ホソミオツネントンボ。
越冬後間もないので、まだ体色は褐色。
ちょっと青くなった♂。
成熟して、水辺に戻る日も近いかも?
腹端の突起は、マジックハンドの先みたい。
交尾の際、これで♀の首を挟んで固定します。
こっちも♂。
腹を下ろしたり
上げたり。
もう一つの♂の特徴。
腹の付け根付近に、出っ張りがあります。
ここに自分の腹の先を押し付けて、精子を蓄えます。
交尾の際、♀はここに生殖器をド . . . 本文を読む
コオニヤンマ?
確か以前、観たものと同じだと思うんだけど。
ぶら下がって止まらないので、ヤンマではありませんね。
この角度から撮ったあと、逃げられました。
全く止まりゃぁしない!
飛翔を撮れるほどの技術はありませんしね(笑)
分類:
トンボ目トンボ亜目ヤンマ上科サナエトンボ科コオニヤンマ亜科
体長:
♂81~93mm
♀75~90mm
腹長:
♂53~69mm
♀52~66mm
後翅長:
♂ . . . 本文を読む
オナガサナエの♂。
オスは長くて立派な尾部付属器が特徴的。
ムムッ、寄り目?(笑)
複眼は完全に離れていて、サナエトンボの特徴がよく出ていますね。
普通、サナエトンボは「早苗」の名の通り、4~6月頃に見られるものが多いんですが。
オナガサナエは、河川で羽化後、林などに移動して栄養を蓄えて成熟(栄養飛翔)して、産卵時に再び産まれた河川に戻ってくるという習性があります。
羽化ラッシュの時期は見つけ . . . 本文を読む
オオイトトンボの交尾。
この辺の公園の池あたりで、ほぼどこでも見られる普通種で日本固有種。
オスは胸部・腹部ともに青みが強く、腹の先の2~3節ほどが青くなる.。
メスは第8・9節の背面はほぼ黒色。
オスと同様に青みが強い個体と、黄緑色の個体の二型ある。
①複眼の後ろの紋(眼後紋)が大きく、洋ナシを横にしたような形であること。
②二つの洋ナシの間に、カチューシャ状の紋(後頭条)があること。
が . . . 本文を読む
コフキトンボ。
和名の由来は、成熟した個体が全身に粉を吹くことから。
(「帯トンボ型」と言われる翅に褐色の帯模様のあるメスは粉を吹きません。)
でも、顔は粉を吹かなくて、アカトンボみたい。
この個体では、まだ胸は粉を吹いておらず、複雑な模様が見えますね。
こっちの個体は、胸も完全に粉を吹いています。
複眼は黒化しているようですね。
「平地の池沼に普通」と言われますが、KONASUKEはしかと確 . . . 本文を読む
ハグロトンボの交尾。
分類:トンボ目カワトンボ科カワトンボ亜科
体長:54~68mm
分布:本州、四国、九州
平地~丘陵の流水
成虫の見られる時期:6月中旬~9月中旬
幼虫で冬越し
エサ:成虫・・・小型の昆虫
幼虫・・・ミジンコ類や小型の水棲昆虫
その他:河川とその周辺の草原や林で見られる。
翅は一様に黒褐色。
(類似種のアオハダトンボでは、オスは . . . 本文を読む
マユタテアカネのオス。
顔に御公家さんの眉みたいな一対の黒点があることが名前の由来なんだけど。
この個体では、「カトちゃんペ」的に、くっ付いちゃってますね。
実は、眉模様だけでは、本種という確証に欠けるので。
その他の特徴を合わせて、総合的に判断する必要があります。
胸の横には、太い黒線がありません。
オスの腹端の上部付属器(タンデム飛行の際、メスの首を挟むのに使う)は上に反り上がる。
別名 . . . 本文を読む
ウチワヤンマ。
色々な角度から撮れたので、再録です。
「ヤンマ」と付きますが、大型のサナエトンボ。
複眼が完全に離れているのは、サナエトンボの特徴です。
「団扇」の内側が、光が透けているからか、オレンジっぽく見えますね。
