KONASUKEの部屋

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キレイな黄色~ヒロオビトンボエダシャク前蛹~蛹20190520~28

2019年05月30日 | チョウ目
ヒロオビトンボエダシャクの蛹。
キレイな濃ゆ~い黄色。

5/20に発見した前蛹。
ハンモック状の糸の上でブ~ラブラ。



同じ日に発見した幼虫。
トンボエダシャクの幼虫と比べて、四角い模様が崩れる。



5/21 前蛹の様子。





5/23 あんまり変化は感じられない。

5/25 変化なし。



別の幼虫も元気だった。

この時点までは。
しかし翌5/26・・・

悲劇が襲った。
前蛹の段階になっていたものと思われるが。
動いてはいるが、逃げることの出来ない前蛹は、やはりリスクが大きいのだろう。

一方で、5/20に発見した前蛹は蛹になった。

写真では表現し切れていないが、本当に美しい濃い黄色なのだ。









5/27



5/28の様子。

腹の透明度が増している。
羽化は近いか?

分類:チョウ目シャクガ科
翅を広げた長さ:48~58mm
分布:北海道、本州、四国、九州
   平地~山地
成虫の見られる時期:6月~8月初旬
          幼虫で冬越し(卵もある?)
エサ:成虫・・・花の蜜(クリなど)
   幼虫・・・ツルウメモドキの葉
その他:トンボエダシャクとの違いは・・・
    成虫・・・腹部の黒紋が小さく、翅の白帯が広い
         トンボエダシャクでは腹の黒紋が大きく、翅の白帯が狭い。
    幼虫・・・黒い模様は形がまばら。
         トンボエダシャクでは明確な四角形
    成虫は日中飛ぶ。
    終齢幼虫の体長:約40mm
参考:茨城の昆虫生態図鑑(メイツ出版)
   学研の図鑑LIVEPOCKET幼虫(学研プラス)
   ポケット図鑑日本の昆虫1400①(文一総合出版)
   虫ナビほか

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
羽化が見られるといいですね (fuyu325)
2019-05-30 14:28:18
きれいな黄色ですね!
高価な鶏卵の、濃い黄身の色みたい。
イモムシがサナギになる時
最後に脱いだ、クシュクシュっとした脱皮痕が
脱ぎっぱなしのズボンみたいで・・・可愛く思えます。
アリに襲われた子は可哀想でした。
サナギが無事に羽化できるといいですね!
返信する
fuyuさんへ (KONASUKE)
2019-05-30 17:14:23
コメントありがとうございます。
ホントにキレイな黄色で、見つけた時は、本当に感動的でした。
今年は特に、フェンスにアリが多いもので、毎日のように自然の厳しさを目の当たりにします。
守るワケにもいきませんが、羽化するまで見守りたいと思います。
返信する

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