に関係なく平等なチャンスを与えるのが日本の伝統にも即しているし、経済力を強化すると考える。
 外国の例を見ても、アメリカのブッシュ政権は小泉・竹中流の新自由主義だが、ドイツ、フランスなどのヨーロッパは異なる。ブレア首相のイギリスも公平配分に十分配慮している。
 特に日本の子供たちのことを考えなくてはならない。小泉・竹中流の新自由主義をあと十年続けると、階層分化が進んでしまい、親の所属する階層によって子供たちの可能性が制約されてしまう。これはよくない。
 それから新自由主義政策では高齢者も切り捨てられる。新自由主義政策では、安定し、確実に受け取ることができる年金制度も構築することができない。
 いま軌道修正をしないと間に合わなくなる。50年後の日本が滅茶苦茶になる。
 私はそのことを心配しながら今回の総選挙に立ち向かっていきたい。」以上である。
 私が危惧していたことが、今回現実になった。
 殺伐とした話の中に、明るい話題もある。陸域観測技術衛星「だいち」H2A打ち上げ成功である。「だいち」というネーミングに共感し親しみを感じ、新党「大地」とオーバーラップする時、なにがしか感じ入るものがある。衛星「だいち」の成果を期待したい。新党大地も「だいち」にあやかり、更に飛躍したい。
鈴 木 宗 男
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宗男日記から

2006年01月23日 | Weblog
ムネオ日記
2006年1月23日(月)
 釧路管内標茶町で新年交礼会の日程が入っていたが、本会議が入ったため午前の便で釧路から上京。標茶後援会の会長さんにお詫び申し上げ、15分程のビデオメッセージを届けさせて頂く。家内が代わりに出席し、挨拶をしてくれる。大勢の人が集まって盛会だったとの報告を受け、あらためて後援会の皆様に頭を下げるものである。
 代表質問でライブドア、BSE、在上海総領事館員自殺問題、政治手法等について民主党が質問したが、小泉流答弁にいなされ、肩すかしをくった感じである。米国産牛肉について、「原因究明と再発防止に努めたい」と答えているが、米国側検査官の基本的認識が足りなかったことが明らかになっており、「原因究明と再発防止」という通り一遍の答弁でよいのだろうか。予算委員会での中身のあるやりとりを期待したい。
 ライブドアの堀江社長が夕方から事情聴取されたと、テレビはどこもトップで扱っている。NHKの19時のニュースでは、「容疑が固まれば今夜中にも逮捕と」流している。つい先日まで堀江社長を持ち上げていた人達は、今どんな思いでいるだろうか。私は去年のムネオ日記で、2月18日、23日、24日、3月8日、9日、11日、16日、26日、4月19日、8月16日とライブドア・堀江社長に対する見解を述べてきた。是非ともアクセスしてほしいものである。
 1月20日金曜日、産経新聞産経抄が興味深く、なるほどと思うので、こちらに掲載したい。
●1月20日(金曜日) 産経新聞1面 産経抄
 人物を見極めるのは、なかなか難しい。良かれと思ってスカウトした人材が食わせものだったり、補欠採用が意外な業績をあげたりというのは会社のみならず、野球やサッカーでも日常茶飯事。「世界のトヨタ」を率いてきた日本経団連の奥田碩会長も人物を見誤ったようだ。
 ライブドアが経団連に入会を認められたのは先月十三日。約一週間前に「入会へ」と報じられると、同社株は急騰、短期間に二〇〇円以上も値上がりした。経団連ブランドさまさまで、この期間に株を買った投資家も少なくない。ご愁傷さま、というしかない。
 奥田氏にすれば「年寄りが『けしからん』などと言って、新しいビジネスモデルの芽をつんではならない」との心境だったかもしれないが、道にはずれたことを「けしからん」と叱(しか)るのが、年長者の役目だ。新しいことがすべて正しいわけではない。
 「ミスった」と自民党の武部勤幹事長も、ほぞをかんでいる一人だろう。昨年の衆院選では広島6区に応援に入って、堀江貴文社長を「弟」と紹介し、「考え方はわれわれと同じ。ホリエモンも小泉劇場の脇役だ」と褒めちぎったのを、よもや忘れてはおられまい。仮に当選していたら…と思うだけで背筋が寒くなる。
 「兄貴分」としての道義的責任は免れないところだが、その堀江社長の元側近が那覇で自殺したという。誠に痛ましい出来事であり、真相解明はますます急がれる。カネも大事だが、命はもっと大切だ。
 今日8件の質問主意書を提出。答弁書が待ち遠しい。1人会派であっても、知恵や経験で国民への情報開示、透明性確保をしていきたい。国民の目線に立って、1人会派であっても5人前、10人前の頑張りを示していきたい。
 この日記を書いている最中、ライブドアの堀江社長が逮捕されたというニュースが流れてきた。急展開の流れに驚きながら、真相究明を徹底してやって頂きたいと考えるものである。
鈴 木 宗 男
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宗男日記から

