爛漫日記

インターネット古書店 独楽知の、春爛漫ではなくて、秋爛漫?の日記です。

正月の花

2006-12-31 16:41:25 | Weblog
穏やかな年の暮れ。
玄関にお正月の花。
竹、松、梅、千両に黄色い欄の花。
もうすぐ2006年が終わります。




コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

久しぶりの食卓

2006-12-30 21:26:53 | Weblog
名古屋から娘とダンナが一緒に帰ってきた。
二人とも昨日で仕事が終わって、静岡で過ごす年末年始。

久しぶりに4人揃った夕飯~♪
有頭えびフライ、合鴨ロースト、エスカルゴで赤ワイン。

娘の会社は1月4日から始まるから、1月3日までの4日間だけど、楽しもうっと。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お粥大好き

2006-12-29 17:06:50 | Weblog
昨日で一番忙しい年末の配達の仕事が終わって、友達とランチで打ち上げ。
中華のお粥大好きなので、よくここへ来る。



友達の車に乗せてきてもらったので、紹興酒をグラス1杯いただいてしまった。
ワインも好きだけど、紹興酒の方がもっと好きかも。



ホテルの最上階のこの中華料理店は、結構穴場。
テーブルの正面の窓から富士山がこんなに綺麗に見えた。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

都築響一『夜露死苦現代詩』

2006-12-20 23:15:26 | 私の本
すごく素敵な本だった。

「はじめに」の冒頭はこう始まっている。

< 夜の国道を走る。ヘッドライトに照らされた歩道橋に、スプレーで殴り書きされた「夜露死苦」の文字が一瞬浮かび上がり、頭上に消えていく。
 なんてシャープな四文字言葉なんだろう。過去数十年の日本現代詩の中で、「夜露死苦」を超えるリアルなフレーズを、ひとりでも書けた詩人がいただろうか。>

だから都築響一は、<ほんとうにドキドキさせてくれる言葉を生み出してくれる、現代詩のアウトサイダーたちを僕は探しに行きたい。>と、雑誌『新潮』で毎月連載したのがこの本になったようです。

痴呆老人たちが発する独り言
駄菓子屋の点取り占い
玉置宏の話芸
32種類にもヴァージョンのある「夢は夜ひらく」
エミネムに代表されるヒップホップ詩
ワープロ誤変換の笑える傑作文
ラップに特化したダメレコーズというレーベルの日本語ラップ詩など

どれもおもしろかった。

一番強烈に印象に残ったのは、死刑囚が詠んだ俳句を集めた『異空間の俳句たち』だった。

<菊生という朝鮮人の囚人は昭和25年6月15日に、強盗殺人の罪に問われて死刑を執行されたが、そのたった5ヶ月前の1月末から俳句の指導を受けはじめた。それまで日本語を話すこともたどたどしく、書くことはもちろんできなかったし、読むことすらあいまいだったのが、生まれてはじめて筆を持ち、連れてこられた異国の言葉と格闘し、別れに際して詠んだのが、

  つばくろよ
  鳩よ雀よ
  さようなら            >          

「あとがきにかえて」は、「相田みつを美術館訪問記」で、

<便所と病室にいちばん似合うのがみつをの書だと、多くの人が知っている。立派な掛け軸になって茶室に収まるのではなく、糞尿や芳香剤や消毒薬の匂いがしみついた場所に。>

私も相田みつを美術館へ行ってみたくなった。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

娘が風邪を引いた。

2006-12-19 20:49:39 | Weblog
先週の水曜日の夜9時半頃、突然名古屋の娘の会社から電話がきた。
聞き慣れない女性の声で、娘の××さんの様子を、名古屋にいるお父さんが行って見てきてほしいと言われた。

その日の朝、具合が悪いので会社に遅れて行くと電話で話した娘が来なかったので、心配した上司が、夜部下の女の子を娘の所へ行かせたと言う。
娘のアパートの玄関は、入口の部屋番号を押して、中から玄関ドアを開けてもらうシステムになっている。
娘のところへ行かされた女の子は、階下の入口のボタンを押しても、携帯を鳴らしても出ないので困ってしまったらしい。

そこで、単身赴任で名古屋にいる父親に心配だから見てきてほしいと、静岡の実家へ電話をかけてきたのだ。
も~、びっくり!
すぐに娘に電話をしたが、出ない!
その日、ダンナはたまたま忘年会で飲んで帰ってきたばかり。
でも、すぐに電車で行ってみると返事。
私も新幹線を調べたら、ぎりぎり10時25分静岡発に間に合うと、急いでカバンに詰め込んで息子に駅まで送ってもらう。

車の中から必死に娘に電話してたら、返事がきた!
今からこういう事情で名古屋へ行くと言ったら、驚いていた。
具合が悪くて、朝の電話の後爆睡してしまったのがこの騒ぎになったようだ。
会社には自分で電話を入れるし、今からまた寝るので来なくて大丈夫と言う。
迷ったけど、名古屋行きを取りやめた。
結局娘は次の日もう一日休んで、何とか体調を持ち直してきたようだ。