横向き。
正面。
撮影当日は猛暑日。
太陽光線に当たる角度を少しでも変えるため、逆立ちのポーズ。
何か、出初式とかの梯子乗りみたいね(笑)
分類:トンボ目 異翅亜目サ . . . 本文を読む
ギンヤンマのオス。
腹の付け根の水色の半ズボンが鮮やか。
棲んでいるのは、こんな薄汚れた池です。
分類:
トンボ目 異翅亜目ヤンマ科ヤンマ亜科
体長:
65~84mm
分布:
全国
平地・止水
成虫の見られる時期:
7月中旬~10月上旬
幼虫で冬越し
エサ:
成虫・・・飛翔昆虫
幼虫・・・若齢・ミジンコ類、中齢~水中の昆虫の幼虫、オタマジャクシ、小魚など
その他:
和名はメスの腹部第3節下縁に . . . 本文を読む
オニヤンマのオス。
同じところを行ったり来たり、ぐーるぐる。
中々止まらないし、止まってもピントが合わなかったりして。
ようやく撮影の機会に恵まれました。
分類:トンボ目 異翅亜目オニヤンマ科
体長:82~114mm
分布:全国
平地~山地・細流
成虫の見られる時期:6月下旬~10月初旬
幼虫で冬越し
エサ:成虫・・・飛翔昆虫
幼虫・・・若齢・ミジンコ類、中齢~ . . . 本文を読む
キイトトンボのオス。
初見です。
こんな身近にいるとは思わなかった。
何か変な飛び方をするな?
と思っていたら、腹の途中が折れています。
羽化不全なのか、捕食者にでも襲われたのか?
次は健康体に遇いたいものです。
RDB:
絶滅危惧Ⅰ類:東京都、神奈川県
絶滅危惧Ⅱ類:青森県、千葉県、長崎県
準絶滅危惧種:茨城県、埼玉県、大阪府、福岡県、熊本県
分類:
トンボ目イトトンボ亜目イトトンボ科ナガイ . . . 本文を読む
ウチワヤンマ。
腹の先に、まるで「団扇」のような突起。
一体、何の役に立つんでしょう?
神は、一体、どんな気まぐれで、このようなクリーチャーを創りたもうたのか?
”ヤンマ”と付きますが、大型のサナエトンボです。
これも出会いたいと思っていた昆虫。
子どもの頃以来の出会いです。
昔は、その辺の池で、普通に見られた気がするんですが。
コンクリで固めた、プールみたいな溜池が多いからですかねぇ?
あ . . . 本文を読む
今日、今季初めて、ギンヤンマが飛んでいるのを確認しました。
飛び回ってて、ちっとも止まってくれないので、画像はナシ。
そのうち、チャンスを捉えてご報告します。
施設の中の、金網に囲まれた、抽水植物の一つもない、暗い、ため池? 調節池? 防火水槽?
そんな感じの水溜りなんですが。
昨年の秋には、複数のカップルが、水面に浮かぶ木切れや草の茎に産卵しているのを確認していました。
羽化するのを今か今か . . . 本文を読む
コシアキトンボ♀の羽化。
北山公園の新池の周りは、羽化するコシアキトンボで一杯でした。
これもメス。
これはオスかな。
横から。
羽化に失敗した個体の末路。
自然は時に厳しい。
これはオスのようだ。
尾端が良く写ってないので苦しいが、オスかも?
草の影でも羽化してた。
季節はシオヤトンボ→シオカラトンボ→コシアキトンボと移り変わっているようです。
さて、こちらはすで . . . 本文を読む
シオカラトンボの羽化。
4:57
これも脱け殻かと思ったら、どうも生きてるっぽい。
他はみんな、殻を脱いで、翅を乾かしているというのに。
無事、羽化するだろうか?
6:58
ようやく羽化が始まった。
7:13
全身が殻から出る。
別角度から。
7:30
翅が伸び始める。
フラッシュを焚いて、別角度から。
7:37
後は先だけ。
別角度から。
7:45
ほぼ伸びたかな?
別角度。 . . . 本文を読む