沈黙したウイグル人経済学者
3月26日RFA(自由アジア放送)香港
http://www.rfa.org/english/news/uyghur/uyghureconomist-03252009174253.html
忌憚なく発言する中国の少数派出身のエコノミストが沈黙させる為に「信じ難い脅迫とと圧力」に直面している。
イリハムトフティ教授、RFAより
中国当局はほとんどがイスラム教であるウイグル族出身の卓越した経済学者に彼が中国のウイグル政策を批判した後、公式に話したり書いたりしないように警告している、彼に最近あった同僚や友人が語った。
イリハム・トフティ氏、北京の中央民族大学の経済学教授は「通常どおりに勤務している、しかし授業の後は国家公安警察に毎日尋問されている。」
彼の友人が匿名でインタビューで答えた。
他の友人は同じく匿名で、トフティ教授はメディアで話した理解たるすることをしないように警告されている、と語った。
「イリハム・トフティ教授のウェブサイトは閉鎖されている、この状況がどれ位長く続くのかわからない。」友人の一人が語った。
3月12日のブログエントリーで、トフティ教授自身は書いた。「私は私の読者に謝罪する、しかし私はしばらくの間沈黙しなければならないと言い渡されている。私は今、信じ難い脅迫と圧力に直面している、しかしいかなる事が起ころうとも、友人には動じるなと頼んでいる。」
水曜日に連絡が取れた中央民族大学経済学部の職員たち、公安、そして宣伝部はトフティについてのコメントや所在を言うことを拒んだ。
忌憚ないインタビュー
今月初めのインタビューで、トフティ教授は厳しく彼の生まれた西北部新疆地域での中国の政策を批判した、その中で教授は失業が最も大きな問題でありつづけており、住民は現在の長の下で苦しんでいると語った。
「失業問題は1950年代から新疆に存在する。」イリハム・トフティ氏は一週間のフランスでの学術交流の後に北京の自宅に帰った後にRFAウイグル語放送のインタビューで答えた。「いかなることが起ころうと、、、私はそれでも失業問題については話す。」
彼はまた激しく、新疆政府主席のヌリ・ベキリを能力がないと批判した。
「私は彼には資格がない、、、と思う。なぜ彼が新疆主席になったのかわからない、私には彼が資格のある主席と認識することはできない。」とイリハム・トフティ教授は言った。
「ヌリ・ベキリはウイグル人を心配することはしない。彼は新疆の社会穏定と安全をいつも強調する。新疆は発展している、しかし人々は貧困の中に生活している、とりわけウイグル人は。ウイグル自治区の中で適用されるべき法律は実行されてはいないのである。」
イリハム・トフティ教授は彼自身の安全を恐れていると言ったが、中国の議会の年次総会、全国人民代表大会が開かれて、ヌリ・ベキリ主席が新疆での分離主義者の起こす動揺に対して「さらなる激烈な闘争」を警告したときを同じくして話をしたのである。
3月12日のインタビュー以来のイリハム・トフティ教授の電話番号への何回もの電話に応答はない。
2月末のラジオ・フランス・インターナショナルでのインタビューで、トフティ教授は合衆国に17人のグアンタナモ湾の収容施設にに留め置かれているがテロ容疑が晴れているウイグル人を中国に送還しないように求めた。
中国は17人の送還を要求しつづけている、しかし人権団体は17人が中国での迫害に直面するであろうと言う、そして合衆国は彼らが移住可能な第三国を探しつづけている。
WUC:ヌリ・ベキリは適切な主席ではない。
http://www.uyghurcongress.org/Jp/News.asp?ItemID=1236246580
前記事:新疆主席を批判したウイグル人大学教授
http://blog.goo.ne.jp/kokkok2014/d/20090307
民族差別
2月22日から3月1日までフランスに滞在している間その移民政策を研究したトフティ教授は、また中国においてのウイグル民族に対しての人種差別に声高に反対した。
「フランスと比べて、人種差別は中国では広まっている、特に雇用機会においてである。人種差別は中国、フランス双方で法律で禁止されている、しかし両国でのこれらの法の施行の違いは信じ難い。」イリハム・トフティ教授は語った。
中国はウイグル人分離主義者が新疆で動乱を扇動していると非難する、昨年8月にその広大な沙漠の地域で暴力の波が襲った、北京オリンピックの開会前と期間中は特にそうであった。
それらの暴力は1,294人もの人々が国家安全危害容疑で拘束されたと政府が発表した取締りを誘発した。
サイト閉鎖
2008年中ごろ、中国当局はトフティ教授が2006年に発足させて漢族中国人とウイグル民族の間の理解を進めようとの目的であったウェブサイトを閉鎖した。
トフティ教授によれば彼の漢語のウェブサイト、ウイグルオンラインがウイグル人の海外の「極端主義者」にリンクしていたと当局に告げたのは仲間のウイグル人であった。
そのときは、トフティ教授は12の民族の67人の人々を採用して、全員ボランティアだったが毎日100万ページビューを数えたときもあった、コンテンツは中国語で発行され、ウイグル族、漢族、朝鮮族、チベット族や他の寄稿者が執筆した。
ウイグルオンラインは後に再開したが今6回目の閉鎖を受けている。
イリハム・トフティ氏は公式な経歴によれば、1969年10月25日アルトゥシュ市生まれ、長春の東北師範大学と北京の中央民族大学経済学スクールを卒業した。
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