お雛様と言えば、武田鉄矢さんかビートたけしさん(はっきりしないでごめんなさい)のお母さんのことです。
「家にはどうしてないんだ」と言って駄々をこねる、子供。
「これが、お雛様だ!!」と、タンスを少しずつ開けて段々にした、母。(笑)
ひらめきもあって、堂々とした母親です。
このお雛様は、高さ10センチほどの豆雛です。
これも、対だな~と思ってしまいました。
世の中は、陰陽で出来ている。
裏と表、昼と夜、明と暗。。。そして、男と女。
なぜ、「あの人に惹かれるのかわからない」という問に、一番、簡潔明瞭なのは、男と女だからではないでしょうか。
そしてそれは、自然なこと。
お釈迦様は、人間の煩悩の中で一番苦しいものは、渇愛だから、それを滅ぼさない限り、心の平安も真の幸福も得られないと説いています。
渇愛とはエロスを伴った愛欲のことです。
成就できればいいのですが、そうならない時は、死ぬほど激しい苦しみが伴い、やつれたりする。
その苦しみを、人は、どうしているのでしょうか。
そして、それはいくつになってもあるのですから。
瀬戸内寂聴さんの、嵯峨野の寂庵に訪れる女性の悩みは、ほとんどが、病苦と愛欲の苦しみだそうです。
どうしてこんなことになったのか嘆き。。
嫉妬で苦しんだり。。
寂聴さん自身は、先月も、徹子の部屋で「私は、いつも恋をしているのよ」などと、笑って話されていました。
きっと、恋はしているけれど、それに囚われず、生への力にしているのだろうなと思いました。
ぜひ聞いてみたいものです。
それでは、また。