爛漫日記

インターネット古書店 独楽知の、春爛漫ではなくて、秋爛漫?の日記です。

新年会(その3)

2007-01-31 22:04:32 | 着物
着付け教室の新年会は、割烹「にし堀」で。



着物と帯の組み合わせのバリエーションを5つ。
それぞれにいいよねえ~。











コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画「上海の伯爵夫人」

2007-01-31 00:59:28 | 映画
ジェイムズ・アイボリー監督。
カズオ・イシグロのオリジナル脚本。

時代は1936年から1937年8月の日本軍の上海爆撃の日まで。
盲目の元アメリカ外交官(レイフ・ファインズ)が、祖国を追われたロシア貴族の未亡人(ナターシャ・リチャードソン)と出会って、夢のバーを作る。
その元アメリカ外交官に憧れ近づき、結果的には裏切る日本人マツダ(真田広之が好演)を通して、その時代の日本の動きを感じさせてもらえた。

複雑な歴史の残る上海の街へ、また行きたくなった。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

苺!

2007-01-29 20:40:20 | Weblog
今日のもぎたての赤い苺!

私の住んでる所の近くの苺農家は、冬になるとハウス苺の最盛期で忙しい。
ここに住んでると、苺がふんだんに食べられるのが嬉しい。

この苺は「紅ほっぺ」。
甘くておいしい~!







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新幹線の窓から

2007-01-26 23:53:18 | Weblog
23日、東京に向かう新幹線の窓から撮った富士山。

新幹線から見える絶景ポイント通過中は、デジカメを出すのが間に合わず、そこを過ぎたところで撮影。

快晴の冬の富士山です。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新年会(その2)

2007-01-22 20:29:53 | 着物
明日の東京の新年会、今年は母からもらったこの着物を着ようかな。
15年前くらいにもらったものの、ずっと箪笥の中だった。



淡い色すぎて着るのに気後れしていたけど、今はなんだか着てみたい。
赤茶色の花織りの帯を合わせてみたら、新年会らしいかな?







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

谷内六郎『陽のにおい』

2007-01-21 20:53:52 | 谷内六郎
1月半ばを過ぎて、谷内六郎画集から選んだのは『陽のにおい』。
「するめ」が描かれたおもしろい絵です。

でも、もっとおもしろいのは、六郎さん独特の??な文章です。
絵に添えられた文を読むと思わず笑ってしまって、シアワセな気持ちになります。



陽のにおい(文・谷内六郎)

元旦や晴れて雀のものがたり、たしか一茶の句でしたね、この表紙のは元旦や晴れてするめのものがたりです、いかの口ばしは鳥と同じです、しかも鳥になるところだったのですが勉強や宿題をなまけていたので足が十本も生えて鳥になりそこないました、でもどっちにしても人間に食べられちゃうのでかなしいのです、それで白鳥という鳥などは魚でも鳥でもかなしいものだ、はかないものだという哲学者のような心で空をとんでいるのですね、白鳥は悲しからずや空の青、海の青にも染まずただよう、人間がヒューマニズムの精神からにわとりの羽根をむしって赤い羽根を作ります、肉はヒキ肉コマギレ百匁いくら、牛豚馬魚の眼はみんな涙でいっぱい、それで芭蕉がゆく春や鳥なく魚の眼は涙とうたったのですね。








コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『わたしの外国語学習法』

2007-01-16 11:20:58 | 私の本
ちくま学芸文庫の『わたしの外国語学習法』を読み終わって、感動してる。

ハンガリー生まれの現在90歳を越えたロンブ・カトーさんという女性の、14のヨーロッパ系言語と中国語、日本語を、ほとんど自国を出ることなく、純粋に学習という形で身につけた外国語習得術の本です。

訳したのは、去年の5月に56歳の若さで亡くなった米原万里さん。
「文庫版 役者あとがき」によると、この本は1981年に翻訳され、米原さんが翻訳刊行した唯一の本だそうです。
米原万里さんが、この本の魅力を言い当てているので、書き写しました。

「ちょっと大げさに聞こえるかも知れないが、本書との出会いが無ければ、わたしは通訳という稼業に就いていなかったと思う。少なくとも、今のような通訳者にはなっていなかった気がする。今のような、というのは、通訳以外の人々にその体験や観察や、そこから導き出される諸々の発見について語らずにはいられないほどに通訳という仕事を愛し面白がるような、通訳が仕事でもあり同時に快楽でもあるような通訳者という意味である。
 この快楽主義こそ、本書に一貫してみなぎる精神である。ロンブ・カトーさんの本質と言い切ってもよい。本来、退屈と苦行の代名詞だったはずの外国語学習を、比類無い快楽に化学変化させる方法を伝授してくれているからである。方法というよりも、生きるスタンスと言った方が正確かも知れない。伝授してくれるというよりも、感染させられると言った方が的を射ているだろう。」


私はこの歳になって、軽い気持ちで中国語という外国語の勉強を始めているんですが、この本を読んで「そうなんだ~」と思ったことは、

「外国語学習は毎日学習すること。」

という当たり前のこと。
ところが、これが私にとっては当たり前じゃなかったんですね。
振り返ってみると、これまでいろいろな事すべてに、「一日も休まず」というのをやったことがないような気がする。
やるべき事の直前に一気にとか、工夫して間に合わせるとか、ばかりしてきたような……。
「一日も休まず」ってことばの生真面目さがなんとなく好きじゃないというのは、私の不真面目な考え方だったのね。

だからこの発見?はとても新鮮!

「外国語学習は毎日学習すること。もしまったく時間がないというなら、最低10分はやること。」

やってみようっと!(できれば1日1時間半くらいの勉強が理想です。)
しかも好きな外国語の本を見つけてやってごらんというのも嬉しい。
今年はこれを実験してみようという気にさせられた本でした。






コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新年会(その1)

2007-01-13 15:48:57 | 着物
1月の半ばを過ぎると、恒例の新年会がある。
一足先に友達がホテルでの新年会に出席。

粋なグレイの縞模様の着物に、臙脂色地に白糸刺繍の袋帯。
お母上手作りのバッグは、古着物の柄がとても豪華。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

田村隆一『新年の手紙』

2007-01-11 20:49:10 | Weblog
昨日注文のあった、田村隆一の詩集『詩集1946~1976』を、いつもそうするように発送する前にぱらぱらと読んだ。
もう亡くなられて何年も経つけど、田村隆一はかっこいいお爺さんだったなあと思う。

お正月らしい素敵な詩を見つけたので、掲載させていただきました。


    新年の手紙(その一)

きみに
悪が想像できるなら善なる心の持主だ
悪には悪を想像する力がない
悪は巨大な「数」にすぎない

材木座光明寺の除夜の鐘をきいてから
海岸に出てみたまえ すばらしい干潮!
沖にむかってどこまでも歩いて行くのだ そして
ひたすら少数の者たちのために手紙を書くのがいい





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

手編みのニットスカート

2007-01-11 17:58:33 | 手編み

長~い時間をかけて、母がやっと編み上げたニットスカートを送ってきた。

二目ゴム編みで編んだニットスカート。
以前に編んでもらった黒いセーターと同じ黒い糸で編んだので、上下揃いのニットになった。
糸が細いので、なかなか編み進まなくて、2ヶ月くらいかかったようです。

母さん、ありがと!大事に着ます。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする