
高岳寺
歓喜院顕照山と号する。浄土宗鎮西派報恩寺末の寺で、
天正12年(1584)天誉誓念上人が豊臣家臣堀吉田之助なるものの帰依によって再興したといわれ、古くは歓喜院と号した。
現在の本堂は明治44年(1911)中興大誉音徹上人によって再建されたもので、
堂内には本尊阿弥陀如来像を安置する。他に地蔵堂や庫裡がある。
京都府下最古の学校建築物
顕照山 高岳寺 元本堂跡
高岳寺元本堂は、明治42年(1909)10月4日、京都市の旧成徳小学校講堂を移築されたものです。
この講堂は、明治8年(1875)12月に建築された、現存する京都府最古の学校建築物であり、
また、本堂向拝(学校玄関)は、明治初期の「擬洋風」の建築様式を今に伝える貴重な建築物です。
平成18年(2006)12月、本堂改築に当たり、光背が京都市学校歴史博物館玄関として移築保存されました。
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