でも、娘は疲れてるんだと思う。
毎日のように夜10時か11時台の電車に乗って帰っているようだし。
若い女性をこんな時間まで働かすなんて……。

私はいつも娘には「会社より美貌の方が大事だからね!」と言ってる。
娘も「当然!」と返事をしてるから、大丈夫だと思うけどね……。

あ~、この会話は私たち親子独自の会話で、実際には「美貌」というのは存在しませんので、誤解しないでくださいね。



コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『石田徹也遺作集』

2006-12-17 23:00:41 | 私の本
静岡駅前の国1沿にある小さな駿府博物館で開催されている、「石田徹也展」を見てきた。
1973年焼津市生まれのこの若い画家は、去年の5月に事故で既に31才の生涯を閉じていた。

アクリル絵の具で描かれた大きな絵がたくさん展示されていた。
どの絵にも、画家自身のような青年が描かれ、学校やコンビニや病院やトイレや部屋の中で悲惨な姿をしている。
画面いっぱいに細密に描かれている不気味な現在社会の姿。
チケットに描かれている「囚人」というタイトルの学校の絵も、今の学校の息苦しさを表している秀作だと思う。

しばし立ちつくして見た後、この短く生きた焼津生まれの画家の遺作集を買ってきた。
家で開いて見ながら、グロテスクな絵だけど、若い画家の真面目な絵だなあ~と感じた。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

不合格通知

2006-12-14 22:35:05 | Weblog
今日届いた中国語検定3級の結果は、不合格通知でした。
昨日、中国語検定のHPに合格番号が載っていたので調べたら、私の受験番号がなかったので納得の通知でしたが。

リスニング、筆記とも合格基準点は65点なのですが、私のリスニングは60点でした。
だから、「合格基準点まであと1歩です。」ですね。

でもね~、中国語を聞いてすばやく理解するには、まだまだだもんね~。
もっと勉強を続けなさいってことですね。
ハイハイ、これからも一番苦手な、毎日こつこつを続けていきます。



コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

藤原新也『黄泉の犬』

2006-12-11 21:25:01 | 私の本
最近出版された藤原新也のこの本を読み終わった。
実はこの本は、1995年7月から1996年5月まで「週刊プレイボーイ」に連載されたものに、今回あることをやっと書き加えられ、出版することができた本でした。
いろいろ驚くことが書いてあったり、いろんな話が入り組んでいて、どれもおもしろかった。


大学を止めてインドへ行った若い頃の藤原新也の、そこで身近に出会う人間の死への受け止め方がシンプルでいいなあと思う。

「火葬との出会いは本当はそのような平和国家における小市民的エゴイズムを一挙にくつがえす手荒な場面だった。しかし、それがあまりにも自分の育った世界とかけ離れていたために私ははじめそれを見たとき戸惑ったんだ。人間が粗大ゴミみたいに目の前でどんどん燃やされていく。それが正しい光景なのか、間違っている光景なのか若い私には判断できなかった。というよりこんなに人間の生死があられもなく衆目の前にさらされ、丸見えになっていいのだろうかというおののきの方が先に立ってね。
 それで私は見つづけたんだ。一体これはなんなのだろうって。その不思議なマジックを来る日も来る日も見つづけた」


いつもながら、藤原新也の本を読むと何か刺激される。
今回気が付いたんですが、藤原新也さんて私より7才年上なんですね。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ひとりでランチ♪

2006-12-10 13:43:27 | Weblog
暖かい日曜日のお昼。
今週は名古屋に単身赴任のダンナは帰ってこない。
息子の仕事は休日出勤。

今日のお昼何にしようかな~と考えて、昨日いただいたばかりの新鮮なレタスが目にとまった。
そこで、同じくいただいた柿と玉ねぎと一緒にドレッシングで和えた、さっぱりサラダをたっぷり作る。
デザートは、やはりいただきもののキウイで。
このコーヒーも友達が送ってくれたもの。
パンとチーズだけが自分で買ったものかな?
ごまが練り込んであるパンにチーズを乗せて、オーブントースターで軽く焼いて、できあがり。

パンを乗せてるお皿は、骨董屋さんで見つけて毎日使ってるお気に入り。
ランチョンマットは最近100円ショップで買ったもの。

私はひとりでも食事は3回しっかり食べたい方。
日曜のお昼のひとりランチ♪~をパチリ。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

甲州印伝大好き

2006-12-08 22:05:53 | Weblog
毎日持ち歩いてるこの手提げバッグは、甲州印伝。
横長のいい形に、茶紫の色と、クローバー柄の模様が気に入っている。



甲州の名前が示すように山梨県の名産品です。
彩色した鹿のなめし革の上に、型紙で漆を模様付けした革工芸品です。




バッグの中の小物も甲州印伝ばかり。
財布とキーホルダーは、垣根柄のお揃いにした。
江戸小紋のようなこんな渋い柄が大好き。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする