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人生なんてケセラセラ
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夏越の祓と水無月

2007年06月30日 | カルチャーショック
所変われば、風習も違う

こちらに来た頃、6月に入ったら、あちこちの和菓子屋さんで
関東では見たことのないお菓子が売られているのに、気づきました。



『水無月』です
白いういろうに小豆をのせ、三角形に包丁されたお菓子です。
6月30日にこの水無月を食べるのが習わしらしいです。
なんで???

調べてみました

神道には『大祓』があり、6月と12月の晦日(新暦では6月30日と12月31日)に
行われる、犯した罪や穢れを除き去るための祓えの行事だそうです。
6月の大祓を夏越の祓(なごしのはらえ)、12月のを年越の祓(としこしのはらえ)
と言うそうです。

知らなんだぁ

んで、701年の大宝律令で正式な宮中の年中行事に定められた、と・・・。
だから、京都のいろんな神社で『夏越の祓』が行われれるんですね
茅草で作られた茅の輪の中をくぐる『茅の輪くぐり』をして、厄を祓うそうです

この『夏越祓』に用いられるのが、『水無月』(6月の和菓子の代表ですって)なんですって
水無月の上部にある小豆は悪魔払いの意味があり、
三角の形は暑気を払う氷を表しているといわれているそうです。

へ~っ

当時は「氷室」に保存しておいた冬の氷を口にして暑気を払っていたのですが、
庶民に氷なんて、高級品で手に入らない
で、氷をかたどった菓子が作られ、それが『水無月』となりました。

いやぁ・・・。調べてみると、ちゃんと云われがあるんですねぇ

それじゃあ 6月30日に『水無月』を食べるワケが分かったので
いただきまぁ~す
う~ん ほんのり甘いもっちりとしたういろうに
あずきがえぇ感じでマッチしとりますなぁ

さぁ これで邪気を払ったことだし、暑い夏を乗り切るゾー
コメント
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