歌舞伎好きには

前に「吉三節分」という小唄が大川端の場だということをブログに載せて、ゆうこさんにお稽古したのですが、もう一つ「緋鹿の子」というのが浜松やの強請りの場なのを思い出し、続けてお稽古しました。歌舞伎が解ってないとつまらないというか、できないというか、歌舞伎好きのゆうこさんにぴったりの日本舞踊です。可愛らしい印象のゆうこさんにもっと悪党面にしてとか、世話物なんだから、踊り方もこうよなんて、普段と違う自分を楽しめるのが日舞の良さですね。ゆうこさんも振りを一回やってみてニタリとしてました。教える私もホント楽しい

そんなに緊張しなくてもよいのです

最初のお稽古の方は３階まで、準備が出来たと内線電話を貰う事になっています。で、今日のトップバッターはゆみちゃん、あみちゃんの大学生コンビでした。受話器を取ると、ゆみちゃんが上ずった声で「ア！学習院のだれだれ、だれだれ、準備完了しました！」思わず「ようし！出発進行！」と言いたくなりました。降りて行くとにっこり笑って、こんにちはとご挨拶。いつもの様子です。聞いてみたら電話を私に掛けると思うと緊張するそうです。そういえば、お昼ごろ、我が家に明日のお稽古を休まなければならくなったとえみちゃんからの電話も、私が出ると「アー」と悲鳴のような声が第一声で、私は新手の振り込め詐欺かと一瞬思ったほど。（実はちょっと前に若い男の子の泣き声で振り込め詐欺と思われる電話があったのです。）えみちゃんはもう社会人だし、鯉絵門下になってもう３年くらいになるのに、上がるようです。日本舞踊の先生というと、特別の人なのかしら？いいえ、お稽古場ではみんな楽しそうにお稽古しておしゃべりしてるから、目上に電話ってのが緊張するのでしょうね。

皆の目標

いつまでも若々しく美しく歳を重ねたいと、誰しも願う所ですが、うたこさんは西川鯉男稽古場の皆が憧れている存在です。町会や花園神社のお世話役、どんぐり会という新宿の旦那衆の古典芸能を楽しむ会の主要メンバーとして、忙しい毎日の中を遣り繰りしてお稽古に励んでらっしゃいます。鯉男門下と成って３０年は過ぎたでしょうベテランです。あんまり年齢は言いたくないけど、傘寿になった所なのに、軽やかな身のこなし、テンポの良い会話といい、全く年齢を感じません。目下習っているのは小唄と日本舞踊、それに又常磐津も復活するそうです。若さの秘訣は？の質問に「芸事をやってることと若いシトとも付き合う事かしら」と江戸っ子らしく答えてくれました。身近に目指す方が居るというのは本当に幸せな事です。

かなり暖かでしたねえ

このまま春になるのでしょうか。それは甘いね、まだまだ寒い日はあるのでしょう。今日の日舞のお稽古は単にしちゃおうかと思うほどでした。試験が終って、お休み続きだったあみちゃん、ゆみちゃんが連れ立ってやってきました。この子達の偉い所は休んでも振りを忘れてないこと。きっと浚ってるのでしょう。私の求めていることは頭で分かるけど、まだ身体がいう事を聞かないという段階です。これはヒトエに回数をこなすしかありません。身体で覚えることだから。３月から後輩を連れてくるそうで、新人は手が掛かってパワーが要りますから、寒暖の差に風邪などひかぬよう、手洗い、うがいの励行を心がけます。

嬉しい電話

１１月の半ばからお仕事の忙しさと本調子でない体調からずっとお休みだった、あきのさんから３月には日本舞踊を再開できそうとのお電話がありました。１２月まで連絡しあっていたのに、今年に入ってぷっつりになってしまって、仲の良かったゆうこさんと案じてた所でした。心配した体調も回復して、なのに今インフルエンザで、でもこれはもう直ぐ治りそう。連絡がつかなかったのは、PCがフリーズしてたそうな。まあこちらも必死で連絡取る気なら電話すればよいのですが、あきのさんはお忙しいしと遠慮してたんです。踊り初めに去年は会社の新年会と重なってダメ、今年は具合が悪くてと中々出席できませんでした。来年こそは参加できますように。そんな先のことより、春といっしょにお稽古場にいらっしゃると思うと、楽しみです。

すこーし暖かくなってきたような

「子守り」「玉や」という日本舞踊はまあ早間に属するものの、新宿産経学園は小田急ハルクなので空調がしっかりしていてかなり汗をかきました。それから横浜に清元を習いに行きました。「三千歳」という歌舞伎にも良く出る曲をお稽古中です。３月の研究会の演目です。もう、邦楽の本に広告が出ていて「梅紫壽」の名前も印刷されちゃっていて、焦ります。梅丸、紫壽文両先生の出し物の３枚目でこのポジションはかなりの高音部を担当します。風邪などひかぬよう、頑張りましょう。

隠れ家的イタリアンはいかが？

知らなければ絶対通りかからない裏道にある「たまキャアノ」を紹介します。日本舞踊西川鯉男稽古場からは徒歩10分くらいでしょうか、明治小学校の裏のカウンターだけの小さなイタリア料理店です。この頃この辺りじゃ有名になってきちゃって、予約しないと無理です。予約して行くと、女性シェフらしく、一言メッセージに名前を入れて待っていてくれるのも嬉しい心使いです。女友達とカップルでゆっくりできます。値段もリーズナブルで、女3人で食べてビールとワイン1本で1万ちょっとでした。ゴルゴンゾーラなんか好きですねえ。
江東区深川２－１８－１２　３６４１－１５４２　お休みは日、月、祝日

祝日でもお稽古

んー今日休んじゃうと四日間にならないので、お稽古日にしちゃいました。
やっぱり来た方は少なかったけど、、、まあ予約制ですから時間は判ってましたから問題ありません。お稽古が終った後、「有頂天ホテル」を見に行くと言う裕子さんに触発されて、私も行きたくなりました。明日、見て来ようかしら？日本舞踊から歌舞伎っていう趣味も通じてますが、笑っちゃう映画もいいですよねえ。

今週の金曜日はお休み

鯉絵のお稽古は月６回を基本としています。土曜日４回金曜２回ということは金曜は２回はお休みになる訳です。ただこれは基本で、土曜日しか来られない方、逆に土曜日はダメな方は金曜と水曜になど、かなり柔軟に対応しています。
休みの日には、曲を準備したり、今度教えるものを浚ったりするのですが、
今日はやっと暖かくなったので嬉しくて猫のように窓から入る陽にゴロゴロしてました。
日本舞踊に触れない珍しい１日でした。

木曜日も門前仲町

１時から３時半まで、夜は７時から鯉好のお稽古なので、私は今日は習うばっかりです。
教えるには習わないと、、、日本舞踊に限らず、教える事それ自体大変に勉強になるのですが、やっぱり自分でも習って勉強しなければ出来ません。芸事をしていると、同じ事の繰り返しで毎日単調になるって事はないですね。