第192回秋の臨時国会は、平成28年2016年9月26日(月)召集 内閣官房長官が伝達
衆議院議院運営委員会と参議院議院運営委員会は、おのおの、平成28年2016年9月14日(水)の午後1時半から理事会を開きました。 菅義偉・内閣官房長官が、両理事会に出席(陪席)し......
第192回秋の臨時国会は、平成28年2016年9月26日(月)召集 内閣官房長官が伝達
衆議院議院運営委員会と参議院議院運営委員会は、おのおの、平成28年2016年9月14日(水)の午後1時半から理事会を開きました。 菅義偉・内閣官房長官が、両理事会に出席(陪席)し......
三四郎なのかな・・・おととい頃からの日経新聞などの報道で、そうかなあと思っていましたが、さきほど民進党代表選挙の投票用紙を見たら、茨城県内の住所に、9月12日(月)必着がしめきりとなっているので、こ......
[写真]岡田克也・民進党代表(当時、現・民進党常任顧問)、2016年5月、東京都新宿区で、筆者・宮崎信行撮影。
岡田克也元外相は、平成29年2017年9月6日(水)、アメリカなどが国連安保理に提案する見通しの北朝鮮への石油禁輸について、
「原油を直ちにすべてストップするということに、様々なリスクがある」とし「段階的に北朝鮮への原油の輸出を減らしていく。まずは、50%減らすとか、1か月止める」として、即時の全部禁輸ではなく、段階的または一時的な禁輸をするよう促しました。
これは、同日の、メルマガ、ホームページ、ファイスブックページなどのSNSで発信しました。
岡田さんは北朝鮮がICBM(大陸間弾道ミサイル)という運搬手段に乗せる核弾頭について、水爆(水素爆弾)の実験に成功したとの内外の受け止めについて、「非常に深刻な事態になったと思います」と吐露。
岡田さんは「核実験については、北朝鮮の映像を見ると、小型化を含めて、かなり核技術の進展が見られ、2~3年は大陸間弾道ミサイルに小型化した核を積むことはできないだろうと言われていたのが、1年程度の猶予期間しかないのではないかと言われています」としました。
そのうえで、岡田さんは「大陸間弾道ミサイルに核を載せて、アメリカ大陸まで届くようになる。これがアメリカにとってレッドラインだとすれば、それまでの間に、北朝鮮を核兵器の凍結、断念の話し合いテーブルに着かせなければなりません」とし、1年以内の外交努力が必要だとしました。」外交努力については、「日韓が協力して、アメリカ政府に働きかけ」るべきだとし、軍事的な攻撃に躊躇している、共和党トランプ政権への働きかけを強め、中露に働きかける枠組みを求めました。
岡田さんは「これだけの事態の切迫を見れば、やはり原油を止めるという次のステップまで行かないと、到底、北朝鮮が話し合いに応じることはない」としました。ただ、即時全面禁輸ではなく、部分的だったり、一時的な禁輸を提案しました。岡田さんの発言にはありませんが、アメリカが日本に対する航空機燃油の割り当てをゼロにするなどの石油禁輸をしたことで、大日本帝国軍が真珠湾攻撃・太平洋戦争の暴挙へと転落していった歴史を念頭に置いたものとみられます。
なお、筆者・宮崎信行は、週刊金曜日2014年6月3日号に「野党一の安全保障の論客」と書いたことについて、天木直人・元レバノン大使にYahooニュースで「笑わせるではないか。大変な持ち上げようである」と反論されました、私としては、レバノン大使がなんぼのもんじゃい、といったところですが、週刊金曜日の伊田浩之副編集長が、同誌ウェブサイトで「『週刊金曜日』を批判する天木直人氏への反論」を掲載してくれています。
それはさておき、ことは深刻です。
[岡田克也さんのSNSから全文引用はじめ]
◇◆かつやNEWS◆◇2017年9月6日号
編集・発行/衆議院議員岡田克也事務所
北朝鮮の核─強力な制裁で北朝鮮を話し合いのテーブルに着かせる努力を
北朝鮮が6回目の核実験を行いました。先般の我が国上空を通過した弾道ミサイルの発射とあいまって、非常に深刻な事態になったと思います。
特に核実験については、北朝鮮の映像を見ると、小型化を含めて、かなり核技術の進展が見られ、2~3年は大陸間弾道ミサイルに小型化した核を積むことはできないだろうと言われていたのが、1年程度の猶予期間しかないのではないかと言われています。
大陸間弾道ミサイルに核を載せて、アメリカ大陸まで届くようになる。これがアメリカにとってレッドラインだとすれば、それまでの間に、北朝鮮を核兵器の凍結、断念の話し合いテーブルに着かせなければなりません。時間はなく、事態は極めて深刻だと思います。
先の国連安保理の制裁は、従来と比べると一歩前進と評価できると思いますが、しかし、これだけの事態の切迫を見れば、やはり原油を止めるという次のステップまで行かないと、到底、北朝鮮が話し合いに応じることはないと思います。
