久慈地区の高等学校総合文化祭で、久慈高等学校演劇部の公演『眠れる君へ』を観てきました。
以前、本年4月2日に同作品の公演を見たのですが、今回の舞台は良い意味で全く別物の作品となっていました。
4月の公演の際には、才能あふれる作者の南朗子さんの世界に、表現がついていけていない感じがあったのですが、今回は、役者の表現力がこの物語を演じきれるところまで伸びていました。さらには、部員全体で世界観をきちんと把握し、その世界観を表現でできる音響・照明・舞台美術のスキルが格段にあがっていました。
総合的な力量が向上し、見事に調和のとれた圧巻の舞台として蘇っていたのです。
この作品であれば、県でも戦えるでしょう。
久慈地区からまた一つ新しい文化の風が吹き始めたといっても過言ではないでしょう。
10月17日(金)~19日(日)に、北上のさくらホールで行われるで岩手県高等学校演劇発表大会では、上位入賞を目指し、東北大会への進出を決めて欲しいと願っています。
久慈地区の演劇関係者は全力で久慈高校演劇部を応援していきましょう。
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