KONASUKEの部屋

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ウメエダシャク幼虫とトンボエダシャク幼虫の比較201905

2019年05月19日 | チョウ目
ウメエダシャクの幼虫が、かなり大きくなってきました。

体長4㎝ほどですかね。
体の模様は、不規則な感じですね。

今年はまた個体数が多くて。

フェンスにいる個体だけで、30匹ほど確認しました。

蛹になる場所を探しているのかも知れませんね。

もう少ししたら、蛹や成虫が見られるでしょう。

分類:チョウ目シャクガ科エダシャク亜科
翅を広げた長さ:35~45mm
分布:北海道、本州、四国、九州
   平地~山地
成虫の見られる時期:6月~7月初旬
          幼虫で冬越し
エサ:成虫・・・花の蜜(リョウブの花に集まる)
   幼虫・・・ウメ、モモ、ナシ、サクラ類などのほか、広食性
その他:昼間飛ぶ。
    地上で吸水することがある。
参考:茨城の昆虫生態図鑑(メイツ出版)
   虫ナビ
   かたつむりの自然観撮記
   北摂の生き物


こっちはトンボエダシャクの幼虫。
ちょっと幼くて、まだ3㎝弱ってとこか。
模様は明確に四角い。
ヒロオビトンボエダシャクだと、この四角が崩れる。

ウメエダシャクに比べると、トンボエダシャクは圧倒的に個体数が少ない。
30:1~15:1ってところ。
若齢幼虫も見かけなかった。
まぁ、食草がツルウメモドキに限られるってことで、自然、個体数も少ないのだろう。

分類:チョウ目シャクガ科エダシャク亜科
翅を広げた長さ:48~58mm
分布:北海道、本州、四国、九州
   平地~山地
成虫の見られる時期:6~8月
          卵で冬越し
エサ:成虫・・・花の蜜(クリ)
   幼虫・・・ツルウメモドキの葉
その他:腹の四角形の黒色紋が長く規則的で、黄色帯が細い。
    ヒロオビトンボエダシャクでは黒色紋が短く不規則で、黄色帯が太い。
    オスは腹が長い。
    昼間飛ぶ。
    幼虫は黄色い体に黒い長方形の模様が並ぶ。
    ヒロオビトンボエダシャクでは、黒い模様の形が不規則。
    終齢幼虫の体長:38~40mm
参考:ポケット図鑑日本の昆虫1400①(文一総合出版)
   学研の図鑑LIVEPOCKET幼虫(学研プラス)
   虫ナビ
   みんなで作る日本産蛾類図鑑V2


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