もちろん、制裁は、制裁のための制裁ではなく、意味のある話し合いを行うための制裁です。原油を直ちにすべてストップするということに、様々なリスクがあるとすれば、段階的に北朝鮮への原油の輸出を減らしていく。まずは、50%減らすとか、1か月止めるとか、いろいろやり方はあると思います。
中国やロシアも含めて、歩調を合わせられるように、ここは、日本外交が問われている、そういう事態だと思います。
武力行使ということになれば、韓国や日本に大きな影響が及ぶことが極めて高くなります。「あらゆる選択肢がある」と言うトランプ大統領に対して、それを「高く評価する」と言った日本政府、安倍総理の発言は不用意なものです。今重要なことは、強力な制裁を行うことによって、北朝鮮を話し合いのテーブルに着かせることです。
日韓が協力して、アメリカ政府に働きかけ、日米韓で、中国とロシアに歩調を合わせるよう求めていく、日本政府にしっかりとした外交努力を求めたいと思います。
[岡田克也さんのSNSからの全文引用おわり]
(C)2017年、宮崎信行。
北朝鮮と九州北部豪雨で閉会中審査がありました。
【衆議院災害対策特別委員会 平成29年2017年9月5日(火)】
「九州北部豪雨など、平成29年梅雨前線に伴う大雨」の閉会中審査がありました。参では先月10日(木)にありました。
委員派遣の報告は、秋葉賢也委員長自ら行いました。秋葉さんは「JR九州鉄道橋の崩落は、流木が堰き止められ、その圧力で流された」と語りました。これには、SNS上でも「鉄道橋が落ちていたことを知らなかった」との反応が見られました。この後の質疑では、政府参考人として、林野庁森林整備部長が呼ばれました。1年前の岩手沿岸北部の豪雨でも流木で橋付近で川があふれ、私の知人の兄2人が経営するクリーニング店2つが水に浸かってしまいました。林野行政の失敗で今の部長になじるのはお門違いですが、流木の被害について、やり場のない怒りを自民党全体が罪の意識を持って受け止めてほしいと感じます。
質疑前に、小此木八郎防災相が就任あいさつと被害状況の政府報告。福田峰之副大臣と山下雄平政務官(参)もあいさつしました。
質疑では民進党の小宮山泰子さんがティアラ姿で登場。「この委員会は特別委員会だが、定例日がある」として、定期的に開催するよう求めました。
【衆議院外務委員会】
国際情勢に関する件として一般質疑がありました。中山泰秀外務副大臣が登場。先の国会の会期末前後にスキャンダル懸念があったので、元気な姿を見せたかったのかもしれません。中山さんは「閉会中に地元を回ると、勇ましいことを言う人も多い」として、武力攻撃を求める声もあるが、政治家としての矜持を見せたいとしました。
きょうは多くの時間、河野太郎外務大臣は、電話会談などで、外す場面がありました。遠山清彦さんが公明党の党是にしたいが「国連事務総長に仲介してほしい」と求めました。原口一博さんの、電子パルス攻撃に関する質問では、外務省は質問通告がなかったとしました。ただ、やり取りからは、質問通告を受けながら答弁したくなかったのではないかとの勘繰りたくなる対応でした。
北朝鮮非難決議を全会一致で可決し、終了しました。
【参議院外交防衛委員会】
一般質疑として、北朝鮮の水爆実験などの問題を審査。この委員会では、日報問題でも閉会中審査をしました(その日の衆側は安全保障委員会)。最後に委員長自ら読み上げ「六者協議共同宣言、日朝ピョンヤン宣言に違反している」とする抗議決議を採択しました。
北朝鮮問題、これからどうなるんでしょうね。
このエントリーの本文記事は以上です。
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[お知らせおわり]
Miyazaki Nobuyuki
北朝鮮がミサイル発射。通算3回目の日本列島の通過となりました。総務省消防庁は、発射4分後にJアラートを出しました。私はラジオで聞き、すぐに屋内避難しました。
発射から1時間。落下物などは無い、と政府は発表。総理と官房長官は既にテレビの前で話しました。総理はやや慌てていましたが、許容の範囲内です。
仮に、大陸間弾道ミサイルだと、過去二回と違い、北朝鮮と、日米韓との、戦術的な段階で、新しい段階になりそうです。
街は落ち着いています。車はちょっと少なめかな。
後は、政府、大新聞、地上波テレビを見てください。
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蓮舫氏が1面コラム、マンガ、川柳、政治面で批判・揶揄さる蓮舫氏への批判・皮肉が、平成28年2016年8月25日(木)の朝刊各紙で噴出しました。 読売新聞の1面コラム「編集手帳」=画像=は、「蓮舫さんよりも長く人間をやっているが、誰かを......
