爛漫日記

インターネット古書店 独楽知の、春爛漫ではなくて、秋爛漫?の日記です。

上海観光へ

2006-09-28 20:36:10 | trip
明日9月29日~10月1日の2泊3日で、上海観光へ出かけてきます。

今回の旅行は、私が続けてる週1回配達の仕事の会社が企画した、上海研修旅行。
同じチームの仲間と4人で行って来ます。
成田集合だから、静岡から明日の朝一番の新幹線に乗らなくちゃ。

成田に着いたら、団体様御一行だよ。
3時間で上海に着いて、1日目はみんな一緒に観光と大夕食会。
自由になるのは、2日目だけ。

今回は旅行ブックをあんまり調べてない。
でも、買い物も食事もぶっつけ本番で、なま中国を楽しんできま~す。
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映画「ゆれる」

2006-09-23 22:30:15 | 映画
昨日、夜のサールナートホールで、映画「ゆれる」を見てきた。
前評判が高かったからすごく期待して見に行ったので、ちょっと拍子抜けしてる。

いえ、香川照之もオダギリジョーも蟹江敬三も悪くないけど……、たぶん、映画のテーマのせいだと思う。
若い兄弟の確執という話に、あまり感情移入出来なかったのかも……。

最後の方で、古い映写フィルムの中に写っている幼い自分たち兄弟の姿を見て、弟役のオダギリジョーが涙を流すのも共感できなかった。

パンフレットに書いてある「あの橋を渡るまでは、兄弟でした。」というコピーも理解できない気がする。
「あの橋」は、渡っても渡らなくても兄弟だと思う。
ただ、幼い頃は無邪気に遊んでいた兄弟も、成長すればその関係は変化して、距離ができるのが自然だと思っている。


ところで、映画を見ていて一番気になったところは、映画のロケは私の故郷の山梨の景色らしいと気が付いたこと!
車のナンバーが山梨だし、道もなんとなく見たことがあるような気がするし……。

どこだろうと気になって、ネットで検索していたら、映画「ゆれる」の撮影は山梨県の富士吉田市の自分のおばあちゃんの家でやったよという人の日記を見つけた!
オダギリジョーのシャワーシーンは、うちの浴室で撮影しましたって!

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チャーリー・パーカー

2006-09-21 14:42:41 | 音楽
heironさんお勧めのチャーリー・パーカーのCDを探しに行ったら、私の探してるチャールス・ミンガスのと両方とも見つかった。



heironさんが言うとおり、11曲目の「I REMEMBER YOU」と13曲目の「CONFIRMATION」、いいですね。
綺麗なアルトサックスの音色に聞き惚れます。




この印象的なジャケットは、どこかのサイトでふと見かけて、昔見た覚えがあったので、heironさんに質問して、チャーリーじゃなくてチャールスだというのも思い出して、なんとなく気になったので探してきたのです。

う~ん、これもいいですね~。
1曲目の「ハイチ人の戦闘の歌」がかっこいいです。
3曲目の「ラブバードの蘇生」は、1955年に亡くなったチャーリー・パーカーへのオマージュだそうです。

チャーリー・パーカーは、みんなに愛されていたんですね~。
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映画「胡同のひまわり」

2006-09-19 16:39:26 | 映画
中国の若い張揚(チャン・ヤン)監督の映画、「胡同(フートン)のひまわり」を見てきた。

主人公は監督と同じ、1967年北京生まれの向陽(シアンヤン)。
物語は大きく3つに別れていて、向陽(シアンヤン)役は9才の少年、19才の青年役、32才の結婚した若者役の3人が演じていた。
成長を違和感なく感じられるほど、雰囲気の似ている3人で驚いた。

30年間で劇的な変化をとげた中国、舞台は北京、中国現代史の一面が要約された映画だった。
場面のあちこちに、5月に旅行に行った北京の風景が見られて嬉しかった。

文化大革命時代に思想改造用の集団農場へ送られて6年も労働に従事させられていた父親が北京の四合院に帰ってきて、9才の少年は違和感を持って再会する。
北京で急速に失われゆく四合院での子ども達の生活は、16年ほど時代が違うけど、服装も遊びも親たちの姿も似ている、日本の私の子ども時代が描かれていた。

青年になった向陽(シアンヤン)が、冬の天然リンクでスケートをする少女に出会う場所は、私が旅行中にボートに乗った、後海という湖の景色とよく似ていた。
昔は日本でも寒い地方では、湖が凍るとスケートをしたけど、今は氷が割れると危険だということで禁止されていると思う。
実際に割れて、映画では何回も湖に落ちる。

結婚してジープに乗る向陽(シアンヤン)は、高層マンションが建ち並び高速道路が走る今の北京で、倉庫を改造した部屋に住む若い画家。
ペンダントをして、奥さんの出産場面に立ち会いながらビデオカメラを回す、全く今の若者として描かれている。

この変化は私達の世代の変化よりも速い!
日本の変化の50年を、北京は30年で経験している!

この映画のもう一つの大きなテーマは親と子の対立。
日本人とよく似た俳優の、日本の親子とよく似た問題でけんかしていた。
父役、母役とも若い時から老人までを演じきって、2人とも迫力ある役者だった。

北京はさらに変わっていくだろうし、映画を見たらまた北京に行きたくなった。


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最前列で!