2006年01月23日 | Weblog
ムネオ日記
2006年1月22日(日)
 8時半丘珠空港発で中標津空港へ。11時から根室管内別海町での後援会新年交礼会。13時から同じく中標津町後援会新年交礼会。
18時から根室市後援会新年交礼会。どの会合も大勢の人が足を運んで下さり「新党大地」鈴木宗男に対する期待感の大きさが伝わってくる。
 根室では日ソ共同宣言、いわゆる56年宣言から半世紀、現実的解決に向けて根室からの発信が大事であることを話す。最初から四島の帰属を認めろという非現実的な空想的解決論ではなく、平成13年3月25日森・プーチン会談、イルクーツク声明に沿って進めることが現実的解決の道であることを話す。領土返還運動の原点の地である根室の指導者は現実的解決を望んでいる。その声を私はしっかり訴えていきたい。
 昨日の「新党大地」の新年会の挨拶で私は「高橋知事は雇用を創出すると言って知事選に出て、それが実行されているか。生活感のない知事の姿勢でないか」と言ったことが北海道新聞の全道版、読売新聞、毎日新聞の北海道版で記事になっている。高橋知事の反論を是非とも伺いたいものである。
 昨日の北海道新聞の夕刊8面に「堀江君は素晴らしい青年だ」と自民党武部幹事長がライブドア社内誌の対談でベタ褒めと大きな記事になっている。おまけに武部幹事長が描いた堀江社長の似顔絵までご丁寧に載っていた。これほど近い関係ならば、ライブドアが家宅捜査を受けた時の他人行儀な記者会見、コメントは人間味のない、心の通った、血の通った政治とは言えないものだった。今後の進展状況によっては政治不信ということにもなりかねない。いずれにせよ、私も今後のなりゆきを見守っていきたい。
 アメリカのBSEの問題にしろ、建築偽装問題にせよ、ライブドアにしても、竹中平蔵のすすめる弱肉強食、規制緩和、新自由主義の弊害を露呈したものであり、フェア、公平、公正の政治状況を作らなくてはいけない。
鈴 木 宗 男
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宗男日記から

2006年01月22日 | Weblog
ムネオ日記
2006年1月21日(土)
 東京は朝から雪。昨夜半から雨になり、雪になる空模様と思っていたが、その通りになった。
 8時半羽田発で札幌に向かう。11時からお世話になっている人の一年祭のお参り。15時からの岩見沢市における障害者施設「ふれあいの苑」新春懇談会に出席。何度となく激励に伺っているが、障害者のお世話をされている職員の姿には教えられることが多い。同時に親御さんを見ていると、大変なこととは思いながら明るくふるまう姿に、親子の絆、愛情を感じ、これまた教えられること大である。「政治は弱い人、恵まれない人の為にある」を実践していこう。障害者自立支援法の省令、政令、要綱、要領に、障害を持つ人達の声を入れていかなくてはならない。
 18時から「新党大地 大地塾新年会」。大勢の人が参加してくれる。今年の目標、抱負を述べながら、理解を戴く。
 20時から仲間内の集まりである「ワイン会」に出席。ワイン好きの人達のうんちくに耳を傾ける。
 朝日新聞4面囲み記事の「小泉チルドレンに『拍手指令』立って30秒間」、読売新聞4面の「小泉チルドレンに拍手"指南書"」との見出し付き記事を読んで驚く。「『総理の施政方針演説の際、要所要所で拍手をお願いします。米国の大統領演説終了後行われるように、全員が立ち上がって、30秒ほどの間、拍手をしましょう』自民党の新人衆議院議員でつくる「83会」の全員に対し、幹事からメールやファックスでこんな文章が送られた」と書かれている。「まさに小泉チルドレン、中身も子供といわれて仕方ないですね」と会合でも話題になる。拍手の仕方を見ていると、北朝鮮のやり方と一緒だと思いながらも、新人議員らしい清新さを国民は期待しているのではないか。押しつけ、いいなりになるのはいただけない。
 米国産牛肉危険部位が混入、再び禁輸の処置が大きなニュースになっている。米国の圧力に屈した形での輸入再開だったが、安全、安心の観点からも、やはり慎重に対応すべきではなかったか。担当の農林水産省、厚生労働省よりも、外務省経済局が輸入再開に向けてどのような動きをしていたのか、チェックする必要がある。なんでもアメリカのいいなりになる弊害が、ここでも証明されたということか。
 ライブドアの件にしろ、牛肉にしろ、新自由主義、弱肉強食の危険性を如実に示していると考えるが、国民はどう受けとめるのか。政府の責任は重く、厳しく問われている。
鈴 木 宗 男
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