[写真]財務省に咲く白百合、旧大蔵省と同じ建物、2016年3月、筆者・宮崎信行撮影。
gooニュース=朝日新聞=(小川是・元大蔵次官が死去 消費税の導入支える)をはじめとする、平成29年2017年8月25日(金)の各報道によると、
小川是(おがわ・ただし)さんが、亡くなりました。享年77。
通例、事務次官の訃報は、このブログで書いていません。
ただ、「おがわこれ」という呼称が、霞が関・永田町・日本橋本石町では通例です。新聞にはこれが載らないので、ブログの特性と思い、かかせていただきました。
もう一つ、筆者・宮崎信行が日経新聞首相官邸番記者を始めた時の、大蔵事務次官です。
同省大臣出身の橋本首相のもと、次官や主計局長は、なかなか苦労があったようです。主計局長がサシで1日3回、総理執務室に呼ばれ、帰り際に私が「宿題は終わりましたか?」と尋ねると、顔を真っ赤にされたことがある主計局長を指揮する事務次官が小川さんでした。私は政治部ですから、「宿題」がなにかは、実はまったく知らないで聞いていましたが、いずれにせよ、1996年から1997年までの、小川是事務次官は苦労が多かったようです。
小川さん自身は東京出身ですが、小川家は、三重県いなべ市出身で、衆議院の選挙区は三重3区。小選挙区導入以来、日本を代表する政治家である、岡田克也衆議院議員が連続して当選しており、国士を生む土壌があるようです。
このエントリー記事の本文は以上です。
蓮舫氏、「1人区は特殊だ」と発言、「私がたたかった東京選挙区では、社民党、共産党、野党は敵だ」[写真]蓮舫氏、2015年3月、東京・永田町で、筆者・宮崎信行撮影。 蓮舫氏は、平成28年2016年8月23日(火)、東京・有楽町の日本外国特派員協会(FCCJ)で、講演と質疑応答......
gooから来る無料サービス「1年前の記事」で、次のような2本が来ました。
働き方改革関連法案(同一労働同一賃金法案)の提出が後半国会にずれ込む見通し、当初会期内成立微妙に
今月、平成28年2016年8月に発足した、第3次安倍第2次改造内閣は、「同一労働同一賃金などを実現する、働き方改革」をスローガンにあげ、担当大臣を設けました。 さっそく、「内閣官......
「働き方改革関連法案(同一労働同一賃金法案)の提出が後半国会にずれ込む見通し、当初会期内成立微妙に」
1年前の記事ですが、労働者派遣改悪法「1日施行」を「31日施行」に追い込んだ死闘、意外と同僚議員も知りません
労働者派遣法改悪法案「9月1日施行」延期の方向性、参議院野党共闘で壮絶な闘い続く【平成27年2015年8月20日(木)参議院厚生労働委員会】 「労働者派遣法改革法......
