爛漫日記

インターネット古書店 独楽知の、春爛漫ではなくて、秋爛漫?の日記です。

隅田川花火

2009-07-29 21:30:16 | Weblog
娘が吾妻橋の近くに住んでいるので、7月25日の夕方、一度は見たいと思っていた隅田川の花火を見物に出かけてきた。

暑い夏の日が暮れかかる夕暮れの隅田川には、何艘もの屋形船が浮かんでいた。


川縁に集まったたくさんの見物人の間に、わずかな隙間を見つけて、仮設フェンスにへばりついて花火を眺めた。
フェンスの間に手を入れてデジカメで写した写真は、ほとんどすべて手ぶれボケ……。

うまく写せたたった1枚の花火の写真。
隅田川にかかる桜橋と夏の夜空の花火。


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長沢節『弱いから、好き。』

2009-07-21 20:40:31 | 私の本
お亡くなりになられて、もう10年になる長沢節さんの本を見つけて読んだ。
風変わりなファッションで、独特の「男性美」を主張していらっしゃる長沢節さんに、私はなぜかとても心惹かれる。

「強くて頼もしい男性美」ではなく、「孤独で弱い男性」こそ美しいという……。


以下本文から抜粋。

 <出来るだけ自分を細く軽くして、他人に少しでも重さを感じさせないようにという男の優しさは、今でもまだ殆どの女性には理解してもらえないみたいだ。だから私は「細いスネ……」の本の中で、少し過激にだったけれど、新しい男性美として、「弱い男性美」を主張したのだった。
 男が強く頼もしいのではなく、孤独で弱い男性の美しさ……それは全く兵隊の役には立ちそうにはない男性美。全く亭主の役にも立ちそうにもない男性美として、それこそが現代の新しい男性美ではなかろうかといってみたのである。そこにはこれからの女性が男と全く同じように身軽く自由に、弱さを助け合って、楽しく生きるための人間一般のあり方を示したつもりだった。
 私はだから当面の敵を男社会の「強さ」におき、「弱さ」こそが愛の対象となった。
「あの人、弱いからキレイ」
「あの人、弱いから好き」そして最後に
「あの人、弱いからセクシー」というのが私の三段論法であるが、女性は必ずしも直ぐには賛同してはくれそうもない。
 弱さが美しいのは、まるで男性だけの特権とでもいってるみたいだが、それは女性に於いても弱さはやはり素晴らしいわけで、私にとって「弱いものはすべてセクシーである」というのはホンネなのだ。>


「弱いものはすべてセクシーである」(長沢節)
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父の葬式

2009-07-03 06:05:43 | Weblog
6月末、実家の父が94歳で亡くなった。
母が入院先の病院から「先生が時間の問題と言っている」と電話があって、静岡から山梨まで車でかけつけた2時間後に息をひきとった。
老衰と呼べる最期だったと思う。

よい葬儀社に出会えて、母の希望通り、通夜も葬儀もお寺でやることができた。
連絡は親戚とごく親しい友人のみにしたので、母の願い通りのこじんまりした荘厳なお葬式になった。
でも祭壇の両側には、親戚や友達からのお花がたくさん並んだ。

お坊さんの唱える読経に涙が流れた。
父の霊が無事この世からあの世へ渡って行けるよう願ってる。

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