Konnyo's Weblog

Konnyoが綴るブログです。

難聴で入院 (備忘録)

2020年02月13日 16時57分06秒 | 難聴
そういうことで、初めての(たぶん)入院生活だったので
備忘録として残しておこうかな。
リアルタイムでアップしても良いのだけど
なにせ、パケットの少ない契約なので
それは家や会社との連絡用に残しておきたい。

で、もらった紹介状を持って2/4に大病院を受診。
なにしろ、「早急に」と言われてたし
ネットを見ても時間との勝負的なコトが書かれてる。
予約なしでの飛び込みなので
待ち時間は覚悟していたものの
耳鼻科の先生チームの一人がインフルエンザで欠席。
混雑に輪をかける。。。
どうにか検査まで行きつく。
掛かりつけの病院でやった同じ検査の他
片耳に雑音を流しての骨伝導での聴力検査も実施。
これって、前回(2013年)もやったような?
検査後、更に待つ。。。
半休で出社するつもりだったが全然ムリ。
12時をとっくに回ってから遂に先生にご対面。
前回とは違う症状であることは
前回のカルテからすぐに分かった。
恐ろしいのは
前回は神経が音をちゃんと伝搬していたのに
今回はそれが見られない。
先生のおすすめコースは
「入院してステロイド投与」
。。。入院っておっしゃいました???
口径での投与ではなく点滴ですと。
強いので、感染症など考慮しても入院が必要らしい。
で、何日ですか?
「9日間です」
。。。9日間っておっしゃいました???
聞けば
それですぐに効果がある人 3割
しばらくたってから効果が出る人 3割
効果がない人 3割
。。。あとの1割は? なんてどうでも良かった。
なにもしないで後々後悔しないように
やれる治療はやった方が良いですよ
とは、当然のお勧めである。
ステロイド投与が体質に合っているか
まずは血液検査してみるので
その間に考えてくださいとのこと。
今日から入院できるとのこと。
。。。考える時間、あるのか???
血液検査は問題なし。
血は薄いが
それ以外はいつも問題ない。

こんな耳鳴りといつまでも付き合うわけにはいかない。
なにしろ、聞こえも悪い。
完治の確立が低くても治療法があるならすがっておこう。

会社の都合も考慮したが
おおよそなんとかなりそう。
優秀な人材たちに感謝。
でも、今からいきなり軟禁されても困ったしまう。
入院は明日(2/5)からにしてもらい
手続きの書類をどっさり持って帰った。。。
おかしいな、半休の予定だったはずだが???

会社、保険屋、保証人(同居以外で生計を立ててる人って・・・)
連絡を取って書類作成。
ついでに今日聞いた結果をネット検索。
おいおい、重症だな。
先生に聞いた通りのことがどこにも書いてある。
おとなしく軟禁されるしかないようだ。

翌朝、昨日準備できなかった
箸セットと洗面器と上履きをホームセンターで購入。
公共交通機関で行く予定だったが
興味津々な(?)奥様が
仕事を休んで送ってくれることになり
大きなスーツケースも楽チン。
家から近いこともあり
(会社からは遠いことが難点)
予定通りチェックイン。
個室と四人部屋から選ぶように昨日言われていて
支払われる保険額からすれば
贅沢して個室でも良かったが
ケチって大部屋を選んでしまうところが思慮浅い。。。
ちなみに、入院なんて初めてである。
家族の入院に付き添ったり
入院を見舞ったりはあるが
自分が入院することになるとは
ワクワク、いや、気が滅入る。
ナースさんに期待する余裕はまだない。

●1日目(入院当日)
午後から点滴開始。
点滴ってやったことあったかな?
ベッドに寝転がって打たれる。
献血でも慣れてるので注射に拒絶反応はなし。
相変わらず浮きのいい血管は
どこのナースさんにも好評である。
ひたすら天井を見つめて
1時間ちょっとで完了。
具合が悪くなることもなし。
ステロイドは3段階で強度を落としていくそうで
初めの3日間は強め。
次の3日間は中程度。
最後の3日間は弱めになるらしい。
人間の体内でもステロイドが作られており
体外からステロイドが入るとその生成が休憩してしまう。
休憩したままだと体外からの投与が止まった時にマズイので
徐々に濃さを変えて元に戻す必要があるそうだ。

