久間十義『B級読書倶楽部』

94年～96年にかけて「サンデー毎日」に連載された久間十義氏のエッセイをまとめた単行本。


＜ためにする読書ではなく、愉しみの読書のなかにこそ、一片の真実はあったのではないか？
　つまりB級読書倶楽部とは、そのような幸福な読書の記憶に訴える一連のお喋り。読者とともにその記憶をわかち、それに託して今を語ろうという、随分と欲張りな試みなのである。＞（連載第1回「B級読書倶楽部へようこそ」から）



『B級読書倶楽部』