KONASUKEの部屋

最近はすっかり昆虫ブログと化してます(笑)
生物のこと、笠間のこと、時々政治

アトスジグロナミシャク20210511

2021年05月14日 | チョウ目
アトスジグロナミシャク。
晩春~初夏にのみ見られます。
この個体は擦れているのか、模様がハッキリしませんね。

①短い黒条2本
②黒線
③白点
④前翅内横線:大きくジグザグ
⑤前翅外横線:大きく湾曲する
       前縁部で濃い
       外側は白く縁取られる
⑥下唇鬚:水平に突出する
     長さは複眼の直径の2倍超

分類:チョウ目シャクガ科ナミシャク亜科
翅を広げた長さ:26~30mm
分布:本州、四国、九州
   平地~低山地
成虫の見られる時期:4月下旬~7月(年1化)
          蛹で冬越し?
エサ:成虫・・・花の蜜
   幼虫・・・カイヅカイブキ
その他:前後翅ともに暗褐色。
    前翅外縁の翅頂付近に短い黒条が2本ある。
    前翅後縁に沿って黒線があり、中央付近と外縁側の二カ所に白点が現われる。
    (シロシタトビイロナミシャクでは、黒線から斜め上に出る線がある。)
    前翅内横線は大きくジグザグに走る。
    (シロシタトビイロナミシャクではジグザグが小さい。)
    黒色の前翅外横線は大きく湾曲し、前縁で濃い。
    外側は淡色で縁取られる。
    ♂後翅後縁部に細長い袋がある。
    下唇鬚は水平に突出し、複眼の直径の2倍を超える。
    後脚の距は、♂♀ともに一対。
    樹林と林縁で見られる。
    夜行性で、灯火に飛来することも多い。
    普通種で、個体数も比較的多い。
    卵は平たい楕円形で、真ん中が窪む。
    幼虫は背面中央と側面に白い縦線が走る。
    終齢幼虫の体長は約20mm。
参考:茨城の昆虫生態図鑑(メイツ出版)
   Digital Moths of Japan
   みんなで作る日本産蛾類図鑑V2
   かたつむりの自然観撮記
   虫ナビ
   渓舟の昆虫図鑑
   北茨城周辺の生き物
   YAMKEN明石の蛾達


最新の画像もっと見る

コメントを投稿