「1年前の記事ですが、労働者派遣改悪法「1日施行」を「31日施行」に追い込んだ死闘、意外と同僚議員も知りません」
ということになります。
これは1年前の記事と、1年前の「そのまた1年前の記事」になりますので、インターネット社会の無限の情報のなかで、訳が分からなくなります。まとめると、「2015年8月に、安保法制に隠れて労働者派遣法改正をめぐって参議院野党が死闘を繰り広げていたことを忘れるな」という話と、「安倍内閣は2016年8月の改造で働き方改革を打ち上げたが、その法案の提出は2017年4月以降に遅れそうだ」ということを、1年前の言っていたということです。
ようやく、1か月後からの秋の臨時国会に法案が出るはこびとなりました。官邸主導だけに、厚労省側から、理念法案を出したいという情報も出てきています。
私自身、失われた20年が始まった1997年からの、ブラック企業の被害者だけに、働き方改革には積極的に取り組みたいところです。労働者派遣法改悪では、ガイドライン戦争法(平和安全法制)との2本建てを迫られながらも、我ながら健闘したと考えております。
ところが、なかなか気乗りしたい面もあります。ブラック企業対策の先陣を切ってきた、NPO「POSSE」の代表、今野晴貴さんの主張が、私の気持ちを代弁してくれていると考えます。なお、ブラック企業の厚労省の定義は「若者の使い捨てが疑われる企業」ですが、私の場合は「長時間労働企業」の定義が自分自身の経験になります。
今野著「ブラック企業日本を食いつぶす妖怪」(文藝春秋、2012年)はその112ページで、ブラック企業の怖さとして「民事的殺人」ということを説明しています。今野さんによると、民事的殺人とは、被害者が権利行使の主体としてはあたかも「殺され」てしまっているかのような状態である。職場のことを思い出すだけで、過呼吸になる、涙が止まらなくなる、声が出せなくなる。徹底的に追い詰められた恐怖の経験が、彼らから法的な権利の主体であることを奪い去る。ブラック企業からの側とすれば、この状態こそが「完全にリスクをヘッジした状態」なのである。今野さんは、このように書いています。
電通正社員だった、高橋まつりさんという女性が、4月に入社し、12月に自殺しました。私の経験からすると、ほぼ鬱病発症前のタイムスケジュールだったと考えます。一つ疑問なのは、仏教への帰依があつい私としては、「12月24日」を特別な日と扱うのは、電通が押し付けた恋愛消費主義の特徴であり、高橋さんの行動にはジレンマを感じます。また、高橋さんのように能弁な母親を、私は持ちませんが、私は先祖代々の土地資本家であることから、自分は今生きながられているという自覚があります。
過酷なブラック企業の被害者から、今、本来の、使用者階級に戻った私は、働き方改革関連法案には、アイデンティティークライシス(自分の立場が分からなくなること)を起こしそうです。もちろんそれ以前に、今野さんが指摘する、民事的殺人(未遂)の恐怖が筆を重くするかもしれません。
「なぜ辞めなかったのか」という疑問を抱く方々には驚きましたが、どうやらそれは本音のようです。ただまあ、閉鎖的な陰湿な日本社会、土地が限られた大量破壊大量消費経済の象徴である働き方改革関連法案については、それなりにしっかりにらみを利かせていきたいと考えています。
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NHKニュースによると、長島忠美・自民党衆議院議員が、ゆうべ、平成29年2017年8月18日(金)夜亡くなったそうです。享年66。心より哀悼の意を表します。
お盆シーズンですからニュースを見逃していた方も多いでしょうが、16日付で、倒れたとの報道がありました。そのときの、事務所発表のコメントは、おおかたの大人なら極めて厳しい容体だろうと分かる文面でした。とはいえ、わずか3日の出来事。驚いている人も多いでしょうし、後援者のみなさんは無念でしょう。
長島さんは当選4期で、復興副大臣をつとめました。もともと、新潟県中越地震で、自治体全住民避難のさい、ただ一人持つ衛星電話ともに殿(しんがり)をつとめた村長さんとして、全国的に話題になりました。その後、郵政解散で、比例単独で当選。小泉チルドレンに。国会内では、素朴な村長さんのイメージではなく長くやっているベテランの先生という威厳。卒業した学校法人東洋大学の理事長も、先輩議員から受け継いでいたようです。
