お雛様に思う、男と女

2015-02-25 19:47:39 | 恋と愛・結婚

                                                

お雛様と言えば、武田鉄矢さんかビートたけしさん(はっきりしないでごめんなさい)のお母さんのことです。

「家にはどうしてないんだ」と言って駄々をこねる、子供。

「これが、お雛様だ!!」と、タンスを少しずつ開けて段々にした、母。(笑)

ひらめきもあって、堂々とした母親です

 

このお雛様は、高さ10センチほどの豆雛です。

これも、対だな~と思ってしまいました。

 

世の中は、陰陽で出来ている。

裏と表、昼と夜、明と暗。。。そして、男と女。

なぜ、「あの人に惹かれるのかわからない」という問に、一番、簡潔明瞭なのは、男と女だからではないでしょうか。

そしてそれは、自然なこと。

 

お釈迦様は、人間の煩悩の中で一番苦しいものは、渇愛だから、それを滅ぼさない限り、心の平安も真の幸福も得られないと説いています。

渇愛とはエロスを伴った愛欲のことです。

成就できればいいのですが、そうならない時は、死ぬほど激しい苦しみが伴い、やつれたりする。

その苦しみを、人は、どうしているのでしょうか。

 

そして、それはいくつになってもあるのですから。

瀬戸内寂聴さんの、嵯峨野の寂庵に訪れる女性の悩みは、ほとんどが、病苦と愛欲の苦しみだそうです。

どうしてこんなことになったのか嘆き。。

嫉妬で苦しんだり。。

 

寂聴さん自身は、先月も、徹子の部屋で「私は、いつも恋をしているのよ」などと、笑って話されていました。

きっと、恋はしているけれど、それに囚われず、生への力にしているのだろうなと思いました。

ぜひ聞いてみたいものです。

それでは、また。


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