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中国の抑圧でウイグルの若者が危機的状況に(その2)

2008-02-11 22:53:17 | ニュース

(その1)よりのつづき

ボルチモアのジョン・ホプキンス大学保健学部研究所准教授であるクリス・ベイラー氏はウイグル人ドラッグ使用者の大部分は「驚くべきほど男性ばかりでかつ若い」と示す。

准教授は新疆は中国の地域別で雲南省に次いで麻薬注射とHIV汚染に冒されていると加えた。雲南省はミャンマー、ラオス、ベトナムと国境を接する南西部の省である。

強制労働、誘拐

「そしてウイグル族は不幸なことに人口比に比例せず多くドラッグとHIVに冒されている。」ベイラー准教授は言った。

ユニセフは最近に新疆でのHIV感染者数は2007年末に20,000人に昇っていたと推定した。

ラビア・カーディルさんはウイグルの子供たちが時折、犯罪組織に誘拐され中国の東の都市で泥棒として強制的に働かされており、またウイグルの少女たちが就職の見込みがあると騙された後に性労働あるいは強制労働のために人身売買されていると言った。

しかしウイグル人の自身の文化やイスラム伝統は彼らを助けるためにはだんだん無力となっている、と彼女は付け加えた。

ウイグルの18歳以下の子供は中国の法律によって宗教活動への参加やモスクへの出入りが禁止されている、そして何百人ものウイグル青年が現在新疆の都市や町の通りをさまよっている、ととラビアさんは言う。

「もしも中国政府が本当にウイグル人について心配しているのならば」「それらの子供たちは通りでバッグを売ったり、靴磨きをしたり、乞食をするのでなく学校へ行っているだろうに。」

民族差別

合衆国国務省スポークスマンは、昨年の新疆での人権侵害は「広範なものであり組織的である。」と語った。
「中国政府は厳しい文化的、宗教的抑圧を続けている。」「公安装置は新疆での被拘束者と囚人の何人かを扱うのに拷問と侮辱的方法を採用していた。」
「中国政府の新疆への漢族中国人移入奨励政策は漢族人口の増大の結果をもたらし、ウイグル人の中に憤懣の根源を残している。」

2007年の世界中の人権状況についての報告書において、国務省は「中国の国境地域の少数民族の多くは教育されておらず、漢族移住者に有利な就職差別は国営企業群においてさえ重大な問題のままである。」と言う。

新疆生産建設兵団が2006年の6月に840名を新疆ウイグル自治区から新卒雇用したと発表したが、「ほとんどすべて」の欠員は漢族中国人のために指定されていた、と国務省は報告している。

「民族差別は、新疆ウイグル自治区、内モンゴル、チベットなどの地域において深い憤懣の根源であった。」

増大する漢族人口

営業時間内の電話とEメールで中国大使館と中国の保健担当職員にコメントを求めたが、答えが帰ってくることはなかった。

中国政府の統計によれば、漢族中国人の人口は全体の1949年には6%だったのが2005年には40%に増えている。 漢族中国人は政府の計画から非構成比的に給付をもらって経済を発展させている。

比較的に繁栄している省都ウルムチでは、ウイグル族の人口構成比は80%から20%に落ちており、より深い怒りをウイグル人に起こしている。

専門家は、公式統計は何千人もの「一時的な」長期の任務でのこの地域の漢族労働者を省いていることによって、漢族人口を低く見積もっていると言う。


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