平成29年 春季 京都非公開文化財 特別公開
毎年 春と秋に実施されています
古知谷光明山と号する浄土宗知恩院派の寺で、慶長14年(1609)木喰僧弾誓上人が創建した加法念仏の道場である。上人は尾張国海辺村の生れ、9歳にして出家し、諸国を回遊して京都に至った。たまたま五条橋上より北方に紫雲がたなびき、光明たるを発見して、遂にこの地に来たって一宇を建立したのが、当寺の起こりと伝える。上人はこの地に、住すること4年、慶長18年(1613)5月、62歳で亡くなった。
本堂(開山堂)には世に「植髪の像」と称し、弾誓上人の髪を植えた自作の像を安置し、右脇壇には阿弥陀如来座像(鎌倉・重文)を安置する。その背後の開山窟には、上人の遺骸をおさめた石棺があり、宝物殿にはまた上人常用の法衣や仏具等が展示されている。
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五七五
年齢を重ねてすこしずつこわれ /杉山
京の味
鹿ケ谷かぼちゃ供養 安楽寺 7月25日
江戸時代、安楽寺の真空上人が、夢で土用にかぼちゃを供養すれば病から逃げられるというお告げを受け、仏前に供えて供養した後、食したのが始まりとされる。当日、鹿ケ谷かぼちゃが参詣者にふるまわれる。
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