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引越しいたします。

元「政治犯」ウイグル人 レビヤ・カディールさんアメリカ議会での証言3

2005-04-30 23:15:05 | ニュース

その2からの続き
2002年12月18日そのとき合衆国国務省、民主主義・人権・労働問題担当国務次官補
ローン・クレナー(Lorne Craner)氏がウルムチを公的代表団の一員として訪れました。彼は新疆大学で私たちの国の人権について話しました。私たちにとってそれは地震のような衝撃でした。私たちはこの私たちの首都、すなわち中国人の鼻先で、公開で私たちウイグル人の人権について話したことが信じられませんでした。ある人々はこのとき、私たちの民主的自由の夢がついに到来したのだと考えました。私たちはクレナー氏の旅の結果として、確かにウイグルの自由の夢を希望的に感じたのです。クレナー氏の訪問はウイグル人にとって感動的な瞬間でした、しかし政治的な成行きが待っていました。クレナー氏のスピーチに刺激され、新しい組織がウイグル民主党として出現し、2003年1月7日クルジャ市の壁に中国人が東トルキスタンから出て行くことを要求するビラが貼られました。2003年2月5日(注、ソノママ)ローン・クレナー氏の訪問から43日後、中国政府はボルタラ、カシュガル、コイタン(ケイトン?)、チョチェク、そしてウルムチでこの事件に関係した15歳から20歳の350人のウイグル人を逮捕しました。中国の、特に東トルキスタンの囚人について情報を得ることは非常に困難です。
私がが逮捕された理由は、私がウイグル人の人権に注意を払ってくれるアメリカの人たちに陳情書を書いたからです。私は手紙の中で10の懸念を略述しました。
1.ウイグル人のための教育と私たちの母国語の侵食
2.急速な社会変化と疎外感に続いて、若いウイグル人に麻薬常用が増大すること。
3.ウイグル人にHIV/AIDS感染者が増えること。
4.漢族中国人の新疆への流入がウイグル人に与える衝撃
5.政府のきびしい出産計画政策。強制堕胎と妊娠中の女性に対しての医療援助の欠如
6.中国人の移入によって引き起こされる環境への損害、および資源の搾取
7.宗教的自由の欠如
8.ウイグル人の生活への増大する脅威と広がる貧困
9.すべての政治犯の釈放の必要と死刑の執行停止
10.政治犯に対して公平な裁判の必要と彼らの法的権利の促進。
私は1998年8月11日(注、これもソノママ、実際は1999年ではないか?)にウルムチで逮捕されました。最初の45日間、中国の警察官は1日に2回私に質問しました。彼らは私の独房に入ってきて、私の独房から私を小さな部屋に連れて行ったものでした。ときどき彼らは脅迫的であるか、現実に脅しました。警察官が特に私に繰り返して質問したのは「お前とアメリカ政府との関係は何だ」というものです。私は答えました。「アメリカ政府と私はまったく何の関係もありません。私はアメリカの人たちを愛しています。」私はこのことに何の問題があるのかわかりませんでした。中国の警察は同じ質問を90回行いました。私は同じ答えを90回答えました。
今、もちろん、私の自由は合衆国政府のおかげです。人権、自由、民主主義は合衆国の外交政策の基本的見地です。私は個人的に、皆さんの支援に表現できる恩義があるどころではありません。私は私の同胞たちもまた、私たちの自由と民主主義への闘争への合衆国の支援を見つめつづけるであろうことを理解しております。

http://www.uhrp.org/features/kadeer_chrc_statement

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レビヤ証言を分析してみる。レビヤさんはアメリカ... (kok)
2005-05-04 23:01:50
レビヤ証言を分析してみる。レビヤさんはアメリカ議会人権コーカスというところで証言を行ったようであるが、ソースは「ウイグル人権プロジェクト」だけでまだ、人権コーカスのサイトでも見ることができない。訳して載せてしまったが本物なのかは確定していない。
日付の間違いなのであろうところが、2箇所見られる。
本来、レビヤさんは監獄内でまったく情報から遮断されていたはずであるが、トホティ氏やメメット氏のことを問題にしていたのは意外な感じであった。また、ウイグル民主党事件については、不覚にも知らなかった。獄中のレビヤさん地震の体験についても証言はあったが、それよりもアメリカ国務省の国務次官補の新疆大学でのスピーチがそのウイグル民主党誕生と一派逮捕事件のきっかけとなったことが注目される。

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