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三福寺  夢見地蔵尊

2015年07月22日 00時08分44秒 | 寺院

浄土宗西山深草派  京都市左京区正往寺町463

はじめ、東山六条付近に創建されたがもたびたび寺地を移転し、

宝永の大火(1708年)後に現在の地に移ったと伝わる。

 

 創建時の場所

夢見地蔵尊が三福寺に移った事は明らかでない。

江戸時代には無病息災、安産招福、現世利益を授け給う

地蔵尊として信仰をあつめ、

洛陽48願所の第26番霊場となったほどである

 

このお寺の夢見地蔵は立像、右手に錫杖、左手に宝珠をささげもつ。

 「山州名跡志」には 一条天皇の中宮・上東門院彰子(藤原道長三女)は

解任中、しばしば苦しみをおぼえ、地蔵尊に祈念したところ

「わが姿を作って祈願をすれば、病気はたちまち除かれよう」といった。

夢から覚めると中宮は不思議に軽くなっていたので、

中宮は大いに喜び、仏師 定朝に命じて一体の地蔵尊をつくり、

日夜一心に尊信したところ、

いとやすやすと皇子(後一条天皇)が誕生したという。

これによって夢見地蔵と呼ばれ、その後長く宮中に安置されていたが、

のちに三福寺に移され、多額の朱印地を寄進されたと伝わる。

 

 

 

洛陽第26番

 

文政5年(1821) の建立

 

こちらは 明治25年の建立

 

きつねさん がいるので 稲荷かな

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