第27回参議院議員通常選挙の自民党の事前情勢調査が初めて流出。連立与党の自民党、公明党は、6年前比・3年前比で議席を減らしながらも、「自公で全体過半数」は維持する見通しで、石破茂内閣が2年半は続く可能性が高まりました。衆議院の少数与党は変わりませんから、「自公+国」「自公+立」「自公+維」のいずれかの枠組みをかたちづくらないと一本も法律が通らない状況は変わりません。
流出した情勢調査は、「5月16日から18日まで」の金土日としていますが、どういうわけか「令和4年」と3年前のイヤーが記されていますから「分かる人にはちょっと変だと分かる」ディスインフォーメーション(敵を攪乱させる意図的な誤情報)が混ざっていると考えられます。
流出したペーパーでは、32ある1人区は、自民党が20勝、立憲が6勝、国民が1勝、その他が5勝(与野党ほぼ半々ずつ)となっています。国民1人区1勝は玉木雄一郎代表が半年前に示した擁立目標と同じですから、元の鞘に戻ったという印象です。
2・3・4人区では、自公と立国が分け合う情勢。共産の2人区はゼロと予想されています。また、4人区の大阪府選挙区で、維新の新人2人は当選確実圏内に入っておらず共倒れの公算もある現状ですが最終的に1議席以上は獲得できると考えられます。6人区の東京都選挙区でれいわ新選組は議席を獲得する見通しで、現在候補予定者はいませんが、超大型新人でなくても議席を獲得できる可能性が濃厚。
比例代表は、自民15、公明6、立憲11、国民6、共産4、れいわ3、維新2、保守2、参政1、社民ゼロ、NHK党乃至みんなでつくる党はゼロと分析。
自公が5議席を減らしても立憲が5議席を増やすため「ザイム真理教系3党」の総議席数は変わらない見通し。一方、国民民主党とれいわ新選組の「MMT系2党」は12議席を増やす予想となっていることから、向こう2年半の国会では、基礎・給与所得控除の「178万円の壁」への1・2年時限措置の改正をめぐる議論などをプログラムとして、「自公国3党税調」が再度注目されていくことも予想されます。
投票率や無党派層の動向により、7月20日とみられる投票日の情勢は大きく変化します。
流出した情勢調査は、「5月16日から18日まで」の金土日としていますが、どういうわけか「令和4年」と3年前のイヤーが記されていますから「分かる人にはちょっと変だと分かる」ディスインフォーメーション(敵を攪乱させる意図的な誤情報)が混ざっていると考えられます。
流出したペーパーでは、32ある1人区は、自民党が20勝、立憲が6勝、国民が1勝、その他が5勝(与野党ほぼ半々ずつ)となっています。国民1人区1勝は玉木雄一郎代表が半年前に示した擁立目標と同じですから、元の鞘に戻ったという印象です。
2・3・4人区では、自公と立国が分け合う情勢。共産の2人区はゼロと予想されています。また、4人区の大阪府選挙区で、維新の新人2人は当選確実圏内に入っておらず共倒れの公算もある現状ですが最終的に1議席以上は獲得できると考えられます。6人区の東京都選挙区でれいわ新選組は議席を獲得する見通しで、現在候補予定者はいませんが、超大型新人でなくても議席を獲得できる可能性が濃厚。
比例代表は、自民15、公明6、立憲11、国民6、共産4、れいわ3、維新2、保守2、参政1、社民ゼロ、NHK党乃至みんなでつくる党はゼロと分析。
自公が5議席を減らしても立憲が5議席を増やすため「ザイム真理教系3党」の総議席数は変わらない見通し。一方、国民民主党とれいわ新選組の「MMT系2党」は12議席を増やす予想となっていることから、向こう2年半の国会では、基礎・給与所得控除の「178万円の壁」への1・2年時限措置の改正をめぐる議論などをプログラムとして、「自公国3党税調」が再度注目されていくことも予想されます。
投票率や無党派層の動向により、7月20日とみられる投票日の情勢は大きく変化します。