長島さんは小選挙区に転じており、新潟5区選出です。このため、平成29年2017年秋の統一補欠選挙は、(2010年区割りの)青森4区、新潟5区、愛媛3区の、少なくとも3つ以上行われることになりました。9月15日までの欠員が10月第4日曜日にまとめてやることになっています。
新潟5区は、前回長島さんが57%の得票で圧勝。ところが、生活の党の候補者(現参議院議員)も33%獲得。もともと、民進党の地盤があるところなので、民共社自の統一候補が8%のスイングをとると、勝利することになります。逆に、自民党が3勝となると、民進党代表がいきなりつまづくことになります。
それにしても、この3選挙区。すべて自民党衆議院議員が亡くなったことで欠員が出ました。各々、51歳、66歳、61歳。体力自慢の国会議員がこれほど若く相次いで亡くなるのは異例。第47期になってから、衆議院自民党は議員会館に明らかにピリピリしたムードになっていますが、解散も近くなってくると、いろいろな心労がある、ということは断定的に推測していいと考えます。
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Miyazaki Nobuyuki
昨日の「PKO南スーダン日報」閉会中審査について、宮崎信行のコメントが載りました。
毎日新聞の2017年8月11日付の第一社会面に、コメントが載っています。よろしくお目通しください。
[写真]2017年8月11日付毎日新聞第一社会面、宮崎信行撮影。
また、この記事は、昨晩から今朝にかけて、Yahooニュースで、トップになっていました。ポータルサイトのニュースアグリゲーターとして独走状態となっている、ヤフーニュースのトップ記事の中に名前が載っているということで、反応がどうなのか、今後寄せられるかどうか楽しみにしたいと考えます。
[画像]Yahoo!ニュースのパソコン版のトップ画面、2017年8月11日の午前5時前後、宮崎信行がキャプチャー。
[写真]ヤフーニュースのスマホ版、2017年8月11日の午前5時ごろ、宮崎信行撮影。
ニュースメディアは百花繚乱ですが、どの媒体でも、安心・信頼の「宮崎信行」統一ブランドで発信していきますので、お引き立てください。
このエントリー記事の本文は以上です。
実は平時の尖閣諸島を助けてくれない、日米同盟 平和安全法制の真実
平和安全法制は、昨年4月に署名した、「日米防衛協力のための指針(いわゆるガイドライン)」を国内法にしたものです。 この2015年再改定版ガイドラインは、平時において、米軍は......
[写真]国会議事堂の中央部・皇居側にある、常任委員長室の天井とシャンデリア、2017年6月、筆者・宮崎信行撮影。
当ブログ「宮崎信行の国会傍聴記」は、きょう7日(月)で開設10年となりました。
感謝申し上げます。
今後ともよろしくお願いします。
宮崎信行拝。
「ロングテール」(long tail)をご存じでしょうか?
「ロングテール」とは、「商品売上推移のグラフで、ニッチな商品が恐竜の長いしっぽのように見えることから命名された現象」(最新基本パソコン用語辞典第4版、秀和システム)のことです。
ブログで言うロングテールは、投稿・公開し、長い年月、中には9年以上経つのに、今でも毎日、数PVから数十PVある記事。
ブログ「宮崎信行の国会傍聴記」は10年間で、5500本以上の記事を投稿し、今も公開しています。この中で、きょうも、読まれている「ロングテール」10本を紹介します。
なぜ、ブログでロングテールが起きるのか? これは、ブログというものは、ホームページと違って、新規公開した記事(エントリー)には、固有の新しいアドレス(URL)が自動的に付与されます。このため、新しいアドレスに、「グーグル先生」こと、Google検索のロボット、「グーグルボット」が巡回することになります。私のように毎日更新している場合は、毎日、巡回を受けていること成ります。日々、Google全体のデータベースに何らかの貢献をしているのです。
この10年間のグーグルの技術は、多くの関係者が思う以上に進化しました。ですから、タイトルに含まれていない、固有名詞の検索で、当ブログを訪れている人もいます。
ブログの読者は、9割以上既存読者。それ以外の入口は、ほぼ、Googleの検索結果画面です。それが、2017年の現状。9割以上が既存読者なのですから、新規公開記事は、投稿翌日には、PVは半減以下になります。
しかし、その後も、グラフの横軸(時間軸)が右に行っても、縦軸(PV数)が「恐竜の長い尾のように続く」記事がロングテールです。
