大政・小政の気ままな日誌

キャンピングカー(小政号)の出番が減って覚書のブログになっています。ボケ防止の為に毎日継続することを目標にしています。

怒るのは悪い事?

2015年12月03日 | 人生観
12月に入って毎日天候不順です、今日も北の方でダブル低気圧が居座って

全国的に風が強まり、特に日本海側の地域では荒れた天気・・・・北風が到来して寒くなりそうです。

今年初めてストーブに火をつけ暖を取る。久々に部屋にこもり本を読んでいたが・・・瞑想に落ちいて・・

元来ガサツな人間なので、心を静めて神に祈ったり、何かに心を集中させる事など、終ぞなかったが・・・

たまには心を静めて無心になるも良いだろうと・・・・と言うのも昨日珍しくカミさんの言動に腹が立った。

結局無心にはなれずに「怒り」について自問答を繰り返してみた。珍しくこだわって突き詰めて見た!

何故怒ったのだろう・・・”思い通りの答えが得られなかった!””意に反した答えが返ってきた!”

なんと亭主の気持ちが分からないのだろうか、友人ご夫婦から誘われて安請け合いをして、気を使いながら話しているのに・・・

自分の気持ちは一切伝えてないので、分ろう筈もないのに・・・何故素直に思いを伝えられないのだろうか?

しばらくは腹が立って・・・怒りのやり場がなくて・・・時が経って「なんでこんな事で腹を立てたのだろうか?」

・・・と思うと自分人身に腹が立って、いつもまでもふくれっ面をしている自分が情けない!

現役を去ると憤りを感じる事がなく、怒ることが少なくなる。考えて見ればカミさん以外の人と話をしな日が・・・

最も怒って仕方のない事は沢山がるが・・・「消費税アップ」「沖縄問題」「中東問題」・・・・怒るには手が届かない。

仏教経典を繙けば「貪欲(むさぼり)」「瞋恚(いかり)」「愚痴 (おろかさ)」を三毒と言って、三大煩悩と教えています。

だから人間は太古の昔から「怒りっぽい」のです、だけど世の中の聖人君子は「怒ると損をしますよ!」分かった事のように言う。

第一、腹を立てている時に、横から「怒らない、怒らない」と言われると、よけいに腹が立ちますよね。

若い頃から怒りぽい人間で、沢山・沢山の嫌な思いもして来た、誰彼ともなく食って掛かかって・・・決して温厚とは程遠いかった。

しかし今思えば・・・憤りを怒りに変えて、成長のエネルギーにして来たように思う。

ただ怒りを相手に言葉でぶっけるのは10の内に一つか二つ、バカな上司や部下は怒りを言葉にしても通じない。

「売り言葉に買い言葉」が口げんか 、口論 、 口喧嘩 、 非難の応酬 となる。・・・・これはくだらないから「怒りを」飲み込む

これを飲み込む時に、一工夫する・・・足りない自分を見つめ直す。お釈迦様のような事を言っていますが・・・

怒るときに怒れない人は人間失格です!例えば「禁煙電車でタバコを吸っている人に注意する」これは怒らないと・・・

しかし現実は「怒ると損をする!」「逆らったっていいことないよ!」「なんでわざわざ波風を立てるんだ!」

・・・・などと分かった事を言う。ここは怒らなければ・・・・そうは言っても「怒りたくても怒れない」

暴力団員が目の前で「この野郎、いい加減にしやがれ!」と威嚇しながら人を殴っていたら・・・・勇気がありますか?

正義感に燃える若き頃、電車で酔っぱらいをときふせた事なぞ、出来る筈もないが・・・と問答は続く・・・

・・・・と疲れたので・・・結論は、だから高倉健さんは凄い人だ!(人間観と映画がダブっているが・・・)

瞑想終わりの一説でした。



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