食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

『軽トラ勝手にドアロック』

2013年12月17日 17時16分53秒 | 日記

軽トラックの車検料の天井が見えないほど部品劣化が進んでいると車検工場からの電話

に慄(おのの)いたのはほぼ1年前のこと。年の瀬を何とか乗り切れそうだと思っていたの

に青天の霹靂、そして苦渋の選択で買い替えることにしたのは、ちょっと前のようにしか思

えないほど早い速度で時が経ってしまった。しかし新しい車がやってくると快適な軽トラッ

クライフを過ごしていた。どの車でも半ドア状態や車にキーをつけたままドアを開けておく、

またシートベルトを締めないととピーピーと警告音が鳴らされる。

畑に行き閉めたはずが半ドアだと五月蠅いこと。閉め直すまで警告は終わらないから、う

っとおしいのも事実。ならば前のトラックと同じようにドア開閉SWを殺してしまえば、半ドア

でもドアは常時閉となり警告音はならないから、我慢できないことはない憂鬱から解放され

る。そうした状態で使っていて何の問題は起きなかったから自信満々でドアSWを外して使

い始めた。前のトラックと違うのはキーレス・エントリーになっただけだ。

秋口のある日、車の中にキーを置いたままにして用を済ませ車のドアを開けようとすると、

ロックされていて開けることが出来なくなっていた。うっかりとして、ドアロックしたままドアを

めてしまったのかと、スペアキーで難を逃れた。

そして、何度かドアがロックされてしまうことがあるものの、窓が開いていたりして被害はな

かったから『変だなー』としか思わず、キーは車の中におかないようにして様子をみていた。

ある朝、私がトラックの荷物を整理している間に妻は用があり、玄関のカギを掛けて外出し

た。その時、運悪く車の中にキーを置いたままにしていた。ガチャ、と音がした。キーは車

の中。玄関のカギはかかっている。妻は外出。

四面楚歌の私、勝手口、ベランダの戸はカギが掛けられている。すると風呂場の窓が少し

空いているのを発見、スルスルとよじ登り小さい窓から勝手知ったる自分の家だから簡単

に侵入できた。スペアキーで難局を乗り切る。

その後も同様のことがあり車屋に状態を説明してみた。『キーレスでドアを開けてから30秒

過ぎてもドアを開けないと自動的にドアロックする』と説明があった。ドアSWを殺しているこ

とをすっかり忘れていたから、ドアを開けたままでもロックすることがあると回答していたから、

車屋は一度調べたいと言ってきた。暫くしてから、ドアSWのことを思い出しSWを元に戻し、

言われた通り試してみると、車屋の説明の通りで異常なしと判明。

私がドアSWを殺していたから思わぬタイミングでドアロックになる、何てことはない自業自得

のことだった。


『途中下車、ブダペスト空港』

2013年12月17日 16時58分28秒 | 旅行

私たちは初めての経験だった。ドーハ発ザグレブ行の飛行機はハンガリーのブダペスト

経由で行くものでブダペストのお客はここで降り、私たちは1時間ほど待機した後に1時

間ほどのフライトでザグレブに着く。上空から見える風景は大都会の雰囲気ではなく大き

く曲りくねったドナウ川沿いは開けた都市と農作地が入り混じったところのようだった。行

ったことはないが実際には中世を思わせる古い建物が並ぶ街並みだと思う。

会話の中で『何か国ぐらい行きましたか?』と聞かれることがある。行くと言うのは、どういう

定義になるのだろうか、ツアーや自分で行くぞと決めて足を地に着けた国を言うのか、今

回のブダペスト空港で待機したからハンガリーには行ったことがあるになるのか。

それではバスで通過した国は?トイレ休憩で立ち寄ったドライブインの国は?

定義は難しいことになる。どうでもいい事だが・・・どうなんだろうか?

ドーハからの飛行機は私たちツアー客が大半を占めており、ここで降りる客は少なかった。

目的地でもない所で大切な旅の時間を奪われ、監禁状態は迷惑千万なことなれど、これも

避けられないこと。飛行機が再び飛び立ち窓の外を見下ろすと下界の山々は白い雪を頂

き、まるで白い高原のようになっている。こうしているのも僅か1時間だから水平飛行から下

降にむけて体制を整え雲の中に突入し、ガガガッと車輪を出す音が聞こえた。

着陸すると極細かい雨粒の混じりの曇りだった。この空港もタラップを降りバスに移動して

から空港施設に移動する。こじんまりとした空港で混雑もなく入国手続きを終え、荷物が出

てくるのを待つ。荷物を受け取ってから両替タイムとなり窓口に並ぶ。

日本人は円からKnへの交換なのに私は$100札を5枚出したものだから、係員は咄嗟に偽

と思ったのか札を持って奥の方に行き暫くしてから戻って来た。昔からは偽$札は横行し

ており高額紙幣の$100札は鑑定機でチェックされることがあると聞いていた。そして次にパ

スポートの提出を求められた。完全に不審者扱いだ。と言うのも、私の前で円からKnに変え

ていた人はパスポーの提出など求められていなかったからだ。係員がとる行動などどうでも

いいこと、私はKnに変えて貰えれば。

交換を終えた人の話では1Knが18円くらいだと話していた。私の場合は83円で買った$を

交換しているから、再計算して云々は面倒だったからそのまま財布に収めた。軍資金を調

達したから、これで当面のことは心配しなくてよくなる。

 

         ドナウ川が蛇行するブダペスト近郊

              ブダペスト空港の上空

 

             クロアチアの首都、ザグレブ到着

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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