2月6日 ラジオフリーアジア
http://www.rfa.org/english/news/2006/02/06/uyghur_religion/
中国当局は西北部の新疆地域でムスリム少数民族に対する抑えつけを厳しくしており、政府職員、国家の職員、(共産)党員、場合によっては女性もすべてモスクに入ることを禁止した。
ラジオフリーアジア(RFA)ウイグル語サービスに送られてきたある新疆ウイグル自治区の貧しい南部のモスクの門の上に掲げられた通告を写した一枚の写真が示しているものはムスリムに対して礼拝に参列することを禁止するものであった、――ムスリムは1日に5回礼拝しなければならないのに。
「以下の者はモスクに入り宗教活動を挙行することを禁じられている。」と通告には読める、それは主要なムスリム民族であるウイグル人の言葉で書かれており、アラビア文字が使われている。
一、共産党員および共産主義青年団員
二、国家職員、労働者、および退職者
三、十八歳以下の青年
四、五、は地方政府職員と女性である。そのようなジェンダー制限がほのめかされたのは最初のことである。
1人のこの地域最大のモスク、カシュガル、エイティガールモスクのイマーム、つまりイスラム教師はこの制限を確証した、彼の当初の返事は中国共産党の政策へ直接な批判を避けることを目的としているようだった。
イマームのぎごちない反応
新疆のモスクで誰が礼拝することを許されているのかを聞かれて、そのイマームは答えた。「全ての人、全てのイスラム信仰者は許されている。」
しかし他のモスクでの制限に突き合わされると、彼はそのような規則がエイティガールにもまた存在することを確認した。
「同じです。私たちのエイティガールモスクについても同じです。」イマームは答えた。
何人かのムスリムたるウイグル人はラジオフリーアジアにある部類に分けられる人は日常の礼拝にモスクに参列することは出来なく、大きな祭りであるラマダン(断食月)の終りのEid al-Fitr(ローズ祭)やアブラハムの息子イスマイルの思いやりを思い出す為に羊や山羊が供えられるEid al-adha(犠牲祭)の為の参列も出来ないのだと言う。
「ウイグル人は北京政府に中国国家に対する少数民族の民族主義の脅威としてみなされている。イスラムがウイグル人の民族アイデンティティの基礎部分として認識されているので、中国はウイグル民族主義感情を従属させる手段としてイスラムをつぶす為に過酷な手段をとっている。」人権団体 「中国人権」の上級ディレクターSharon Homは言う。
「モスクの壁には18歳以下は禁止という通告がある。そして毎回の村の集会でそれについて話される。」カシュガル近くの村のある農民は言う。
その農民はまた政府職員がモスクに対する厳しい監視を続けていると言う、誰が来て誰が去ったのかを記録している、禁令を破ったものには1000元から5000元の罰金を命令するのである。
「最小単位の地域の首長から学生まで、全員がモスクは禁制である。祭りの礼拝の為であっても許されてはいない。」
彼は女性教師が宗教信仰に固執した為、2年間収監され、20年の勤務の後に解雇されたという事例を話した。
「もし、ひとりのイマームが政府の言うことに従わなかったなら、従うイマームを政府は指名するであろう。」彼はRFAのリポーターGulfekreに話した。
祭りに特別手当なし
ウイグル人ムスリムのほかにカザフや回族ムスリムも北京政府の新疆における宗教政策に傷ついている。
「全ての民族の融和はうまくいっている。」ある回族の男性は言った。「しかし私たちが祭りを祝うときに手当てや補助はない。漢族の人たちが祝うときに彼らは特別手当をもらう。だから私たち少数民族も祭りを祝うときは何がしかを得るべきである。しかし何もない。」
2005年のヒューマンライツウォッチと中国人権のレポートでは北京はウイグル人に対する宗教的制限を極端に強めていると非難している。
全世界のムスリムの皆さん、こういうのにも抗議してくださいよ。
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