夜、9時消灯。
普段なら1分でも早く
9時にでも寝てしまいたいくらいクタクタだが
どうにも早すぎる。
そして案の定、同室のじいちゃんたちのイビキにやられる。
個室にしとけばよかった。。。

●2日目(2/6)
6時起床。
普段5時起きなので
こんなにゆっくりでいいのか、罪悪感。
検温が終わって、8時の朝食まで空腹に耐える。
9時過ぎから点滴を1時間ちょい。
終わってシャワータイム。
介助が必要ではないので、もちろん一人で。
問題はここから。
あとは不定期な診察と
なんとなく定期的な検温。
それ以外はフリータイム。
絶対安静ということもなく
耳以外は元気なので暇つぶしが大変。
図書室をみつけて命拾いだが
ひたすら読書というのも。。。
近くの台原公園を走りたいな。。。

●3日目(2/7)
10時前に始まった点滴が
30分で終わるという自己新記録樹立!
倒れるぞ・・・
奥様からの物資補給を受領。
洗濯場も売店もあるので
資金に不安がなければ事足りるのだが
足代たしても、お好みのものを安く買ってきてもらう方が
生活は楽しい。

夜は奇跡的に静かに迎えられ
8時間ほど爆睡!

●4日目(2/8)
9時半に始まった点滴は
途中で雫が止まっていることに気が付けずに
1時間半も掛かってしまった。
土曜ということで
見舞客がハンパない。
無事に社会復帰できるように
少し体を動かすこととするが
気の利いたリハビリ室の類はない。
1階から8階までの階段昇降を3セット。
こんな元気な入院患者でいいのだろか?
もちろん、膝がガクガク。。。

●5日目(2/9)
9時半前に始まった点滴は
また止まるトラブルがあったものの
気づいたのが早かったので
1時間ちょいで終了。
奥様からの補給第2弾を受領。
寒いかもと思って準備した服装では暑く
半袖・短パンで過ごす日々。
外は暖冬といわれる今年の中では寒気襲来中。
すみません、外の方々。。。
階段ワークは朝飯前と夕食前。
1800kcalの1日の食事だが
この運動だけで消化してるのでは?

●6日目(2/10)
昨日あたりから起床の時間が曖昧。
少ないスタッフで大勢を相手にしてるので仕方がない。
検温を終えて朝飯前の階段ワーク。
外なら気持ちいいのだが。
9時過ぎに始まった点滴だが
終わり近くになって便意をもよおす。
寝てて便意というのも不思議だが
普段飲み慣れない、いや、
何年も飲んでない牛乳のせいだ。
点滴を引きずりながら放便。
ベッドに戻ってしばらくしたら注射しているところが
みるみる膨れてきて激痛。
針がずれて漏れているらしい。
刺し直して1時間ちょっとで終了。
痛かった。。。
午後に、突然の聴力検査。
入院の前日にやった内容と同じ。
入院後、状況に変化はほとんどなかったが
薬袋をカサカサしたり
レジ袋をカサカサしたり
じゃがりこのようなパリパリ・ボリボリ系を食べたりすると
左耳にキンキン響くようになっていた。
神経の過反応らしく
良くなってるとも、悪くなってるとも言えない状態らしかった。
で、検査結果は変化なし。
もっとも、受検されてる自分が一番分かっていたが。
その晩、新たに入居したじいちゃんは
さらに酷い爆音マンだった。
9時の消灯と同時に始まり
こちらはまったく眠れない。
それでもいつの間にかウトウトしたようだが
12時前に、ナースさんが他の患者さんを介助する音で起床。
眠れなくなってボーっとしてたら
ドズンっ と人が倒れる音。
もう一人のじいちゃんがベッドの横にひっくり返っていた。
慌てて飛び起き
無事を確認してナースコール。
物を取ろうとしてウロウロして転んだだけだったので
大事には至らず。
そんな騒ぎにも負けず爆音マンの雄たけびは続き
4時半ぐらいに死んだように静かになったので
(ホントに死んだかと思った)
ウトウトできたがすぐに起床の時間。
ナースさんが来るまでにはまだまだ掛かりそうだが
爆音マンがガサゴソと動き始めて寝てられない。
(生きてたのね)
頭がボーーーーっとする。

