107歳生きるならきれいに生きよう・・・どう生きるかは自分次第

2015-02-21 21:34:53 | 最近読んだ本

                                                  

107歳で、ピアノを弾き、歌を歌い、声楽の個人レッスンをしている 嘉納愛子さん です。

白髪の優しいお顔がいい感じで、本を買いました。

とっても大きな字で、同世代の方を(皆嘉納さんより若い(笑))励ましている本です。

 

あの、赤とんぼなどで知られている、山田耕筰さん等と一緒の時代を過ごされました。

息子さんを亡くされたことがきっかけで、音楽の道へ。

また、60歳でご主人を亡くし、それから一人暮らし。

お子さんの死が、今では、大きな意味があったと考えられています。

 

若いころに戻りたいとは、考えない、今が一番幸せ。

歌をこんなに長く続けられたのは、「好きだったからでしょうね」

 

取り立ててやっている健康〇〇はないようです。

おしゃれが好きで、食べることも好きで、好奇心が旺盛で、楽天的で明るい。

 

「もっと上手に歌いたい、美しい日本の心を伝えたいという思いを持ち続けて、気が付いたら100歳を超えていました。

様々な幸運に恵まれました。誰かが守ってくれているのでしょう。

だから、私は、人生に感謝しています。。。」

 

きっと、声も出なくなる、病気など、年をとることの苦しさがあったと思いますが、過去のこととして、忘れている。

あるいは、それを楽しく受け入れている、明るさ故のことでしょうか。

 

元気で長生きされている方に共通なのが、好きなことを楽しくやること。

きっと、好きなことは、心を癒して、嫌なことを忘れさせるのですね。

 

でも、ただ待っていても、誰もそれを与えてくれない。

楽しくやることが出来るのは、自分だけ。

どう生きるかは、自分次第だと思いました。

それでは、また。