木っ葉の微塵日記

流れ者が日々のあれこれをつぶやきます。当たって砕けるかも~
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おでん@タイのファミマ

2006-08-17 18:08:00 | Weblog
バンコクのファミリーマートで「おでん」が人気を博し、この暑い季節に売り切れが続出しているという時事通信のニュース。

そこから検索してみると、
・タイには500軒を超すファミマがあって、日本(6300)、韓国(3300)、台湾(1900)に次いで多いこと<ちなみに中国は100>、
・中国でも「おでん」が年中売られていて人気があること、
・いやいや、韓国と台湾では、ずっと前から“おでん”があること、
・最近では日本でも、夏でもおでんを食べる人が増えていること、
などが判った。

確かに、味の滲みたおでんは美味いものだし、暑い季節に熱い物をいただくというのも悪くない。実は、こんにゃくやはんぺんがあまり好きではないのだが、それでも味でおでんは好きなのだ。

だが、日本を離れた、それぞれの国では、おでんの味も進化しているのかもしれない。場所が離れたことが種の分化のきっかけになるという“地理的隔離説”という考えが生物の進化論にあるらしいが、おでんの場合はどうなのだろう?

いつか、いろんな国で食べてみたい。

コイズミ・ハラスメント

2006-08-15 08:30:57 | Weblog
この国の首相は“ハラスメント”という言葉の意味を知らないのだろうか?

「一個人が神社に参拝するかどうか」は“心の問題”であるという。それは、その通りだろう。そして、それが「二度と戦争を起こしてはならない、という気持ちからだ」というのも、そうなのだと思う。

しかし、政治家として“公約”して、現状の靖国神社に参拝するということが、「個人の勝手な行動」では済まされないことは明らかである。

つまり、そのような行為を快く思わない隣人が少なからずいる(しかも、はっきりと「やめてほしい」と言われている)のに、敢えてするということは、“嫌がらせ”(=ハラスメント)以外の何物でもないではないか。

「自分は正しい、何がいけないのか解らない」という態度(っていうか言動)は、まさに受け取る側がどう感じるのかで決まる“無自覚ハラスメント”の典型と言えるだろう。

自分が、靖国神社への首相参拝に賛成できない最大の理由は、それが“ハラスメント”であるからだ。「外国に言われたからやめるべき」というのは良くない、という意見もあるが、「外国に言われてもやめない」というのは無神経すぎると思う。

大停電の朝にヘリからのリポート

2006-08-14 23:51:56 | Weblog
今朝7時半過ぎの東京大停電。実は横浜にいて、約10分間の停電を体験したのだが、なかなかその原因や状況が伝わってこなかった。

そんな中、朝8時半のN放送協会のニュース。「世田谷区などで停電」という内容(その時点では原因も復旧見込みも不明ということ)だったが、上空ヘリから東京のどこかを見下ろす中継が挟まれた。

録画したわけでもないので正確ではないが「空は晴れていて、雲の影が地面に映っている」といったレポートであった。さて、どういうことを伝えたかったのだろう?

全く理解不能であったが、あのレポートをした記者は大丈夫だろうか?

液体機内持ち込み禁止

2006-08-12 09:49:48 | Weblog
イギリスからアメリカに向かう飛行機のテロ未遂事件で液体の爆発物が使われたということで、アメリカ行きの飛行機では一切の液体が機内持ち込み禁止になっているという。

もちろんテロに対する警戒は必要なことだが、だからといって“液体全て”を禁止するのは乱暴というか滑稽な感じがする。ニュースでは、液状の薬も断られたといった残念な話も伝えられている<免税店で買った香水もダメらしいから徹底しているとも言えるが…>。

薬くらいは、乗務員が預かって必要なときに直接渡して飲んでいただく、といった対応ができなかったのだろうか?

また、液体に危険の可能性があって固体のものは安全というのも妙な話だ。確かに液体の方が混ざりやすいから、化学反応によって爆発させるといった可能性は高いだろうが、固体だって衝撃を与えて爆発させたり、いや、水に溶くことだって可能ではないか(さすがに機内でも水は入手できると思う)。

イギリスの対応(パスポートや財布などだけを透明な袋に入れて持ち込む)の方が理に適っている。面倒・不便と思われても安全上必要であれば続けるしかないだろう。

液体は全て禁止というのは、検査しているヒマがないから、ということかもしれないが、合理的とは思えず、そんなやり方は長くは続けられないのではないか。

考えて走る人生は旅である

2006-08-11 20:00:43 | Weblog
トリニダード・トバゴ戦。最初から飛ばして、「90分間走れなかった選手もいた」けど、それは教訓なのだから、っていうか、暑い中3日間厳しくトレーニングして、わざと90分は走れない状態を作ったのではないかとさえ思えるオシム監督。策士だと思う。

そういうところも含めて、我らが日本代表は、まずは非常に良いスタートが切れたのではないかと思う。このゲームは、もっと大切な未来に向けての準備なのだから、目先の結果は求められていなかったと思うが、それでも結果にこだわる人もいるわけで、だからアレックスのフリーキックが決まった時には、オシムもガッツポーズが出たのだろう。

コンセプトが「考えて走る」か、「走りながら考える」か、らしいが、それはサッカーだけのことではなく、「人生とは旅である」にも言える基本なのではないか、って思った。そんな今日このごろ。

入場者数700万人突破!

