木っ葉の微塵日記

流れ者が日々のあれこれをつぶやきます。当たって砕けるかも~
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コイズミ・ハラスメント

2006-08-15 08:30:57 | Weblog
この国の首相は“ハラスメント”という言葉の意味を知らないのだろうか?

「一個人が神社に参拝するかどうか」は“心の問題”であるという。それは、その通りだろう。そして、それが「二度と戦争を起こしてはならない、という気持ちからだ」というのも、そうなのだと思う。

しかし、政治家として“公約”して、現状の靖国神社に参拝するということが、「個人の勝手な行動」では済まされないことは明らかである。

つまり、そのような行為を快く思わない隣人が少なからずいる(しかも、はっきりと「やめてほしい」と言われている)のに、敢えてするということは、“嫌がらせ”(=ハラスメント)以外の何物でもないではないか。

「自分は正しい、何がいけないのか解らない」という態度(っていうか言動)は、まさに受け取る側がどう感じるのかで決まる“無自覚ハラスメント”の典型と言えるだろう。

自分が、靖国神社への首相参拝に賛成できない最大の理由は、それが“ハラスメント”であるからだ。「外国に言われたからやめるべき」というのは良くない、という意見もあるが、「外国に言われてもやめない」というのは無神経すぎると思う。