KONASUKEの部屋

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マエホシヨトウ20210908

2021年09月19日 | チョウ目
マエホシヨトウ。
変異が激しい種なので、同定に苦労しました。

①亜外縁部:赤銅色を帯びる
②亜外縁線:黄褐色
 ⓐ黒筋が亜外縁線を中断する
③内横線
④外横線
 ※③④は後縁部で白く縁どられる
⑤環状紋
⑥腎状紋
 ※⑤⑥は明瞭/不明瞭、両方の個体がある
⑦胸部背~内横線:焦げ茶色の個体が多い。

分類:
チョウ目ヤガ科ヒメヨトウ亜科
翅を広げた長さ:
28~36mm
前翅の長さ:
15~18mm
分布:
北海道、本州、四国、九州
山地性
成虫の見られる時期:
8月下旬~10月上旬(年1化)
蛹で冬越し
エサ:
成虫・・・不明
幼虫・・・セリの根、ミゾソバの葉
その他:
前翅の斑紋は、かなり多様な変化を示す。
いずれの型も、亜外縁部は赤銅色を帯び、黄褐色の亜外縁線はM1-M2脈の内で中断する。
内横線と外横線の形態は安定しており、後縁付近で白く縁どられる。
環状紋・腎状紋は、明瞭/不明瞭、両方の個体が存在する。
胸部背から内横線の白い筋まで、焦げ茶色になっている個体が多い。
灯火にも飛来する。
幼虫は秋に育ち、11月中旬に蛹化、約10カ月を蛹で過ごす。
終齢幼虫の体長は約30~35mm。
参考:
Digital Moths of Japan
みんなで作る日本産蛾類図鑑V2
虫ナビ
北河内昆虫記
北茨城周辺の生き物
北茨城周辺の生き物
YAMKEN明石の蛾達
あおもり昆虫記
yamasanae
茨城の蛾
富山県産蛾類博物館
フォト蔵


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