なので、ここに挙げる10本は、すべて投稿時にはロングテールになるとは思っていなかった記事です。この10本について、私がお礼を言うべきは、運とグーグルの2つ。ロングテールには、その後、追記を加えたりして、手直しを入れたりしていますが、ほとんどが投稿時の原文のまま、公開しています。
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●ブログ開設10年。
ブログ開設10年を前に。
当ブログ「宮崎信行の国会傍聴記」は、しあさって、10周年を迎えます。平成19年2007年8月7日から平成29年2017年8月7日、そしてこれから・・・ということになります。
●10年間、常にインターネットの最新情勢で変化してきました。
開設時は「国会傍聴記by下町の太陽・宮崎信行」。SEO(検索エンジンの最適化)をねらって、「国会」ないし「国会傍聴」の文字を何が何でも、左側に出したくて「by」という英語の前置詞を使いました。「下町の太陽」は、「太陽」が、私が民主党員であることを暗示し、また、このタイトルの映画の主役が私と同郷であるという意味合いがありました。ただ、「下町の太陽」はさほど定着せず、私が信仰しないアニミズムを信仰する方を慮り、IC(アイデンティティの統一化)のために、全媒体を通じて「宮崎信行」を左側に出して、宣伝とメディアの信頼性を高めようとして、改題しました。
3650日強で、1696万PV強、414万IP強となりました。1日平均では、4650万PV前後、1135IP前後で推移しています。
10年間続けて来て、政治ジャーナリストとして復権を果たせたのと、10人くらいの人と再会したり、出会ったりしました。特筆すべきは、原稿執筆・テレビ出演依頼は、ほぼすべて、このブログに明記したメールアドレスを通じてのものでした。
ブログ文化は、この10年間、「ミニブログ」と呼ばれたTwitter、「実名だから信頼できる」FaceBookが台頭しながらも、ブログは続いてきました。この間の大きな変化は、Yahoo検索からGoogle検索へと影響力が移る中で、他のブログとのリンクやトラックバックによるSEOが見直されたこともあり、ブロガー同氏が互いのブログに言及しない方向性となったことでしょう。つまり、ほとんど変化していないということが言いたいわけです。
●本を読まずに始める新規ブロガーに懸念。
さて、この記事で言いたいことは一点。新規ブロガーの中で、あまりにも、本を読まずにブログを始める人が多かったことです。
例えば、2007年に私は3冊本を読みました。2017年にも私は2冊本を読みました。実際にはそれ以上に読んでいますが、ここでは、2、3冊だけ読んだことにします。
[ブログを始める前、2007年に読んだブログ本3冊]
まず、ムック(雑誌のような本)で、「みんなのブログ Vol.7 (Impress mook) 」です。この本で比較して、「goo」のサービスを使うことにしました。
続いて、「できるブログ gooブログ対応 改訂版 (できるシリーズ) 」です。これで、技術的なことを学びました。なお、上記の写真は「gooブログ対応版」を改めて買い求めたときのものです。
そして、「とっておきの秘技 人とお金が集まるブログ作りの秘伝書 」です。これで、SEOを研究しました。
[ブログ開設10年を前に、2017年に読んだブログ本3冊]
「ゼロから学べるブログ運営×集客×マネタイズ 人気ブロガー養成講座」 。菅家伸(かん吉)さんが、電子出版したものが、紙の本として数カ月前に出版されたものです。
「プロ・ブロガーの 必ず結果が出るアクセスアップ テクニック100 ファンにも検索エンジンにも好かれるブログ運営の極意」。これは、コグレマサトさんとするぷさんの共著です。
これらの著者である、ブロガーは、みな、ブログ開設10年で、PV数は当ブログの数倍から十倍程度のブログを運営している人です。
この10年間で、ブログ運営をめぐる技術は発達したことがよく分かります。ただ、ブログ運営そのものはたいして変わりません。
新規ブログを開設するにあたって、本を読まない人があまりに多い。それは地図を持たずに旅に出ることと同じです。
出版大国、識字率99%の我が国で、本を読まずに、ブログを始める人が多いことに、この10年近く、懸念を持っていましたので、今回これを強く言いたいと思います。
このエントリー記事の本文は以上です。