木っ葉の微塵日記

流れ者が日々のあれこれをつぶやきます。当たって砕けるかも~
(コメント・トラックバックは事前承認制です)

惑星の定義は重要な問題か?

2006-08-25 20:50:57 | Weblog
「冥王星が太陽系の惑星から格下げになる」という話が、結構大きなニュースとして取り上げられている。

アメリカでは、発見されてから70年間“惑星”の地位にあったので「かわいそう」という話になっているらしい。

日本の新聞でも(どこだか忘れたが)「科学に多数決はあるのか」という見出しを見かけたが、いずれにしても“騒ぎ過ぎ”のように感じる。

だって、冥王星は70年前に“発見”されるより前からあったのだし、“惑星”と呼ばれていようが“矮惑星”に格下げされようが、その実体は変わらないのだから…。“70年”なんて、天文学的な時間で言えば短い“ほんの一瞬”のようなものだろうし。

教科書は書き換えなければならないのかもしれないが、別に何が変わったということでもないのだから、「惑星の定義を決めた歴史的な日」とか言っている“国際天文学連合”もどうかと思う。まあ、この際、話題作りでPRしているということか。