2006-09-17 23:34:11 | 音楽
静岡グランシップ・ジャズライブの第3弾は、山下洋輔・向井滋春・八尋知洋のピアノトリオ!
夜のグランシップは、なかなかきれいだね。



3人の名前の頭文字を取って、”室内楽団 八向山”と言うらしい。
ピアノの山下洋輔とトロンボーンの向井滋春と八尋知洋のパーカッションのトリオグループ。



友達と二人で、早めの夕食を食べながら少しワインも飲んで。
ずっ~と前にチケットを買ったので、座った席は最前列!



眼の前で、なま山下洋輔のピアノさばき!が見られた。
おしゃれなベスト姿に、白いパンツに白いスポーツシューズで、ピアノに挑みかかるような山下奏法をじゅ~ぶん堪能できた。

向井滋春は写真より白髪になって少し老けてた?けど、トロンボーンはグルーヴしてて気持ちよかった~。
1曲チェロも弾いて、チェリストぶりも見せてくれた!

大きな身体で若い八尋知洋は、多彩なパーカッションを見事に使いこなして、パワフルですご~くよかった。
口の中に指を入れて、ほっぺたも楽しい楽器にしてしまったよ!

会場を出たら、初秋の風がい~い感じの夜のジャズライブでした。
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谷内六郎「赤とんぼ」

2006-09-16 23:31:41 | 谷内六郎
夏が過ぎて初秋の雰囲気がしてきたので、額の絵を替えた。

谷内六郎画集から選んだのは、「赤とんぼ」


 赤とんぼ(文・谷内六郎)

 初秋の陽ざしがホロホロと草むらにカゲロウを燃やし、灯台の子は赤とんぼの赤い尾は海の夕焼雲から生まれたようだと思っているところです、秋になると食器のかげにも灯台の白壁にうつる屋根のかげにもデリケートなリズムがあるように思えます、灯台は大きな貝の殻です、人間が作った白い大きな貝殻は夜になると眼だけピカピカ光ります。
 ボクは旅行に行く時たいてい好きな絵の出ている美術雑誌を1冊もって行きます、時にはルソーの絵でありクレーの絵であり山下清の絵であったりします、旅館の部屋でしーんと絵を見ていると頭の中にすっかり吸収されるようです、しかし吸収したわりにボクの絵が発展しないでどうかと思うが、しーんとしたポツンとした一人の場所で絵を見ると、その絵を描いた人と話し合ってるような気持ちになって心がほのぼのします。



 
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コスモス

2006-09-12 23:46:35 | Weblog
9月になっても暑い日が続いていたけど、今日は小雨が降って少し涼しくなった。

玄関にコスモスの花。

やっと秋が来たかな。
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今日は整体の日

2006-09-06 19:00:02 | Weblog
今日は、月に1回通っている、整体の日。
事前に予約を入れておいて、いつも1時間、いろいろやってもらう。

デジカメを出したら、「ブログですか?」と言われた。
こうやって撮すの、私で3人目だって。



この整体師さんに月に1回やってもらって、もう4年になる。
きっかけは、青森のねぶた祭りのハネトをやったら右膝が激痛になって、わらをもすがるつもりで鍼灸師でもある彼を紹介してもらって、見事に治ってからだから。



原因は私の身体が歪んでいるから起こったというので、以来ずっと身体の歪み矯正をしてもらっている。
最初はいつも右足から。



こんな風に指先も、頭も背中もみんなやってくれる。
終わると、ほ~んとに身体がほぐれて、楽~になるよ。

最初にやってもらった時はまだ結婚してなかったのに、今は自宅でこんな治療院を始めて、一生懸命で勉強家なので、予約でいっぱいの盛況ぶり。
でもいつも、「精進します。」が口癖の真面目さ。
こちらこそ、ずっと身体のメインテナンス、お願いします。
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守ってもらえない……。

2006-09-03 11:31:50 | Weblog
ずっと気になっているニュース。
愛媛県今治市の中学1年生の少年がいじめられていると書いた遺書を残して自殺したこと。

テレビ映像で、中学の校長先生が、いじめられていることは把握していて関係者も努力していたけどもこういう結果になって誠に残念、というようなコメントをしているのを見た。
校長先生は「関係者」の筆頭ではないのだろうか?

小学校のクラスが同じ1クラスのまま継続するなら、中学になってもいじめのある集団が変わる可能性は少ないと思う。

辛い状況にいても、子ども達は守ってもらえない……。

でも、死を選択する決意をした時、学校へ行かない、という選択肢があることを思い出してほしいと思っている。
学校は命をかけて行くようなところではないのだから。
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谷内六郎「海のサイダー」

2006-09-01 16:07:45 | 谷内六郎
夏が終わった。
谷内六郎画集から選んだのは、気になっていた「海のサイダー」というタイトルがついた絵。

この絵に添えられた谷内六郎さんの文は、とても可笑しい。
谷内六郎さんの不思議さが伝わる文と、海にささったストローが素敵。


海のサイダー(文・谷内六郎)

 家と家のあいだにある海がサイダーに見えますザンすの、サイダーんすの。
 今年の夏も読者の皆さんより海山の便りをいただき有難うございました、夜中に女の人から来た便りをひろげハハハ最初は低めに、だんだん高くハハハハーッ、しかし女の人から便りがくれば教育界の権威で日本検事局総裁で仏教学連盟理事長で校庭に緑を植える会会長の人でもボボボボ程度の声で笑います、もし税務署から来た手紙を見て笑っている人がいればそれは悲痛を通り越した時に起こる神経のケイレンです、今は区役所のハガキもやさしい文です、○月○日、木銃及巻脚絆携行の事、定時ニ遅レタル場合ハ処罰セラルヘシ、セラルヘシという具合に電報みたいにテンテンがついてないのです。


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