2006-08-10 19:58:41 | Weblog
として5月4日に記念セレモニーを行った「ぐんまフラワーパーク」
http://www.flower-park.jp/
が、実は、その時点では4万人くらい足りず、実際に700万人を突破したのは5月28日だったと、毎日新聞やサンケイスポーツが伝えている。

県から業務を引き継いだ運営会社は「引き継ぎの際の集計ミス」と言っているようだが、わざわざ「ゴールデンウィークに合わせて客寄せしようとしたのではない」と付け加えているあたりが、ちょっと怪しい。

けれど、「700万人」なんて、考えてみれば、特に意味のある区切りではない。ゴールデンウィークに客寄せしたかったのなら、最初から「祝695万9千人突破」と銘打ってイベントを組めば良かったのに。

いずれにしても、こんな話題がニュースになるなんて、平和で結構なことではあるが…。

カルト教団のニュース

2006-08-09 17:38:37 | Weblog
思い出したように時々流されるニュースだが、いつも思うことは2つ。

その1。どうして今まで知られていなかったのか?
今回の「摂理」にしても、韓国では1999年に問題が表面化し、2001年には教祖が国際指名手配になったという。のに、日本では、それから5年もたって、やっと一般に広く問題が知られるようになった。この時間差は、どうしてできてしまったのだろうと思う。

その2。どうして信者になる人が絶えないのか?
自称?15万人の信者がいるという。宗教とは関係のないサークルを装った勧誘があるというが、そうだとしても信者になる大学生などが多くいるということが、信じられない。というか、怖い

自分自身は何教をも信じていないのだが、人間は弱いもので、何かのきっかけで宗教にはまってしまうことがあるのではないか、と考える。そのことを恐ろしく思える。

まあ周囲の人間に言わせると「お前のようなヒネクレ者が神仏を信じたりするモノか」ということなので、あまり心配ないのかもしれないが。

「うれしい」と「たのしい」の違い

2006-08-08 07:48:50 | Weblog
説明できますか? と訊かれて、すぐには答えられなかった

というか、丸一日考えて、なんとなくは違いは解った気がするけれど、それを説明する言葉が上手く出てこない

ことばって難しいけど、面白い、って、改めて思った。

ATMからの送金

2006-08-07 18:18:04 | Weblog
来年から、ATMを使った現金の振り込みが10万円までに制限される(10万円超は窓口扱いのみになる)という。

振り込め詐欺の防止策かと思いきや、マネーロンダリング(資金洗浄)監視のために作られた国際機関“金融活動作業部会(FATF)”の勧告に基づくもので、誰だか確認の取れない人が1000ドル(または1000ユーロ)程度以上を振り込むことはダメなのだという。

現金を振り込みたい場合は、一旦自分の口座に入金して、そこからの振替という形を取るのなら良いということらしい(←口座開設時に本人確認しているから)。

まあ趣旨は解らないでもないが、この物価の高い日本で10万円と言ったら、例えば家賃とかでもひっかかる人が出てきかねない。それで、そういう事情を良く知らない人が窓口に並べば、ますます銀行の待ち時間は増え、そして、その人は余分な手数料を払うことになるだろう。

まだ正式に決まった訳ではなく、これからパブリックコメントが求められるようだが、国際機関の勧告ということなので導入されそうだ。銀行には、混乱が起こらないような案内を充実してほしいと思う。

食品ロス率4.1%に減少?

2006-08-06 17:34:34 | Weblog
農林水産省のプレス発表
http://www.maff.go.jp/www/press/2006/20060804press_5.pdf
では、世帯(家庭)における1日1人あたりの食品使用量は1167グラムで、そのうち47.3グラム(4.1%)がロス(食べ残しもしくは廃棄)だという。

自分の家は、すぐに「もったいない」って思ってしまうので、よほどのことがない限り、食べ残したり、そもそも食べられる食材を賞味期限切れ等で捨てたりすることはない。重さを量ったりしたことは無いが、1%以上ということは考えられない。

だけれども、日本の平均と言った場合に、4%というのは意外と少ないと感じた。このような調査結果は、どれほど信頼できるものなのだろうか?

詳しい資料
http://www.maff.go.jp/toukei/sokuhou/data/loss2005-setai/loss2005-setai.pdf
を見ると調査方法が記されているが、選んだ1000世帯から、6月、9月、12月、3月のそれぞれ1週間の食品使用と廃棄の量をノートに記して自己申告してもらったのだという。

ここで考えられる問題は、そのような調査を依頼された家庭が、なるべく廃棄しないように努力してしまうのではないかということだ。食品を無駄にしていることを恥ずかしいと感じる人は少なくないと思う。

ところで「外食産業調査結果」
http://www.maff.go.jp/toukei/sokuhou/data/loss2005/loss2005.htm
というのが別にあって、「昼食時の食べ残しは3.2%」という結果になっているのだが、これまた実態より少ないように感じる。実は、この数字には厨房で捨てられてしまう部分は含まれていないのだが、ファーストフードとかの店によっては、その部分が多いように思う。

さらに加えて言えば、夜の食事、宴会、披露宴、ビュッフェ(バイキング)など、食品を無駄にしていそうなシーンが、いっぱい思いつく。

それら全てを含めた、この国全体の本当のロス率がどれくらいになっているのか、そっちの方が気になる。