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寺院右0603  妙心寺 玉鳳院 重要文化財

2019年08月05日 16時54分36秒 | 寺院

玉鳳院の西からの眺め

玉鳳院の西から東を見る眺め

玉鳳院

玉鳳院

花園法皇が妙心寺創建の時、傍らに一院を設けて禅宮とされたところと伝わる。これに因んで一般には玉鳳禅宮と称する。現在の建物は単層、入母屋造り、檜皮葺き、明暦2(1656)仙宮を模して改建された瀟洒な方丈で、内部には花園天皇法体の像を安置し、狩野益信・安信筆とつたえる山水・人物・花鳥の各種画題をもった障壁画よよって満たされている。

またその正門にあたる向唐門(江戸時代)は寛文年間(166173)淀屋辰五郎の寄進と伝える。

鐘楼にかかる銅鐘は、慶長15(1610)の鋳造になる。

 

 

 

 

 

 

 

四脚門・ 重文・室町時代

もと後小松天皇から皇居の南門を賜わり、勅諮門としていたが、のちに現在の位置に移したとつたえ、開山堂とともに応仁の兵火を免れた当山最古の建物である。

 

開山堂 重文・室町時代

「微笑庵(みしょうあん)」と号し、妙心寺の開山 開山慧玄(無相大師)の像を安置する。建物はもと東福寺の古殿を天文初年に移築したものと伝える

 

庭園 

北側と南側に分かれる。北側は開山入寂の地とつたえる「風水泉」と称する井泉を中心とした枯山水の庭。

開山堂の東側は「鶏足嶺(けいそくれい)」と称する

開山堂前には玉鳳院型の石燈籠(江戸時代)がある。

開山堂の東北隅に、武田信玄・勝頼・信勝・信豊の石塔、

織田信長・信忠の石塔がある。

北側には豊臣秀吉の長子棄丸(鶴松)の廟(祥雲院影堂)がある。

 寺院 前回の記事 ⇒ 寺院右0602 妙心寺 塔頭 東海庵  重要文化財

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                             まち歩き八幡1041 淀屋辰五郎 旧邸 三宅石碑

                            寺院右0449 経蔵  妙心寺内

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