きもの・帯
京友禅 江戸時代に、扇絵師の宮崎友禅斎が創案し、あらゆる華麗な模様をきものや帯に染める技術が特徴。筆などを使用して模様を描き染める「手染友禅」と、型紙を使って染める「型友禅」があります。
西陣織 5・6世紀頃に、渡来人の秦氏が養蚕・織物の技術を伝え、平安遷都以降、上京区を中心に発展。色糸を使用した華やかで美しいものが多く、帯やきものなどに使われています。結婚式や成人式など、人生の節目の儀式や行事にも密に関わる「きもの」茶道や能・狂言、日本舞踊などの文化にとっても不可欠であり、日本の伝統文化を支えています。
西陣織会館 ⇒ 西陣織会館の着物ショー
蚕の社 ⇒ 神社右0001 蚕の社 (かいこのやしろ)
重箱・おわん・盆
京漆器 木地に漆を塗ったもので、平安時代に、中国から伝わった技法を基に、独自の技術を確立。室町時代には茶道とともに発展。食器類をはじめ、家具なども作られています。
急須・湯呑・徳利・お猪口・皿・箸置き
京焼・清水焼 奈良・平安時代にも作られていましたが、発展したのは安土桃山時代から。多くの技術・技法があり、華やかな絵柄が特徴です。
お酒
清酒 酒造りに適した良質の地下水に恵まれている京都。平安京の頃から、酒造りが始まったと言われています。特に江戸時代には伏見港が整備され、産地として発展。明治時代には鉄道が開通し、全国にその名が知られるようになりました。
酒の神様 ⇒ 松尾大社 由緒ある 神社
おせち
京料理 御所や公家に伝わる有職料理、武家を中心とした本膳料理、寺院の作法から生まれた精進料理、茶の湯とともに発展した懐石料理など、数多くの料理が融合したもの。季節を、見た目の美しさ、香り、おいしさ、肌合い、心の五感で味わう料理とされています。
畳
京たたみ 奈良時代の古事記に登場し、1300年の歴史があります。近年、全国的に機械による製造が進む中、今も手縫いによる伝統的な技術が受け継がれています。
掛軸
京表具 表具は、掛軸や襖などの総称。技法は、仏教とともに平安時代に中国から伝えられ、中でも掛軸は、室町時代に高度な技法を確立しました。
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