●7日目(2/11)
おかげで血圧が1日中ハイレベル。
何やってもボーーーーっとする。
おまけに薄っすらと結膜下出血が再発。
体調が悪いのは副作用のせいではないだろう。。。
世間では久々の積雪だったようだが
その影響なのか
院内の動きがいつもと違う。
点滴がいつまでたっても始まらず
頭をサッパリさせたかったので先にシャワー。
その直後に補給船第3便が到着。 アリガタヤ
結局、点滴始まったのは11時半。
1時間ちょいで終了。 ハラヘッタ
結局、1日中ボーーーーーっとしたまま
読書したり
階段ワークしたり。
入院当初よりも時間の流れが速くなってる気がする。
この生活に慣れるのはイヤだが。。。
消灯時間になっても爆音マンがベッドライトを消さないので
部屋全体が明るいまま。
どんだけマイペースやねん、爺さん。
持ってきたアイマスクで防御。
しばらく眠れたかと思ったら
電気は消えていて爆音始動。。。
今夜も眠れそうにない。

●8日目(2/12)
夜中に爆音やら、他の人の介助やらで
部屋の中は落ち着かない。
ナースさんの手際はいいので
五月蠅いというものではないのだろうが
私が神経質すぎるのは薬の副作用か?
その中でも爆音がどうにもこうにも。。。
起床時間過ぎても体を持ち上げられず
ナースさんが起こしに来るまで布団にくるまる。
ボオォーーーーーッとしながら血圧測定も
昨日よりは低め。
だが、そこから更に寝る。。。
9時過ぎに点滴スタート。
順調に進んだが
あと少しというところで止まってしまった。
針をいじってもらって再開、と思ったら
今度は腕の中で点滴が漏れて
膨れ上がり、激痛。
針を別のところに刺し直して終了。
マジ、痛かった。。。
午後予定の聴力検査が早まり
入院中2回目の検査。
内容は同じ。
もちろん、良化している自覚症状はなし。
ドクターからも「変化なし」のお墨付き。
ともあれ、計画通り明日は退院であることは不変。
消灯とともに始まる爆音。
恐ろしい寝つきの良さと感心する。
どうにも眠れなくて
ペンライトを頼りに読書。
図書室で借りた文庫をまだ読み終わってなくて
明日の退院までにラストを知らなければならなかったので
それはそれで、いい時間。
巡回に来たナースさんには苦い顔をされたけど。。。
2時半就寝。。。
ラストまで読み終えたスッキリ感で
爆音もいくらかは気にならなかった。

●9日目(2/13)
5時ころ、爆音マンがベッドを出る。
あとでナースさんに「コンビニに行ってきたよ」
と自慢気だったが
立派な無断外出。
しかもタバコ臭かったらしく
こっぴどく叱られてた。
てか、バイキン持ち込むなよっ!
もう、大部屋は御免だ。。。
ナースさんが検温に来たのは7時前で
それまで寝てた。
寝不足だろうけど、今日で退院という解放感で
体のだるさはない。
他の人の検温をしてる間に動きすぎて
血圧測定はしてもらえなかった。。。
退院日ということで、朝食後にドクターと面談。
入院中の検査結果は芳しくないので
今後も投薬が続くことに。
また、あの「3割、3割、3割」の話が出たが
だから、残りの1割は何ですの???
次の受診日の予約を取って終了。
最終回の点滴は9時頃スタートして30分で終了。
とっとと終わらせて帰ってくれということか?
シャワーを浴びてスッキリしてから荷造り。
もちろん、大した荷物ではないのですぐに完了し
清算を済ませてから撤収。
健保に申請していた「限度額適用認定証」は
今日までに間に合わず厄介な作業が残ってしまった。
こんな金額、生活が崩壊するわ・・・

入院生活については以上。
教訓、大部屋は眠れない・・・
やっぱり、健康が一番だな。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 難聴は続くよどこまでも・・・ | トップ | MRIでとどめ刺される »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

難聴」カテゴリの最新記事